ブログ「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。
前々回の更新(vol.1612)からの続きで、『ヨハネによる福音書』第六章についての話題に触れたい。
一〇 イエスは「人々をすわらせなさい」と言われた。その場所には草が多かった。そこにすわった男の数は五千人ほどであった。
一一 そこで、イエスはパンを取り、感謝してから、すわっている人々に分け与え、また、さかなをも同様にして、彼らの望むだけ分け与えられた。
一九 四、五十丁こぎ出したとき、イエスが海の上を歩いて舟に近づいてこられるのを見て、彼らは恐れた。
二〇 すると、イエスは彼らに言われた、「わたしだ、恐れることはない」。
三五 イエスは彼らに言われた、「わたしが命のパンである。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決してかわくことがない。
四七 よくよくあなたがたに言っておく。信じる者には永遠の命がある。
四八 わたしは命のパンである。
五三 イエスは彼らに言われた、「よくよく言っておく。人の子の肉を食べず、また、その血を飲まなければ、あなたがたの内に命はない。
五四 わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者には、永遠の命があり、わたしはその人を終りの日によみがえらせるであろう。
五五 わたしの肉はまことの食物、わたしの血はまことの飲み物である。
上記はご存知のとおり、第六章からの引用である。それぞれが大事なことであるのは言うまでもない。
が、しかし、僕にとっての第六章は下記に収斂される。
六七 そこでイエスは十二弟子に言われた、「あなたがたも去ろうとするのか」。
六八 シモン・ペテロが答えた、「主よ、わたしたちは、だれのところに行きましょう。永遠の命の言をもっているのはあなたです。
六九 わたしたちは、あなたが神の聖者であることを信じ、また知っています」。
七〇 イエスは彼らに答えられた、「あなたがた十二人を選んだのは、わたしではなかったか。それだのに、あなたがたのうちのひとりは悪魔である」。
七一 これは、イスカリオテのシモンの子ユダをさして言われたのである。このユダは、十二弟子のひとりでありながら、イエスを裏切ろうとしていた。
ユダの存在こそが僕にとって、『ヨハネによる福音書』の続きを読ませるのだ。なぜなら、理由はここ(vol.1548、vol.1557、vol.1562、vol.1581)に書いてある。
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