ブログ「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。
一昨日の午前中と昨日の午前中は円空彫りで、四角材を2つに割って、千面菩薩像と善女龍王像を彫りました。と言っても、時間切れになってしまい、善女龍王像の頭部をまだ彫り残していますが。
下の写真がそれで、像の大きさが分かるように僕がいつも使っている鑿を横に並べています。
同じ木から作っているので、千面菩薩像と善女龍王像は背面がぴったりと合います。
補足すると、2体の像の色が微妙に違って見える理由は千面菩薩像が樹皮側(木表)で、善女龍王像が木心側(木裏)だからです。
いつも書いていることですが、円空仏は顔が命ということで、下の写真は千面菩薩像の顔がよく分かるようにモノクロ写真で撮影。
下の写真は善女龍王像の顔をモノクロ写真で撮影。
僕の場合、円空彫りに関して、実際に彫っている時間は早彫りゆえにわずかで、むしろ刃物を入れる向きや角度といった正しい彫り方(円空さんと同じ彫り方)を見極めたりするのに倍以上の時間を要します。
今朝は残っていた善女龍王像の頭部を彫りました。
下の写真は善女龍王像のもう一つの顔である龍の顔をモノクロ写真で撮影。
善女龍王像を彫っている際、学生時代に京都で暮らしていたことから、神泉苑を懐かしく思い出しました。
以下は余談。
今日の午後は長谷川公茂先生が講師を務める一宮円空会の社会科見学に参加しました。
0 件のコメント:
コメントを投稿