ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。
今日の午前中は江南市へ行き、音楽寺の円空仏に会ってきました。
下の写真が音楽寺の円空仏で、十二神将の辰像です(写真は音楽寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
十二神将の辰像は像の左半分が龍の頭部になっており、いかにも円空仏らしいなあ、と。
長谷川公茂先生の「附江南市内の円空仏」を読むと、音楽寺の円空仏について記されており、さらにそのひとつとして、十二神将の寅像背銘について記されている。
以下に抜粋すると、「十二神将の寅像背銘真達羅大将刻銘中『真』の文字、写真の如く中三本の線が斜め下から刀痕はみられるが、斜め上からの一刀を忘れたのであろう。彫り忘れになっている」と記されている。
僕は円空さんが彫り忘れたという十二神将の寅像背銘について、長谷川先生が撮影した写真で見たことはあるけれど、実際にこの目で確かめたことはなかった。しかしながら、今日、音楽寺の関係者さまにお願いをして、下の写真にあるように特別に拝見させていただきました(写真は音楽寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
文末になってしまいましたが、音楽寺の関係者の皆さまには、僕の願いを特別にお聞き届けいただきましたこと、この場を借りて、深く感謝申し上げます。
以下は余談。
十二神将の寅像背銘を目にした際には、すいとぴあ江南のお力添えをいただいたことも併せて記しておきたいと思います。
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