ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。
司馬遼太郎の「街道をゆく『飛騨紀行』」に飛騨古川のことが出てくる。少し引用すると、「ともかくも古川町の町並には、みごとなほど、気品と品格がある」と記されており、季節の良い時期に町並みを散策したいと思っていたのだ。そうした理由もあって、前回の更新(vol.1257)からの続きで、昨日は高山祭を見物後、飛騨市古川町へ向かいました。
高山国府バイパスを走って、国道41号線を北上。道の駅「アルプ飛騨古川」に立ち寄った後、飛騨市消防本部へ行き、全国消防カードをゲット。
下の写真が飛騨市消防本部で、応対していただいた職員さんと短い時間ながら、楽しくお話させていただきました。
次に少し走って、『飛騨紀行』をガイドブックに古川町の町並みをのんびりと散策しました。
下の写真は「『蓬莱』(中略)といった板看板が出ている造り酒屋の家などは、格子美の傑作かと思われる」とあることから、その場所にて撮影。
下の写真は古川町のシンボルとも言うべき瀬戸川と白壁土蔵街で、「円光寺の高さ50センチほどの低い石積みの結界と、となりの白亜の酒蔵とのとりあわせがよく、そのあいだをながれる用水路の水のきらめきをふくめて、みごとな日本建築群による都市造形をつくりあげている」と記されており、川面を見ると放流されている鯉が悠然と泳いでいました。
下の写真は杜氏酛摺り像で、「撰・書 司馬遼太郎」とありました。
古川町は三寺まいりで知られていることから、円光寺に加えて、真宗寺と本光寺を参拝しました。
下の写真の画面上が真宗寺で、下が本光寺です。
帰路は高山祭の混雑を避けて、高山清見道路を通りました。せせらぎ街道では、脇道に身を潜める白バイを発見(清見町坂下の落合橋付近)。ライダーの皆さん、お気を付けて。
下の写真がゲットした飛騨市消防本部の全国消防カードで、地元の愛知県(36箇所)に次いで、岐阜県(22箇所)もようやくコンプリート。
今回のツーリングは所要時間が9時間半で、走行距離が310キロでした。
以下は余談。
今日からNEXCO西日本ドライブキャンペーンお国自慢カードラリー2016が始まりました。残念ながら、昨年と比較して、バイクで足を運ぶことのできる場所が少なくなりました。
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