ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。
昨日のうるう日は、僕がいつもお世話になっている「木端の会」の共催ということで、名古屋市中川区にある中川文化小劇場で開催されたカルチャートークプラス(講演会)「円空さん」に足を運びました。講師は円空学会理事長の長谷川公茂氏で、僕が長谷川先生の講演を聞くのは、これで2回目となりました。
上の写真が会場の様子で、長谷川先生は円空さんの生涯(その境遇や母への思いなど)を辿りつつ、今回は中川区での開催ということで、とりわけ地元の荒子観音寺の円空仏について、持参したパネル等を用いて、丁寧に解説されていました。
僕は長谷川先生が唱える「人は皆、阿弥陀さまの元から、この世に使わされた(掛け替えのない)存在で、やがていつかは阿弥陀さまの元へ帰って行く」という説法のようなお話に、自らの心がほっと安堵するのを感じました。
講演の合間には、円空学会常任理事の小島梯次氏にお願いをして、小島先生の書いた『行動と文化』13号を抜粋した小冊子「荒子観音の円空仏」にサインを頂戴しました。
また、NHK文化センター名古屋教室の講座「円空仏を彫る」の講師である長谷川信行先生からは、木端仏のお手本を宿題として頂戴しました。
この場を借りて、お世話になった方々へ感謝の言葉を述べると共に、円空彫りに精進しなくては、と心を新たにした次第です。
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