2017年3月7日火曜日

vol.1423 円空彫り作品の自己解説

 ブログ「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 以前の更新(vol.1415、vol.1417、vol.1419)で取り上げたことから、合掌姿の聖観音像の話題はもう終えたつもりでしたが、僕と同じように円空彫りをする人たちの参考になるかもしれないと思い、最後まで書いておきたいと思います。
 下の写真が先日、完成した聖観音像で、例によって、像容や輪郭がよく分かるようにモノクロ写真としました。
 

 像の解説を記すと、材料はケヤキで、像高が約42センチ。体は鉈で断ち割ったままで、随所に鑿跡を残しました。頭部に化仏を表し、合掌した両手を高く前へと上げた姿で、総じて円空仏らしい造形となったように思います。

 以下は余談。
 今日の午後は某所を走っていたら、みぞれと言うか雪に降られて、濡れました。天気予報では2月並みの寒さになるとのことでしたが、まさか雪まで降るなんて、聞いていないよ、と。

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