2013年5月9日木曜日

vol.692 小牧市 真福寺の円空仏


 ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 少し前のことになりますが、ゴールデンウィークの最終日(6日)に、小牧市にある真福寺を参拝して、円空仏に会ってきました。
 下の写真が真福寺の山門です。
 

 真福寺のご住職さまは、僕と同じ大阪府の出身で、円空仏を拝観の際、楽しくお話させていただいた最中に、2人の口からは思わず関西弁が飛び交いました。
 下の写真が真福寺の円空仏です(写真は真福寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
 

 真福寺の円空仏は、ご本尊さまと同じく観音像で、裳懸座が長くて、蓮座には金色で彩色された痕跡がしっかりと残っていました。観音像はぴったりと納まる木箱ような厨子に入って保管されていたことから、お姿といい、彩色といい、ずっと以前より、ありがたい仏さまとして、きっと大事にされていたのだろう、と。
 彩色を留めた円空仏をじっくりと拝観させていたことは、初めてのことだったので、とても貴重な経験になりました。
 付け加えると、写真撮影時には、ご住職さまのご助力により、僕の円空仏の写真としては、珍しく白背景となり、彩色された痕跡がよく分かるようになって、大いに助かりました。

 真福寺
 愛知県小牧市下末1060
 (真福寺では通常、円空仏の拝観を行っていませんので、くれぐれもご注意ください。)

 真福寺のご住職さまには、連休中の急なお願いだったにもかかわらず、ご親切に対応していただき、また、写真撮影等にて、大変お世話になりました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。

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