2010年4月23日金曜日

vol.230 岡本太郎 座ることを拒否する椅子

 ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 日航名古屋便の全廃に賛成だ。空席だらけの飛行機を飛ばして、何の意味があろうか。将来、自衛隊の基地強化につながるおそれがあるというならば、それを全力で阻止すればいいことで、民間会社の方針と自衛隊の問題は別の話である。

 このブログで既に紹介済みだが、先月末、幼稚園児の甥っ子を連れて、日本モンキーパークにある「若い太陽の塔」を見に行った( vol.221 )。
 僕は子どもの頃、大阪万博記念公園の近くに暮らしていて、岡本太郎の制作した「太陽の塔」を見て育った。だから、若い太陽の塔を間近で目にしたときは、旧友にばったり出会ったような、とても懐かしい気持ちになったのだった。
 日本モンキーパークには、若い太陽の塔の他にも、岡本太郎の制作した「座ることを拒否する椅子」が屋外展示されていた。座ることを拒否する椅子は、椅子の座面に顔らしきものがデザインされている。顔の上から失礼して、ちょっと腰掛けてみた。
 …凹凸(おうとつ)があって、少々座りづらいが、座れないこともない。それどころか、座ってこそ、価値が分かるものだ、と僕は感じたのだった。

 上の写真は日本モンキーパークで屋外展示されている岡本太郎の制作した「座ることを拒否する椅子」です。

 「東海・旅の足跡」は東海地区で発売されている月刊誌『バイクガイド』に連載中のツーリング・レポートです。ご一読いただき、ご感想をお寄せいただければ幸いです。

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