ブログ「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。
僕は何も持っていない。夢や希望さえも。だから、もしも悪魔が現れたとしても、何も持っていない僕から、何を奪うことができるのか。この地上に住んでいる大勢の人間の中で、何も持っていない僕のような人間に用は無いはずだ。
なるほど、僕が持っているのは肉体だけだ。悪魔が奪おうとしているのは僕の声か、言葉か。それなら奪えるかもしれない。だが、僕は声を、言葉を奪われても、叫び続けるだろう、心の中で。心の声は、言葉は決して枯れたりはしない。
悪魔よ、お前は心の奥底から出る声を、言葉を聞いたことがあるか。僕は聞いたことがあるぞ。今の僕の声が、言葉がそれだ。
以下は余談。
たとえ夢の中の話であっても、僕と悪魔の戦いはどちらが勝つのか、負けるのか。分からないまま、目が覚めてしまったが、決して引き分けはあり得ないだろう。
言うまでもなく、僕が見た夢の内容と、実在する僕自身(不器用で、バイクで走るのが大好きな男です)は別人格ですから、ご安心ください。
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