円空さんに関する本を読んだり、円空さんの年表に必ずと言っていいほど、出てくる場所があります。それは円空さんが初めて仏像を彫った場所で、その証拠となる場所です。
そこで僕としては、ずいぶん遅まきながら、果たしてどんなところだろう、というのが、訪れるきっかけとなりました。この目で一度、確かめてみなくては、とも思い、昨日、林広院にて円空仏を拝観した後、足を運びました。
下の写真がその場所で、集落の最も奥まった場所に位置することから、おそらく地元の人しか参拝しないだろうとおぼしき、緑に囲まれて、境内のこぢんまりとした神社でした。
月並みなことを書くようですが、円空さんは32歳のときに、僕はいま42歳で、こうして二人が約350年の歳月を経て、同じ神社の境内に立っているのかと思うと、感慨深いものがありました。
以下は余談。
二千体仏を超えた千面菩薩像ですが、さらに彫り続けて、現在、2250体となっており、年内の目標としている2500体まで、残り250体となりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿