2013年5月20日月曜日

vol.699 森徳一郎・長谷川公茂共著「曼陀羅寺と蜂須賀小六 附・江南市内の円空仏」(一宮史談会)を読んで


 ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 今日は藤の名所として広く知られた江南市にある曼陀羅寺へ足を運びました。
 毎年「藤まつり」が開催されているときには、地元の人たちをはじめ、大勢の観光客が参拝にやって来ることから、その時期を避けたことで、じっくりと境内を散策できました。
 下の写真が曼陀羅寺正堂です。
 

 このところ、長谷川理事長先生の薦めで、故森徳一郎先生の本を読んでおり、過日には、森徳一郎・長谷川公茂共著「曼陀羅寺と蜂須賀小六 附・江南市内の円空仏」(一宮史談会叢書)を読了しました。
 こうして本で読んだ場所へと、すぐさまバイクで駆けつけるのは、自分の想像力が如何程であるかを再認識することができて、やっぱり楽しいですね。
 編集後記には、「森先生が原稿を書かれたのは、今から四十年数前なのに、今日でも通用する新鮮なものである」と長谷川理事長先生が書かれており、まさしくそのとおりでした。
 下の写真が『曼陀羅寺と蜂須賀小六 附・江南市内の円空仏』の表紙です。
 

 森先生は周囲の人たちから、「もりとくさん」と親しげに呼ばれていた、ということから、僕もここでは、森徳先生とお呼びさせていただく。
 森徳先生の著作は、僕が知るだけでも35冊あって、恥ずかしいことに、いまだ6冊しか読了できていません。

 以下は余談。
 本書には「附・江南市内の円空仏」とあるように、江南市内にある円空仏が個人蔵も含めて、すべて網羅されています。

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