2010年9月17日金曜日

vol.309 徒然草の三ヵ条

 ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 兼好法師の『徒然草』を読むたびに、示唆に富んだ言葉に満ちている、と僕は感心させられる。

 第七十九段  「よくわきまへたる道には、必ず口重く、問はぬ限りは言はぬこそいみじけれ。」
 第八十五段  「偽りても賢を学ばんを、賢といふべし。」
 第百四十二段  「子ゆゑにこそ、よろづのあはれは思ひ知るられ。」

 上に挙げた3つの言葉は、とりわけ優れており、まさに人の世の真理とも言うべきで、僕が常日頃から肝に銘じていることでもあるのだ。

 以下は余談。
 男は仕事だという考え方(価値観)がいまだに根強くあります。が、それは妻子持ちの男の場合であろう。僕のような独身男は、実のところ、今の正直な自分を続けていくだけで精一杯です。付け加えるならば、女にも女の生き方があり、僕はそれを尊重したいと思っています。

 今日は9月17日。K君、お誕生日 おめでとう。

 「東海・旅の足跡」は東海地区で発売されている月刊誌『バイクガイド』に連載中のツーリング・レポートです。ご一読いただき、ご感想をお寄せいただければ幸いです。

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