ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。
先週末のことになりますが、2日間続けて、下呂市へと足を運んで、円空仏に会ってきました。昨日の26日は下呂市金山町祖師野にある薬師堂へ向かいました。
こうして同じ場所(方面)へ続けて足を運ぶことで、近道などの道順はもちろんのこと、道路の混雑状況や正確な所要時間等を把握することができて、これが後々、大いに役に立ちます(僕が思うに、情報は力なり、です)。
下の写真が薬師堂で、国道256号線沿いに案内板があり、そこから少し奥へ進んだ場所に建っています。
円空仏が祀られているお堂は、概して小さい建物で、場所も分かりにくいことが多いのですが、そんなことはなくて、目にした瞬間、典型的な円空さんのお堂という印象を受けました。
下の写真が薬師堂の円空仏で、その名のとおり、薬師如来像、日光菩薩像、月光菩薩像の三尊像と観音像、十二神将像です(写真は薬師堂の管理人様から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
これまで薬師三尊像を拝観する機会が何度かありましたが、金山町祖師野も江戸時代は医者がおらず、土地の人たちは病にひどく苦しんでいたのかな、と。円空さんの彫った仏像で命が救われた人も、きっといるに違いない。だからこそ、こうして今でも大切に祀られているのだろう、と思わずにはいられませんでした。
薬師堂内には、長谷川理事長先生の本でいつも目にしている木札が置かれていました。下の写真(画面左)がそれで、木札には「円空彫刻霊告薬師日天月天眷属十二神将」と記されており、僕は円空仏もさることながら、この木札を自分の目で確かめてみたかったのです。
文末になってしまいましたが、薬師堂の管理人様をはじめとして、地区の皆様には、休日の急なお願いだったにもかかわらず、円空仏を拝観させていただき、ありがとうございました。また写真撮影等にて、大変お世話になりました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。
以下は余談。
昨日、大相撲五月場所が終わって、次はいよいよ待ちに待った名古屋場所。連日、応援していた稀勢の里関は、名古屋場所で大きく羽ばたいてくれることを期待して、今夏、鳴戸部屋へ朝稽古の見学に行くつもりです。幕下優勝を決めた大砂嵐さんの所属する大嶽部屋にも、昨夏に親切にしていただいたことから、大相撲ファンのKさんと一緒に、朝稽古の見学に足を運びたいな、と。
東海地区のさまざまなスポットをレポートするコーナー。円空仏や岡本太郎、全国消防カードといった僕が大好きなものを通じて、ツーリングの楽しさを伝える、ちょっとした埋め草のようなブログです。
2013年5月27日月曜日
2013年5月26日日曜日
vol.702 下呂温泉合掌村・円空館の円空仏
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昨日は下呂市へ足を運びました。
前回の更新で、「理由あって」と書きましたが、それは下呂温泉合掌村にある円空館を訪れることで、数ヶ月前に長谷川理事長先生の口から、円空館のリニューアルをお聞きしていたにもかかわらず、下呂市へと足を運ぶ用事がなくて、日にちだけが経ってしまいました。
下の写真が下呂温泉合掌村の入口です。
真っ先に円空館へと向かいました。館内に入ると、1階には長谷川理事長先生の手による円空仏のパネルや拓本が陳列されていました。
下の写真は2階で、下呂市内の円空仏がガラスケース内にて展示されていました。
館内では2体の青面金剛神像が際立っていますが、僕の目を引いたのは、下の写真にあるような稲荷像で、何とも愛くるしい仏さまといった印象を受けると共に、円空さんにしか彫れない仏さまだと改めて感じました。
僕が下呂温泉合掌村を訪れるのは、高校生のとき以来で、20数年ぶり。村内を散策して、合掌造りの住宅内部を見学しました。
こうして円空館に足を運んだことで、僕は胸のつかえが下りて、ほっと安堵しました。上手に言えませんが、いずれ足を運ぶ予定があるとは承知していても、自分の気性や立場を鑑みれば、遅すぎたくらいです。
以下は余談。
今日は大相撲五月場所の千秋楽と競馬の日本ダービー。勝負の行方が注目されることから、できればどちらもテレビ観戦するつもりです。
昨日は下呂市へ足を運びました。
前回の更新で、「理由あって」と書きましたが、それは下呂温泉合掌村にある円空館を訪れることで、数ヶ月前に長谷川理事長先生の口から、円空館のリニューアルをお聞きしていたにもかかわらず、下呂市へと足を運ぶ用事がなくて、日にちだけが経ってしまいました。
下の写真が下呂温泉合掌村の入口です。
真っ先に円空館へと向かいました。館内に入ると、1階には長谷川理事長先生の手による円空仏のパネルや拓本が陳列されていました。
下の写真は2階で、下呂市内の円空仏がガラスケース内にて展示されていました。
館内では2体の青面金剛神像が際立っていますが、僕の目を引いたのは、下の写真にあるような稲荷像で、何とも愛くるしい仏さまといった印象を受けると共に、円空さんにしか彫れない仏さまだと改めて感じました。
僕が下呂温泉合掌村を訪れるのは、高校生のとき以来で、20数年ぶり。村内を散策して、合掌造りの住宅内部を見学しました。
こうして円空館に足を運んだことで、僕は胸のつかえが下りて、ほっと安堵しました。上手に言えませんが、いずれ足を運ぶ予定があるとは承知していても、自分の気性や立場を鑑みれば、遅すぎたくらいです。
以下は余談。
今日は大相撲五月場所の千秋楽と競馬の日本ダービー。勝負の行方が注目されることから、できればどちらもテレビ観戦するつもりです。
2013年5月25日土曜日
vol.701 日帰り下呂ツーリング
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今日は理由あって、岐阜県下呂市へひとっ走りしてきました。
下の写真が下呂の温泉街にある林羅山像です。
絶好のツーリング日和かと思いきや、早朝に自宅を出て、天気がなかなか晴れてこないことから、僕はずいぶんと肌寒い思いをさせられました。
国道41号線では、大勢のライダーたちとすれ違いました。
走行距離はおよそ200キロで、バイク(TW)の硬いシートにずっと座り続けていたことから、自宅へ帰って来たら、今度はお尻が痛いです。
以下は余談で、大相撲の話題。
今場所は稀勢の里関の活躍で、土俵から目が離せません。
今日は理由あって、岐阜県下呂市へひとっ走りしてきました。
下の写真が下呂の温泉街にある林羅山像です。
絶好のツーリング日和かと思いきや、早朝に自宅を出て、天気がなかなか晴れてこないことから、僕はずいぶんと肌寒い思いをさせられました。
国道41号線では、大勢のライダーたちとすれ違いました。
走行距離はおよそ200キロで、バイク(TW)の硬いシートにずっと座り続けていたことから、自宅へ帰って来たら、今度はお尻が痛いです。
以下は余談で、大相撲の話題。
今場所は稀勢の里関の活躍で、土俵から目が離せません。
2013年5月21日火曜日
vol.700 TW225Eの自賠責保険を更新しました
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TW225Eの自賠責保険が来月中旬に満期になることから、今日は継続の手続きを行いました。
下の写真がそれで、更新は財布と相談して、というか、いつもそうなのですが、36カ月をチョイスして、今回の保険料は18970円でした。
TW225Eの走行距離は28000キロを超えました。以前に乗っていたTW200Eの走行距離と合わせると、100000キロを超えたことになり、地球を2周半したことになります。TW200E以前に乗っていた原付バイクも含めると、どのくらいになるのやら。
思い起こせば、僕のバイクライフは人よりもずいぶん遅く始まったはずが、こんなにも長く続いているのかと、自分でも改めて驚いています。
ひとつだけはっきり言えることは、僕はバイクに乗るのが大好きなのだ、ということ。
2013年5月20日月曜日
vol.699 森徳一郎・長谷川公茂共著「曼陀羅寺と蜂須賀小六 附・江南市内の円空仏」(一宮史談会)を読んで
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今日は藤の名所として広く知られた江南市にある曼陀羅寺へ足を運びました。
毎年「藤まつり」が開催されているときには、地元の人たちをはじめ、大勢の観光客が参拝にやって来ることから、その時期を避けたことで、じっくりと境内を散策できました。
下の写真が曼陀羅寺正堂です。
このところ、長谷川理事長先生の薦めで、故森徳一郎先生の本を読んでおり、過日には、森徳一郎・長谷川公茂共著「曼陀羅寺と蜂須賀小六 附・江南市内の円空仏」(一宮史談会叢書)を読了しました。
こうして本で読んだ場所へと、すぐさまバイクで駆けつけるのは、自分の想像力が如何程であるかを再認識することができて、やっぱり楽しいですね。
編集後記には、「森先生が原稿を書かれたのは、今から四十年数前なのに、今日でも通用する新鮮なものである」と長谷川理事長先生が書かれており、まさしくそのとおりでした。
下の写真が『曼陀羅寺と蜂須賀小六 附・江南市内の円空仏』の表紙です。
森先生は周囲の人たちから、「もりとくさん」と親しげに呼ばれていた、ということから、僕もここでは、森徳先生とお呼びさせていただく。
森徳先生の著作は、僕が知るだけでも35冊あって、恥ずかしいことに、いまだ6冊しか読了できていません。
以下は余談。
本書には「附・江南市内の円空仏」とあるように、江南市内にある円空仏が個人蔵も含めて、すべて網羅されています。
2013年5月18日土曜日
vol.698 美江寺観音にて小島梯次先生の講演
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今日は以前の更新(vol.682)で書いた円空学会常任理事である小島梯次先生の講演を聞くために、岐阜市にある美江寺へ足を運びました。
下の写真が美江寺の本堂で行われた講演会の様子です。
「円空仏入門」と題した小島先生の講演後、続けて「裳懸座の長い円空仏」についての講座に参加しました。嬉しいことに今日、僕は2回も小島先生のお話を聞くことができました。
さらに嬉しいことに、美江寺を辞した後、諸事情により、詳しいことは省きますが、小島先生から貴重な機会を与えていただきました。
美江寺のご住職さまや小島先生をはじめ、他にも大勢の皆さまに、本日は大変お世話になりました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。
2013年5月16日木曜日
vol.697 愛西市 常瑞寺の円空仏
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過日、某所の円空仏を目にした際、常瑞寺を推薦していただいたことから、今日は愛西市へ足を運んで、円空仏に会ってきました。
下の写真が常瑞寺の本堂です。
僕が拝観の約束をした時間に到着すると、お庫裏さまが声を掛けてくださり、可愛いワンちゃんと一緒に出迎えていただきました。
下の写真が常瑞寺の円空仏で、観音像です(写真は常瑞寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
円空仏の他にも、お庫裏さまから、「今日は特別に」と言って、とっておきの物を拝見させていただきました。また、コーヒーをご馳走さまでした。
常瑞寺
愛西市森川町上梶島32
(円空仏拝観は要事前予約)
常瑞寺のご住職さまとお庫裏さまには、長時間お付き合いいただき、写真撮影等にて、大変お世話になりました。この場を借りて、お礼申し上げます。
以下は余談。
今日はバイクで走っていたら、とりわけ向かい風が強く吹いているのを全身で感じました。なかなか前へ進んで行かないように感じたのは、きっと気のせいでしょうね。
2013年5月15日水曜日
vol.696 一宮市 長福寺の円空仏 狛犬
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今日は昨日に続き、一宮市を訪れ、長福寺を参拝して、円空さんの彫った狛犬像に会ってきました。
下の写真が長福寺の山門で、境内に入ると、犬を散歩に連れたご婦人の姿があり、僕は何という偶然だろうかと思いました。
下の写真が長福寺の円空仏で、狛犬像です(写真は長福寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
生涯で十二万体を彫ったと伝わる円空さんですが、愛知県下にある狛犬像は、この一対だけです。ちなみに、前回の更新でも書いた一宮市博物館で3年前に開催された円空展にて、僕は既に目にしています。
長福寺
愛知県一宮市丹陽町重吉360
(円空仏拝観は要事前予約)
長福寺の境内には、僕が学生時代に講義を受講した故西村公朝先生の作である「ふれ愛観音」が安置されていました。下の写真がそれで、僕は今日、円空仏だけでなく、嬉しいことに西村先生とも再会することができました。
長福寺のご住職さまとお庫裏さまには、写真撮影等にて、大変お世話になりました。この場を借りて、お礼申し上げます。
2013年5月14日火曜日
vol.695 一宮市博物館と一宮円空会
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今日は一宮円空会に出席するため、一宮市へ足を運びました。
講師である長谷川理事長先生からは、例によって、足るを知ることの幸せはもちろんのこと、仏教とは自覚することであることを教わりました。
一宮円空会の前には、一宮市博物館へ立ち寄って、展示されている円空仏の観音菩薩像を目にしました。
下の写真は一宮市博物館です。
一宮市博物館では、3年前に円空展が開催されており、僕も足を運びました。その際、僕は理事長先生の講演を初めて聴いたのですが(vol.250)、そんなに時間が経ったのかと思うと、感慨深いものがあります。
文末になってしまいましたが、一宮市博物館の学芸員であるN様には、大変お世話になりました。この場を借りて、お礼申し上げます。
2013年5月11日土曜日
vol.694 津島市 成信坊の木喰仏
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前回の更新からの続きで、9日に津島市へ足を運んで、2箇所の寺院を巡拝して、円空仏の次は木喰仏に会ってきました。
下の写真が木喰仏を所蔵する成信坊です。
木喰仏を目にするのは、2度目となりましたが、お寺に足を運んで拝観させていただくのは、初めてのこと。僕はいささか緊張気味だったと思うのですが、お寺の皆さまが家庭的な雰囲気で迎えていただいたことから、木喰仏を拝観させていただいた上に、幸せな気持ちを分けていただきました。
下の写真が成信坊の木喰仏で、薬師如来坐像です(写真は成信坊から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
拝観の際には、お庫裏さまからは、「好きなだけ見て行ってください。写真を撮っても構いませんよ」と仰っていただいたことから、僕は木喰仏のありがたさに心行くまで触れることができました。
成信坊
愛知県津島市本町1丁目41
(木喰仏拝観は要事前予約)
文末になってしまいましたが、成信坊の皆さまには、大変お世話になりました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。
以下は余談。
昨日(10日)は同市内にある某寺院が所有する円空仏の観音坐像に会ってきました。
2013年5月10日金曜日
vol.693 津島市 宗龍寺の円空仏
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昨日は先月末(28日)の続きということで、津島市へ足を運び、2箇所の寺院を巡拝して、円空仏と木喰仏に会ってきました。
最初は僕の大好きな円空仏に会いに、宗龍寺を参拝しました。
下の写真が宗龍寺です。
事前に、朝早い時間に拝観のお願いをして、せっかちな僕は円空仏に会いたい一心から、お約束の時間よりも早く到着したのですが、ありがたいことに、ご住職さまが山門の外まで出て、迎えてくださいました。優しいご住職さまのお気遣いが、僕にはとっても嬉しかったです。
下の写真が宗龍寺の円空仏で、厨子に入った観音立像です(写真は宗龍寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
拝観の際には、控え目で、奥床しいお庫裏さまから、「どうぞ」と、お茶を出していただき、ご住職さまの口から、観音立像についての心温まるエピソードを教わりました。
宗龍寺では、毎年4月の第1日曜日にご本尊さまがご開帳されて、円空仏も公開されます。
宗龍寺
愛知県津島市中之町86
(拝観は要事前予約。円空仏はご本尊さまのご開帳日に公開)
例によって、拝観のお礼にと、僕が彫った観音坐像をご住職さまに手渡して、奉納しました。
文末になってしまいましたが、宗龍寺のご住職さまには、写真撮影等にて、大変お世話になりました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。
以下は余談。
木喰仏拝観の話題は次回の更新にて。
2013年5月9日木曜日
vol.692 小牧市 真福寺の円空仏
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少し前のことになりますが、ゴールデンウィークの最終日(6日)に、小牧市にある真福寺を参拝して、円空仏に会ってきました。
下の写真が真福寺の山門です。
真福寺のご住職さまは、僕と同じ大阪府の出身で、円空仏を拝観の際、楽しくお話させていただいた最中に、2人の口からは思わず関西弁が飛び交いました。
下の写真が真福寺の円空仏です(写真は真福寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
真福寺の円空仏は、ご本尊さまと同じく観音像で、裳懸座が長くて、蓮座には金色で彩色された痕跡がしっかりと残っていました。観音像はぴったりと納まる木箱ような厨子に入って保管されていたことから、お姿といい、彩色といい、ずっと以前より、ありがたい仏さまとして、きっと大事にされていたのだろう、と。
彩色を留めた円空仏をじっくりと拝観させていたことは、初めてのことだったので、とても貴重な経験になりました。
付け加えると、写真撮影時には、ご住職さまのご助力により、僕の円空仏の写真としては、珍しく白背景となり、彩色された痕跡がよく分かるようになって、大いに助かりました。
真福寺
愛知県小牧市下末1060
(真福寺では通常、円空仏の拝観を行っていませんので、くれぐれもご注意ください。)
真福寺のご住職さまには、連休中の急なお願いだったにもかかわらず、ご親切に対応していただき、また、写真撮影等にて、大変お世話になりました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。
2013年5月5日日曜日
vol.691 岐阜市 延算寺の円空仏
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今日は2箇所の寺院を巡拝して、円空仏に会ってきました。
2箇所目に足を運んだのは、岐阜市にある延算寺で、下の写真の場所は麓の入口です。
延算寺
岐阜県岐阜市岩井2-1-25
延算寺では今日、5月5日に「岩井山 かさ神祭り」として、ご本尊さまがご開扉されて、大勢の参拝客で賑わっていました。
下の写真が延算寺の円空仏で、薬師如来坐像です。
以下は余談。
諸事情により、最初に訪れた某寺院は割愛しましたが、ご住職さまには、連休中の急なお願いだったにもかかわらず、ご親切に対応していただきましたことを、この場を借りて、深くお礼申し上げます。
2013年5月4日土曜日
vol.690 ゴールデンウィークの浜松ツーリング
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前回からの更新の続きで、今年のゴールデンウィークも浜松へ行きました。ツーリングの水先案内役は、ヤマハDS250に乗るバイク仲間のO君です(O君、いつもありがとう)。
ツーリングの行き先は僕のリクエストで、浜松市内の典型的な観光地を見てまわりました。
行程をざっと記すと、浜名湖新橋有料道路(はまゆう大橋)を渡って、浜名湖遊覧船(舘山寺周遊航路)と舘山寺ロープウェイに乗り、はままつフラワーパークに入園。うなぎパイファクトリー(うなぎパイカフェにて喫茶)を久しぶり訪れて、静岡大学へ立ち寄った後、「福みつ」にて浜松餃子を食べました。
下の写真は舘山寺ロープウェイから眺めた景色と、はままつフラワーパークの園内です。
僕はこれまで何度も浜松を訪れているにもかかわらず、こうした「ベタ」な場所は足を運んでいませんでした。浜松市博物館とフラワーパーク、うなぎパイファクトリーでは、大勢の子どもたちが遠足に来ており、とても賑やかでした。
数日前から心配していたお天気ですが、この日は風が一日中、強く吹いて、雲はどこへやら、とツーリング日和でした。
最後に、お土産として、遠鉄百貨店の本館地下1階にある「秋芳堂」のカステラ饅頭をO君から頂戴したことを忘れずに記しておきたいな、と。
2013年5月3日金曜日
vol.689 浜松市博物館所蔵の木喰仏
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昨日は僕の楽しい恒例行事であるゴールデンウィークの浜松ツーリングでした。忘れずに先に書いておくと、バイク仲間のO君には毎年の事ながら、「感謝」の一言に尽きます。
バイク仲間のO君と合流する前に、浜松市博物館にて木喰仏が展示されていることを知り、この機会を逃すまいと、足を運びました。
下の写真が浜松市博物館の入口です。
僕は木喰仏の微笑みが円空仏のそれと比較すると、ちょっと「こってり」しているような気がして、呼び起こされるものを感じませんでした。しかしながら、浜松市博物館が所蔵する木喰仏は、全身の虫食い痕と衣服などの装飾がシンプルで、自分が感じていたよりも「あっさり」したお姿でした。
僕が木喰仏を好きになったことは言うまでもなく、こうして僕の木喰仏に対する偏見が払拭されたことから、浜松まで足を運んだ甲斐があったというものです。
浜松市博物館
静岡県浜松市中区蜆塚4丁目22−1
053-456-2208
開館時間 午前9時~午後5時
休館日 月曜日・休日の翌日・年末年始
観覧料 300円
木喰仏に関して、少し補足しておくと、木喰五行上人自刻坐像は1800(寛政12)年、浜松市北区引佐町奥山の大道庵にて制作されました。現在は浜松市の指定文化財で、昨年のパリで開催された「WARAI」展から帰国して、常設展示室にて凱旋記念展示中です。
浜松市博物館の学芸員さまをはじめとして、職員の皆さまには、写真撮影等で大変お世話になりました。この場を借りて、お礼申し上げます。
以下は余談。
今朝は志賀直哉の随筆「柳宗悦の木喰上人の研究について」を再読しました。
本題である浜松ツーリングの話題は次回の更新にて。