東海地区のさまざまなスポットをレポートするコーナー。円空仏や岡本太郎、全国消防カードといった僕が大好きなものを通じて、ツーリングの楽しさを伝える、ちょっとした埋め草のようなブログです。
2013年4月30日火曜日
vol.688 長久手市 前熊寺の円空仏
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昨日は長久手市へ足を運んで、円空仏を巡拝しました。
少し前の更新(vol.685)で書きましたが、三光院のご住職さまからご紹介いただいた某寺院を再訪して、円空仏の薬師如来坐像を特別に拝観しました(非公開の薬師如来坐像は拝観不可ということで、寺院名と円空仏の写真を割愛します)。
次に同市内にある前熊寺を訪れて、円空仏を拝観しました。
下の写真が前熊寺です。
下の写真が前熊寺の円空仏で、韋駄天像です(写真は前熊寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
韋駄天像は庫裏に安置されており、厨子に入って、天井近くに祀られていました。ご住職さまに理由をお聞きしたところ、元来より高い場所に祀られていたから、と。思い起こせば、数年前に拝観した等覚寺の韋駄天像も、同じような場所に祀られていました(vol.283)。
円空さんは多種多様な仏さまを数多く彫られていますが、韋駄天像は数が少ないと聞きました。僕がこれまで目にした円空仏の韋駄天像は、荒子観音寺、等覚寺、千体仏地蔵堂、地蔵寺、前熊寺の5体となりました。
前熊寺
愛知県長久手市前熊橋ノ本18
(前熊寺では通常、円空仏の拝観を行っていませんので、くれぐれもご注意ください。)
前熊寺のご住職さまには、連休中で急なお願いだったにもかかわらず、円空仏を拝観させていただき、ありがとうございました。この場を借りて、お礼申し上げます。
2013年4月29日月曜日
vol.687 津島市 雲居寺の円空仏
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前回の更新からの続きで、昨日のことになりますが、藤まつりが開催されている津島市へ足を運びました。
津島市内にある千体仏地蔵堂と貞寿寺の円空仏を巡拝後、雲居寺の円空仏を拝観しました。
下の写真は雲居寺の山門です。
雲居寺もまた千体仏地蔵堂と同様に、藤まつりのイベントである「まちなかスタンプラリー」のスタンプポイントになっていました。
下の写真が雲居寺の円空仏で、観音坐像です(写真は雲居寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
観音坐像の背面には、円空さんの書いた梵字が判読できました。そして、何よりも雲居寺の観音坐像は、可愛らしくて、一宿一飯のお礼に彫られたものだと、ご住職さまが力説されるように、手にとってみると、優しく、温かみのある笑顔でした。
雲居寺
愛知県津島市北町32
(雲居寺では通常、円空仏の拝観を行っていませんので、くれぐれもご注意ください。)
ご住職さまの口から、「どうぞ遠慮なく、いくらでも好きなだけ見て行ってらっしゃい」と嬉しいお言葉をいただき、また、実際にそうさせていただいたことで、感無量でした。さらに拝観後は、ご住職さまが「今日は暑かろう」とおっしゃって、僕は冷たいお茶をご馳走になりました。
いつものように拝観のお礼にと、僕が彫った観音坐像の模刻をご住職さまに手渡して、奉納したことは言うまでもありません。
文末になってしまいましたが、雲居寺のご住職さまには、写真撮影等にて、大変お世話になりました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。
2013年4月28日日曜日
vol.686 津島市 貞寿寺の円空仏
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今日は「藤まつり」が開催されて、千体仏地蔵堂がご開帳されることから、津島市へ足を運びました。
千体仏地蔵堂の管理人さん(母堂とご子息さま)と昨年の夏以来(vol.583)、久しぶりにお会いしました。お二人の元気なお姿を拝見して、前回と同様に温かく迎えていただき、とても嬉しかったです。
千体仏地蔵堂は藤まつりのイベントである「まちなかスタンプラリー」のスタンプポイントになっていたことから、僕も少しの間、津島東高校の生徒さんと一緒にボランティアのお手伝いをしました。
話題は変わって、津島市内には、千体仏地蔵堂の他にも、市の文化財に指定されている円空仏が貞寿寺にあることから、特別に拝観させていただきました。
下の写真が貞寿寺の入口で、画面奥が山門です。
貞寿寺は尼寺で、僕が円空仏を所蔵する尼寺を参拝したのは、これで3度目になります。
下の写真が貞寿寺の円空仏で、観音坐像です(写真は貞寿寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
庵主さまのお気遣いによるものらしく、観音坐像は木箱に入って、座布団の上に鎮座されていました。寒いのが大の苦手な僕としては、これならば冬も暖かろうなどと、呑気なことを思ったりしました。
貞寿寺
愛知県津島市今市場町2丁目18
(貞寿寺では通常、円空仏の拝観を行っていませんので、くれぐれもご注意ください。)
庵主さまには、本日いけばなのお稽古で大変お忙しい中、ご無理なお願いをお聞き届けいただき、お礼申し上げます。
2013年4月27日土曜日
vol.685 長久手市 三光院の観音堂
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今日は所用で長久手市に足を運んだことから、前回の更新(vol.684)で書いた三光院へ立ち寄りました。
下の写真が三光院の観音堂です。
僕のお目当てだった庄中観音堂の前身の建物は既になくなっていました。
ご住職さまの説明によると、伊勢湾台風でびくともしなかったそうですが、時が経つにつれ、瓦が落ちたりしたから、とのこと。観音堂の虹梁(こうりょう)は前身の建物から流用されていると教えていただきました。
僕は円空さんも目にして、その下をくぐったであろう虹梁を自分の目と手でしっかりと確かめました。これで充分満足で、何より三光院のご住職さまのご親切な心遣いがとても嬉しかったです。
三光院のご住職さまからご紹介いただいた某寺院を訪問した後、名都美術館へ行き、特別展「仏像彫刻の美 江場琳黌 琳觀」を観覧しました。
以下は余談。
ゴールデンウィークが始まったことで、道路の混雑状況を予測するのが難しいです。
2013年4月21日日曜日
vol.684 庄中観音堂の春の弘法まつりと円空仏
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今日は季節が逆戻りしたかのように冷たい風が吹きつつも、天候が回復したことから、当初予定していた尾張旭市にある庄中観音堂の「春の弘法まつり」へ足を運びました。
庄中観音堂の小さな境内では、総代さんが前日から準備したという幟がはためいていました。
観音堂に安置されている5体の円空仏と久しぶりに再会。
下の写真が庄中観音堂の円空仏で、薬師如来坐像と阿弥陀如来坐像です(写真は庄中観音堂から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
庄中観音堂の近くにある某寺院から、「おっさま」がお越しになられて、お経を上げている最中、春の弘法まつりということで、お参りにやって来た親子連れや町内の人たちに、お菓子が配られました。
僕はおっさまとお話をして、参列した皆さんと一緒に、お菓子とお茶をご馳走になりました。また、いつものように、お礼の気持ちを込めて、僕の彫った模刻を手渡させていただきました。
庄中観音堂
愛知県尾張旭市庄中町南島1443
(ご開帳は原則として毎月18日)
総代さまから、ご開帳日のスケジュール等をご教示いただき、後片付けのお手伝いをして、最後まで参列した皆さんと一緒に、庄中観音堂を辞する際(下の写真がそれです)には、僕もお下がりのお菓子を頂戴しました。
庄中観音堂の円空仏は観音、不動、毘沙門の三尊形式に、阿弥陀と薬師如来という5体の素晴らしい円空仏で、前回拝観した際(vol.470)にも書いたことだが、そのいずれもが大変優しい表情をされていると改めて感じた。観音堂のご本尊さまを円空さんが補修したことに深く関係すると思うのだが、それ以上の「何か」を感じる。しかし、僕のボキャブラリーでは、その「何か」が上手に説明できないのだ。
文末になってしまいましたが、本日の円空仏拝観に際しては、総代さまをはじめとして、関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。
以下は余談。
庄中観音堂は元禄年間の創建で、弘化4年あるいは嘉永6年に再建されたと伝えられており、前身の建物が長久手市にある三光院に移築されて、現存するとのことから、いつか機会があれば足を運んでみたいな、と思っています。
今日は季節が逆戻りしたかのように冷たい風が吹きつつも、天候が回復したことから、当初予定していた尾張旭市にある庄中観音堂の「春の弘法まつり」へ足を運びました。
庄中観音堂の小さな境内では、総代さんが前日から準備したという幟がはためいていました。
観音堂に安置されている5体の円空仏と久しぶりに再会。
下の写真が庄中観音堂の円空仏で、薬師如来坐像と阿弥陀如来坐像です(写真は庄中観音堂から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
庄中観音堂の近くにある某寺院から、「おっさま」がお越しになられて、お経を上げている最中、春の弘法まつりということで、お参りにやって来た親子連れや町内の人たちに、お菓子が配られました。
僕はおっさまとお話をして、参列した皆さんと一緒に、お菓子とお茶をご馳走になりました。また、いつものように、お礼の気持ちを込めて、僕の彫った模刻を手渡させていただきました。
庄中観音堂
愛知県尾張旭市庄中町南島1443
(ご開帳は原則として毎月18日)
総代さまから、ご開帳日のスケジュール等をご教示いただき、後片付けのお手伝いをして、最後まで参列した皆さんと一緒に、庄中観音堂を辞する際(下の写真がそれです)には、僕もお下がりのお菓子を頂戴しました。
庄中観音堂の円空仏は観音、不動、毘沙門の三尊形式に、阿弥陀と薬師如来という5体の素晴らしい円空仏で、前回拝観した際(vol.470)にも書いたことだが、そのいずれもが大変優しい表情をされていると改めて感じた。観音堂のご本尊さまを円空さんが補修したことに深く関係すると思うのだが、それ以上の「何か」を感じる。しかし、僕のボキャブラリーでは、その「何か」が上手に説明できないのだ。
文末になってしまいましたが、本日の円空仏拝観に際しては、総代さまをはじめとして、関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。
以下は余談。
庄中観音堂は元禄年間の創建で、弘化4年あるいは嘉永6年に再建されたと伝えられており、前身の建物が長久手市にある三光院に移築されて、現存するとのことから、いつか機会があれば足を運んでみたいな、と思っています。
2013年4月19日金曜日
vol.683 丹羽郡扶桑町 正覚寺の円空仏
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今日は丹羽郡扶桑町にある正覚寺の円空仏と再会しました。
下の写真は正覚寺で、画面奥が本堂の甍です。
僕が正覚寺を訪れたときには、ご開帳時間が半分を過ぎる頃で、長谷川理事長先生や羽島市円空顕彰会の加藤先生といった皆さまが既に勢揃いされていました。
本堂の奥へと進んで、庵主さまにご挨拶しました。
庵主さまは僕の顔をじっと見てから、円空仏の安置されている祭壇前へ歩み寄ると、前回訪れた際(vol.534)に僕が彫って庵主さまへ手渡した模刻を手にされ、「これだな」とニッコリ笑って、「いつも仏さんと一緒に線香を上げてるぞ」とおっしゃっていただきました。僕は庵主さまのお言葉が嬉しくて、胸がいっぱいになりました。
上の写真が正覚寺の円空仏で、十二神将像です(写真は正覚寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
正覚寺
愛知県丹羽郡扶桑町斎藤県タ21
(円空仏公開は春と秋の年2回で、今秋は10月12日の午後1時から)
今日の正覚寺では、2年前の秋に(vol.465)、円空仏の拝観でご教示いただいた扶桑町教育委員会生涯学習課のKさまにもお会いすることができました。いろいろとお話を聞かせていただき、また、以前にお世話になったことから、お礼を気持ちを込めて、僕が彫った模刻を手渡させていただきました。
以下は余談。
21日の天気予報が雨ということで、残念ながら、バイクの僕は庄中観音堂の「春の弘法まつり」と鉈薬師のご開帳へ足を運べそうにありません。
2013年4月18日木曜日
vol.682 岐阜市 美江寺観音の円空仏
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今月10日に美江寺観音のご住職様から、年に1度のご本尊ご開帳日に合わせて円空仏を公開する、と教えていただきました。今日18日がご開帳日ということで、岐阜市美江寺町にある美江寺観音の円空仏に会いに行きました。
下の写真が美江寺観音の本堂です。
朝一番に足を運んだ僕は、ご住職様に案内されて、本堂を奥へ進むと、ご本尊様の前に円空仏が安置されており、合掌。ご本尊様の十一面観音像は今秋、岐阜市歴史博物館に出開帳されます。
下の写真は美江寺観音の円空仏で、観音像は裳懸座が長くて、何ともありがたいお姿をされていました(写真は美江寺観音から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
円空さんが彫る観音像はいずれも魅力的なお姿をされていて、美江寺観音の円空仏もまさしくそのとおりでした。
いつものように拝観のお礼にと、僕が彫った裳懸座の長い観音像の模刻をご住職さまに手渡して、奉納しました。
美江寺観音
岐阜県岐阜市美江寺町2丁目3
058-262-6793
美江寺観音のご住職様には、写真撮影等にて、大変お世話になりました。また、檀家の皆様にも大変親切にしていただきました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。
お知らせ
美江寺観音では、来月18日に「円空仏入門」と題して、円空学会の常任理事である小島梯次先生の講演会が行われます。時間は午後1時からで、無料。
以下は余談。
円空学会理事長の長谷川公茂先生の口から、数ヶ月前にお聞きしていたことですが、下呂温泉合掌村に「円空館」がオープンしました。これまで萬古庵の2階で展示されていた円空仏が合掌の里(旧狛犬博物館)へと安置されました。理事長先生が撮影した円空仏の写真パネルも併せて展示されています。
2013年4月17日水曜日
vol.681 551蓬莱 ジェイアール名古屋タカシマヤ
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今日は名古屋駅に立ち寄って、ジェイアール名古屋タカシマヤの催事である「第13回グルメのための味百選」で、551蓬莱の豚まん等を購入しました。
下の写真は551蓬莱の出品店舗に並べられていたラーメンと中華ちまきで、季節限定のタケノコ入りちまきが販売されていました。
例によって、販売員のお嬢さんからは、「いつもお買い上げいただき、ありがとうございます」と声を掛けていただきました。
百貨店の催事では、551蓬莱は大勢のお客さんでいつも行列になるにもかかわらず、販売員のお嬢さんがちゃんと僕の顔を覚えているのは、さすがプロだなあ、と。
大阪で育った僕にとって、出来たての豚まんが今日のような実演販売によって美味しくいただけることはありがたいことで、名古屋に派遣された551蓬莱の催事チームの皆さまに感謝です。
今日は名古屋駅に立ち寄って、ジェイアール名古屋タカシマヤの催事である「第13回グルメのための味百選」で、551蓬莱の豚まん等を購入しました。
下の写真は551蓬莱の出品店舗に並べられていたラーメンと中華ちまきで、季節限定のタケノコ入りちまきが販売されていました。
例によって、販売員のお嬢さんからは、「いつもお買い上げいただき、ありがとうございます」と声を掛けていただきました。
百貨店の催事では、551蓬莱は大勢のお客さんでいつも行列になるにもかかわらず、販売員のお嬢さんがちゃんと僕の顔を覚えているのは、さすがプロだなあ、と。
大阪で育った僕にとって、出来たての豚まんが今日のような実演販売によって美味しくいただけることはありがたいことで、名古屋に派遣された551蓬莱の催事チームの皆さまに感謝です。
2013年4月14日日曜日
vol.680 『愛知県史』「別編 文化財3 彫刻」(愛知県の円空仏)
ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。
『愛知県史』が順次、発刊されており、僕もずいぶん前に、「文化財1 建造物・史跡」で取り上げられている戦争遺跡を参考にさせていただきました。来月下旬には、第15回配本で、県下の円空仏を取り上げた「別編 文化財3 彫刻」が刊行されます。
県史編さん室の配布しているパンフレットには、次のように紹介されていました。
第1章では、仏像彫刻を中心に、彫刻の歴史の流れとその種類の概観し、第2章では、「地域と仏像」「彫像の様々な姿」「宗派と造像」「円空と木喰と仮面」という4つのテーマに分け、興味深いトピックスをもとに、この地域に残された彫刻の特質を解説します。第3章では、「名古屋・尾張」「知多」「西三河」「東三河」の4つの地域と、「円空仏」「仮面と獅子頭」という2つのジャンルに分け、約350件の作品を、多くの写真とともに解説します。カラー口絵では、各地区を代表する作品を多数取り上げて紹介します。(A4判 布クロス装・函入り 約800ページ 価格6500円)
本書で取り上げられている円空仏は、円空学会常任理事の小島梯次先生が調査を行い、執筆されています。下は本書の160ページと161ページで、県下の円空仏が写真で紹介されていました。
本書を読んだ感想は、小島先生にしか書けない素晴らしい内容だなあ、というのが、読後の印象で、大変勉強になりました。
2013年4月13日土曜日
vol.679 緑色の桜の御衣黄と黄色の桜の鬱金
ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。
少し前の更新(vol.675)で、今年の春は桜を数多く目にしました、と書きました。しかしながら、僕の心の中には物足らない気持ちが残っていました。
僕が子どもの頃に住んでいた場所は、緑がとても豊かで、桜も例外ではありませんでした。
子どもの頃に何度も目にした緑色の桜がどうしても見たくなって、今日は拙宅から10キロほど離れたところにある公園でそれが咲いていると知り、バイクを走らせました。
下の写真が公園の入口です。
果たせるかな、桜ということで、開花時期のタイミングを逃しては、と一抹の不安がありましたが、早朝の人気(ひとけ)ない公園内を歩いて行くと、視線のずっと先に、子どもの頃に何度も目にした桜が咲いているのを見つけて、僕は思わず駆け寄りました。
下の写真がそれで、画面左が緑色の桜である御衣黄と画面右が黄色の桜である鬱金です。
20歳を過ぎてからは、どちらかと言えば、桜の花よりも梅の花が好きになりましたが、御衣黄と鬱金を愛でる気持ちは変わらずにいます。
上が御衣黄で、下が鬱金です。
以下は余談で、今朝は地震のニュースで肝を冷やしました。
2013年4月9日火曜日
vol.678 一宮円空会とバイク
ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。
今日は一宮円空会に参加しました。
交通手段がバイクということで、これまでの4回とも、天気はすべて晴れて、どうにか出席できています。ただし、今日に限っては、これまでの3回と比較して、寒さが緩んだ代わりに、花粉が辛いです。
教室では、講師である長谷川理事長先生のすぐ隣に僕は座っていたのですが、先生はいささかお疲れのようで、心配になりました。
下の写真は一宮円空会の際にいつも利用している尾張一宮駅前のバイク駐輪場です。
今週末(13日の午後1時から)は荒子観音寺の円空仏拝観日です。
円空仏の拝観日に併せて、荒子観音寺の境内では、「円空仏彫刻・木端の会」による円空彫りの体験教室(見学自由・無料)が開かれています。
以下は余談。
今夜のEテレで放送される「籔内佐斗司流 仏像拝観手引 日本列島巡礼編 第2回 異形のほとけさま~十一面観音を巡る」にて、円空仏が取り上げられるとのことから、オンエアーを忘れずにチェックしなくては。
2013年4月8日月曜日
vol.677 円空学会だより167号が届きました
ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。
昨夕、「円空学会だより」第167号が届きました。下の写真が表紙で、本誌には過日、某寺院にて行われた研究会に参加した際のレポートを執筆しました。
第167号に掲載の拙稿は通常、主眼とされる研究会の報告よりも、むしろ僕の個人的な感謝の気持ちを言葉にさせていただきました。そのため、編集担当の御3人様には、ご迷惑をお掛けしたかもしれない、と心苦しく思っています。
僕はこれまで円空学会の主催する行事に何度か参加させていただきましたが、今回取り上げた研究会ほど嬉しいことはなかった、というのが正直な気持ちです。
拙稿の掲載に関して、とりわけ研究会の行われた某寺院の副住職様と、「円空学会だより」編集担当の御3人様には、大変お世話になりました。この場を借りて、改めて深くお礼申し上げます。
以下は余談。
今日はお釈迦さまのご誕生日。学生時代、京都の知恩院でお祝いしたことが懐かしく、あの日も今日のような晴れて、風の強い日でした。
2013年4月6日土曜日
vol.676 春の嵐とアゲハチョウ
ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。
僕の暮らす住宅街は、移り住んだ当初から、緑がとても少なくて、残念に感じています。そんな中、周囲の住宅と比較して、緑の豊かな拙宅の庭では、いろんな生き物の姿を目にすることができます。様々な昆虫や野鳥たちはもちろんのこと、昨年の夏には、近くに水辺がないにもかかわらず、庭でアマガエルの鳴き声が響き渡るといった珍事も起きました(vol.579)。
今朝は春の嵐を避けるためにか、ジッとして動かないアゲハチョウの姿を、2階のバルコニーで見つけました。下の写真がそれで、このまま放置しておけば、おそらく雨に打たれて弱ってしまうことから、アゲハチョウを保護して、雨風の凌げる場所へと移動させました。
以下は余談。
GyaOで機動戦士ガンダムを視聴しましたが、以前ほど面白く感じないのは、僕が少年の心をなくして、オジサンになってしまったから、と気がついて、何だか寂しくなりました。
追記 春の嵐と書きましたが、雨風共に大したことはなくて、保護したアゲハチョウは、いつのまにか姿を消していました。
僕の暮らす住宅街は、移り住んだ当初から、緑がとても少なくて、残念に感じています。そんな中、周囲の住宅と比較して、緑の豊かな拙宅の庭では、いろんな生き物の姿を目にすることができます。様々な昆虫や野鳥たちはもちろんのこと、昨年の夏には、近くに水辺がないにもかかわらず、庭でアマガエルの鳴き声が響き渡るといった珍事も起きました(vol.579)。
今朝は春の嵐を避けるためにか、ジッとして動かないアゲハチョウの姿を、2階のバルコニーで見つけました。下の写真がそれで、このまま放置しておけば、おそらく雨に打たれて弱ってしまうことから、アゲハチョウを保護して、雨風の凌げる場所へと移動させました。
以下は余談。
GyaOで機動戦士ガンダムを視聴しましたが、以前ほど面白く感じないのは、僕が少年の心をなくして、オジサンになってしまったから、と気がついて、何だか寂しくなりました。
追記 春の嵐と書きましたが、雨風共に大したことはなくて、保護したアゲハチョウは、いつのまにか姿を消していました。
2013年4月5日金曜日
vol.675 春の入鹿池
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昨日(4日)は某所へ行く途中、入鹿池に立ち寄りました。
入鹿池周辺の道沿いに植えられた桜の花がきれいに咲いているのを目にしました。
下の写真は入鹿池の水面を眺めている甥っ子です。
甥っ子は春休みが終わることから、自宅へと戻りました。
今年の春、僕は上野を始めとする東京の桜、岐阜県下の桜、地元の桜と、例年と比較して、数多くの桜を目にした気がします。拙宅の桜も先月末に咲きました。
以下は余談。
僕には子どもがいないので、バイクの後ろに甥っ子を乗せて走ったのは楽しい経験でした。
2013年4月4日木曜日
vol.674 名鉄資料館へGO!
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先月末の更新(vol.671)の続きで、昨日(3日)のことになりますが、鉄道ファンの甥っ子を連れて、可児市にある名鉄資料館へ行きました。
名鉄資料館の名に相応しく、館内には様々な資料が展示されており、子どもだけでなく、大人も勉強できる施設となっていました。
下の写真は館内にある行先表示板を操作している甥っ子で、行先表示板の操作は鉄道に興味のない僕にも楽しい体験でした。
時節柄、同敷地内にある名鉄教育センターには、この春に入社したばかりの新入社員が社員研修を受けている、とのことでした。
以下は余談。
同日夕、甥っ子を連れて、脱衣所に鉄道模型のジオラマがあることで知る人ぞ知る、一宮市にある銭湯の松降浴場へ行きました。町の公衆浴場を利用したのは、学生時代以来で、懐かしい気持ちになりました。
2013年4月1日月曜日
vol.673 続 円空上人の心を伝える会
ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。
前回の更新の続きで、「円空上人の心を伝える会」には、紹介したメッセージカードの他にも、江坂清作さんの描いた「円空上人の生涯絵はがき」があります。
下の写真がそれで、画面右は円空さんが荒子観音寺で木っ端仏を彫っているイラストです。
絵はがきは他に何種類もあるのですが、僕はこの1枚が最も気に入っています。仏像を彫っている円空さんの表情が何とも言えない柔和な顔つきで、ずっと眺めていたくなります。