ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。
少し前の更新(vol.868)で、「諸事情により、しばらくの間、バイクで遠出ができなくなったことから、ダムカードに代わって、文化遺産カードをコレクションしてみる」と書きました。しかし、別の理由により、ダムカードツーリングを決行することに。
前置きは短くして、昨日のことになりますが、石川県白山市へ行きました。
国道157号線を走っていると、福井県と石川県の県境で、霧雨に。ここまで走って来たのに、引き返せるかと思い、しばし雨宿り。小止みになったところで、対向車線から走って来る車の車体が濡れていないことを確認して、厚い雲に覆われた空の下を一目散に走り、手取川ダムを目指しました。
下の写真が手取川ダムです。
引き続き、国道157号線を走って、ダムカードの配布先である道の駅「瀬女」に到着。目的の手取川ダムのダムカードをゲット。早々に来た道を戻るも、少し走り出したところで、またもや細かい雨粒が落ちて来ました。やむなくUターンしましたが、道の駅の駐車場に屋根がないことから、道路を挟んで向かい側に建っている「かんぽの郷白山尾口」にて、2度目の雨宿り。
下の写真がかんぽの郷白山尾口です(雨が止んでから撮影)。
かんぽの郷白山尾口に入ると、フロントに「日帰り入浴」の案内が掲示されており、すぐには雨が止みそうにもなかったことから、風呂に入って、雨が上がるのを待つことに。
下の写真がかんぽの郷白山尾口の大浴場です。
広い湯船に肩まで浸かり、バイクで走って冷えた身体を温めました。
空が明るくなってきて、路面を見ると、アスファルトも乾き始めたことから、帰途に。
下の写真にあるように手取湖沿いを走って、手取川総合開発記念館へ。
上の写真が手取川総合開発記念館で、館内を見学して、手取川ダムのダムカードをゲット。応対していただいた職員さまには、この場を借りて、お礼申し上げます。
すべて下道を走って、手取川ダムまでの往復の走行距離は380キロでした。
以下は余談。
朝日新聞の朝刊に夏目漱石の「こころ」が再録されていることから、折にふれて拾い読みしている。漱石の文章は旧式なお手本のようで、好きではないが、彼の手紙の一節に「気に入らない事、癪に障る事、憤慨すべき事は塵芥の如く沢山あります」と記されており、実にそのとおりだと、この頃しきりに納得させられる。
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