2015年5月23日土曜日

vol.1033 高山市 飛騨国分寺の円空仏

 ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 前回の更新(vol.1032)からの続きで、一昨日はせせらぎ街道を走って、高山市へ。
 昨年の夏、高山ツーリングの際に、スケジュールの都合により割愛した飛騨国分寺の円空仏に会ってきました。
 下の写真が飛騨国分寺の本堂で、室町時代に建立されて、今は国指定の重要文化財となっています。
 

 本堂内に案内されて、ご本尊さまをお参りした後、円空仏を拝観しました。
 下の写真がそれで、画面右上が弁財天像と、画面手前が「なべぶた薬師」と称する三尊像です(写真は飛騨国分寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
 

 弁財天像は東京国立博物館で開催された「飛騨の円空」展にて、既に目にしていましたが、その際とは印象がずいぶん違っていました。なぜだろうかと不思議に思い、微笑みを見つめていたら、こうしてお寺で間近に接するのが、本来のあるべき姿だからと気付いて、自然と手を合わせていました。

 飛騨国分寺
 高山市総和町1-83
 拝観時間 午前9時~午後5時
 拝観料金 300円

 拝観のお礼にと、例によって、僕が彫った円空仏の模刻を奉納しました。
 文末になってしまいましたが、飛騨国分寺のお庫裏さまには、写真撮影等で、大変お世話になりました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。

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