2012年11月29日木曜日

vol.626 天狼星さまから素敵な作品を頂戴しました


 ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 今年の秋に、一宮青陶会のグループ展にて、天狼星さまの作品を初めて拝見させていただきました(vol.589)。その素晴らしさに僕は「思わず感嘆のため息が出た」ことを昨日のことのように覚えています。
 そして今日、拙宅に受賞のお祝いとして、天狼星さまの作品が届きました。
 箱の中を開けて、びっくり。嬉しいことに、素敵なお茶碗が2つも。


 「天狼星(アマチュア陶芸家)さまのBlog」 http://blogs.yahoo.co.jp/cxj01663

 文末になってしまいましたが、天狼星さまには、この場を借りて、改めて深くお礼申し上げます。

 以下は余談で、過日から彫り続けている千体仏の迦楼羅(烏天狗)像ですが、今日、半分の500体を超えました。

2012年11月28日水曜日

vol.625 東京駅丸の内駅舎保存復原


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 前回の更新と同様に東京へ行った際の話題で、東京駅で電車を乗り降りしたことから、その合間に復原された丸の内駅舎を見てきました。
 下の写真は丸の内南口にある「ドーム見上げ装飾」です。


 復原された装飾は天井から順に、クレマチス(鐵線花)レリーフ、鷲レリーフ、秀吉の兜をモチーフにしたキーストーン、干支のレリーフ(申、戌、亥)、剣と鏡のレリーフ、鳳凰・動輪と矢束のレリーフとなっています。
 丸の内南口から新幹線の改札口がある八重洲に向かって歩き、途中、売店で崎陽軒のシュウマイ弁当を忘れずに購入しました。このブログで何度も書いていますが、僕は中華料理が大好物なので、いつも東京駅を利用した際は、崎陽軒のシュウマイ弁当を買って、帰りの東海道新幹線の車内で食べることに決めているのです。

2012年11月27日火曜日

vol.624 北原怜子「蟻の町のマリア」潮見教会


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 今年の夏(8月下旬)に円空学会理事長である長谷川公茂先生から、松井桃樓著『天国ははだか』(柏樹社)を薦められて、読んだのですが、文中に「蟻の町のマリア」と呼ばれた故北原怜子さんの名前が出てきました。その後、「蟻の町のマリア」の名を冠した教会が東京都江東区潮見にあると知りました。
 昨日、所用で東京へ行った際、京葉線を利用したことから、潮見駅で一旦下車して、その教会へと足を運びました。
 下の写真が潮見教会の聖堂で、敷地内には、北原怜子さんの銅像と石碑が建っていました。


 恥ずかしながら、僕は理事長先生からご教示いただくまで、北原怜子さんのことを知りませんでした。
 北原怜子さんが病床の中で、日に何度も読み返したという一冊の小さな手帳には、「あなたは、今、ほほえみを忘れていませんか」と書かれていたとありました。

2012年11月25日日曜日

vol.623 長浜鉄道スクエアとSL北びわこ号


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 今日は旅のお供に小学校3年生の甥っ子を連れて、滋賀県長浜市へ行きました。鉄道ファンの甥っ子のために、長浜鉄道スクエアを見学後、米原駅にてSL北びわこ号を目にしました。
 下の写真は米原駅に停車中のSL北びわこ号を見ている甥っ子です(帰宅後に、視線はいったいどこを見ていたのかと問いただしたら、対向車線に停車中の車両のパンタグラフが煙を被っても大丈夫なのかを確認していたとのこと)。


 僕はと言えば、すぐそばで耳にした汽笛の音の大きさにびっくり。慌てて両手で耳をふさぎました。
 いつものようにバイク(ツーリング)ではありませんでしたが、滋賀県へ足を運んだことから、琵琶湖を眺めたりして、自分が育った関西の空気を吸い込むことができました。

2012年11月24日土曜日

vol.622 すいとぴあ江南の展望台


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 前々回の更新で書いたとおり、今日は円空学会理事長である長谷川公茂先生の講演を聴きに、すいとぴあ江南へ足を運びました。
 講演の前には、同じ会場で、円空彫りの体験教室を行っている「円空仏彫刻・木端の会」の皆さんと一緒に、すいとぴあ江南の展望台からの景色を楽しみました。「円空仏彫刻・木端の会」の会長であるMさんから、「今日のブログの話題はこれだな」と、おっしゃっていただいたことから、下に写真を載せておきたいな、と。


 展望台からは河川敷特有の気持ちの良い景色が広がっており、とりわけ前渡不動山の色とりどりの紅葉が目に鮮やかに映りました。
 本日の講演と円空彫り体験教室は、どちらも大変盛況で、今日一日、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
 忘れずに記しておくと、円空彫り体験教室は明日も行われて、「円空上人 ほほえみの世界」は26日までとなっています。
 文末になりましたが、すいとぴあ江南の館長様を始めとして、スタッフの皆様に大変親切にしていただきました。この場を借りて、心より感謝を申し上げます。

2012年11月22日木曜日

vol.621 大相撲と競馬とガンプラと

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 このブログは円空仏だけでなく、他の話題も更新しているのですが、最近、そうした話題を取り上げていなかったことから、今日の更新で、少しばかり触れておきたいな、と。

 大相撲九州場所は、今日が12日目。2人の横綱、地元(九州出身)力士の活躍、カド番で早々の大関戦、誤審等、それなりの話題はあると思うのですが、政治や他のスポーツニュースによって、かき消されて、世間に広く届いていないというのが、正直な感想です。さらに優勝争いの行方も、どうやら先が見えてしまい、これから終盤の盛り上がりに欠けるような気がします。
 僕個人としては、ずっと応援し続けていた中村部屋が今場所限りでの閉鎖ということで、とても寂しいのですが、力士さんたちに注目すれば、白虎さん、時桜さん、美登桜さん、富士寿さん、勝ち越し、おめでとうございます。飛翔富士さん、北櫻龍さん、甲斐力さん、東関部屋へ移った後も、これまで以上に精進して、頑張ってくださいね。

 競馬の話題は、何と言っても、今週末のジャパンカップで、今日、枠順が決定した出馬表を見ただけで、ワクワクさせられます。凱旋門賞馬のソレミア、王者のオルフェーヴル、牝馬三冠のジェンティルドンナ、そして、フェノーメノを始めとする伏兵馬と、どんなレースになって、いかなる結果となるやら、目が離せない一戦となりそうです。とはいえ、当日はちょっとした旅行を予定しており、テレビ観戦も無理なことから、結果を知るのを楽しみにしたいと思います。

 ガンプラは久しく組み立てていなかったことから、明日発売されるRG(リアルグレード)のZガンダムを購入しようかな、と思案していたのですが、どうやら年内はそうした(組み立てる)時間が取れなさそうで、残念ながら、見送りです。

 昨日、バイク仲間のO君から、紅葉を見に寸又峡へ行ってきたよ、と素敵な写真付きのツーリング・レポートが届きました。思い起こせば、2年前は豊田市小原地区へ紅葉と四季桜を見に行きましたが(vol.342)、去年といい、今年といい、どこにも紅葉ツーリングへ出掛けていないことに気が付きました(とりわけ昨年は、そんな心に余裕のある状態ではありませんでした)。今年はまだ間に合うかな?

 追記 北櫻龍さんと甲斐力さんは引退されるとのこと。お疲れさまでした。力士さんではなくなり、新たな人生の門出を迎えるにあたって、僕から一言だけ、人生は挑戦するからこそ、面白いと思うのです。

2012年11月21日水曜日

vol.620 すいとぴあ江南 円空上人 ほほえみの世界


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  今日は江南市にあるすいとぴあ江南へ行き、以前の更新(vol.593)で取り上げた「円空上人 ほほえみの世界」を見てきました。
 下の写真が会場の様子で、50枚のパネル写真と色紙が並べられており、僕はひとつ、またひとつと、立ち止まっては、美味しい料理を味わうように目にしました。


 梅原猛氏が色紙に書いた即興の句と円空仏を解説する長谷川公茂氏の言葉が巧みに合致して、おふたりの温かい心の世界が無限に広がっていました。

 円空上人 ほほえみの世界
 場所 すいとぴあ江南 1階多目的ホール
 日時 11月21日~26日 午前10時~午後5時
 TEL 0587-53-5111(すいとぴあ江南)
 入場料 無料

 講演「円空さん」
 講師 長谷川公茂氏(円空学会理事長)
 日時 11月24日 午後2時開演
 入場料 無料

 円空彫り体験教室
 講師 円空仏彫刻・木端の会
 日時 11月24日・25日
 参加料 無料

 僕は体験教室のお手伝いと講演を聴くために、24日(土)にもう一度、すいとぴあ江南へ足を運ぶ予定です。

 以下は余談で、先週(vol.618)から挑戦している千体仏の迦楼羅(烏天狗)像ですが、10日目の今日で380体を彫りました。

2012年11月18日日曜日

vol.619 北名古屋市 雲太寺の円空仏


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 先週末、円空学会常任理事の小島梯次先生が引率する現地学習会が雲太寺で行われたのですが、残念ながら僕は都合により参加できませんでした。いつも楽しく拝読している天狼星様のブログにて、現地学習会の様子が紹介されていたことから、僕も今日、雲太寺の円空仏に会ってきました。
 下の写真が雲太寺の山門です。


 下の写真が雲太寺の円空仏です(写真は雲太寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。


 拝観のお礼にと、いつものように僕が彫った円空仏の千面菩薩像をお庫裏さまに手渡して、奉納しました。

 雲太寺
 愛知県北名古屋市鍜治ケ一色村内東121
 0568-21-1902
 (円空仏拝観は要予約)

 円空仏の拝観に際しては、写真撮影等、大変お世話になりました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。

2012年11月14日水曜日

vol.618 円空彫り千体仏 迦楼羅(烏天狗)像


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 円空彫りの千体仏(千面菩薩像)は過日、2700体を彫り終えました。それ以前に300体ほど彫っていたことから、ここら辺りで一と区切りとして、新たに迦楼羅(烏天狗)像の千体仏に挑戦することにしました。
 下の写真がそれで、3日間で100体を彫りました。


 人によりけりだと思うのですが、僕にとって、迦楼羅(烏天狗)像は彫りやすくて、円空彫りで1番最初に覚えた仏像でした。よって、同じ千体仏でありながら、千面菩薩像よりも、彫るスピードが速いです。ただし、材料となる木を準備するのに、少しばかり手間が掛かります。
 目標としては、来月の拝観日までに、は無理なことから、できれば年内に、と思いますが、それも難しくて、要は円空さんのように、どれだけ千体仏にエネルギーを注ぎ込めて、やりきれるか、ということで、僕としては、できるところまで頑張ってみたいな、と。

2012年11月12日月曜日

vol.617 海部郡大治町 宝昌寺の円空仏

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 今日は海部郡大治町にある大治町立公民館で開催されている大治町文化財展を見に行き、展示品のひとつである宝昌寺の円空仏に会ってきました(円空仏は2体の観音菩薩坐像が展示されています)。
 結論から先に書くと、円空仏をお目当てに文化財展へ足を運んだ感想としては、無料なのが唯一の救いでした。

 大治町文化財展
 場所 大治町立公民館
 会期 11月11日~18日
 観覧料 無料

 文化財展を見学後、大治町立公民館を後にして、宝昌寺へと向かいました。
 下の写真が宝昌寺の本堂です。


 宝昌寺
 愛知県海部郡大治町花常東屋敷3

 いつもであれば、例によって、このブログに円空仏の写真をアップするのですが、今回は諸般の事情により、残念ながら、不可となってしまいました。宝昌寺のご住職様曰く、円空学会の会員であれば、円空仏は文化財展の終了後に、いつでも拝観が可能とのことです。

2012年11月9日金曜日

vol.616 東京国立博物館「飛騨の円空」展

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 折にふれて、このブログで紹介させていただいている天狼星さまから、東京国立博物館で開催予定の特別展「飛騨の円空」のリーフレットが届きました。
 下の写真が表紙で、中を開くと、千光寺をはじめとして、岐阜県高山市に所在する円空仏の写真がずらりと掲載されており、圧巻です。


 特別展「飛騨の円空 千光寺とその周辺の足跡」
 会場 東京国立博物館(上野公園)本館特別5室
 会期 2013年1月12日~4月7日
 開館時間 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
 休館日 月曜日(1月14日、2月11日は開館)、1月15日、2月12日
 料金 900円

 僕の記憶が正しければ、東京国立博物館にて、前回、円空仏が展示されたのは、2006年で、あれから、もう、そんなに経ったのかと、月日の過ぎ行く早さに驚くばかりです。
 飛騨の円空展では、「高山市内の14の寺社が所蔵する100体を東京で初めて一堂に紹介します」とあることから、開催期間中に東京へ足を運んだ際には、必ず上野公園へ足を運ぶつもりです。
 文末になってしまいましたが、天狼星さまに、この場を借りて、お礼申し上げます。

 「天狼星(アマチュア陶芸家)さまのBlog

2012年11月8日木曜日

vol.615 長谷川公茂著『カラーブックス558 円空仏』(保育社)

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 あさって10日(土曜)は荒子観音寺の円空仏拝観日です。

 荒子観音寺(円空仏公開)
  名古屋市中川区荒子町宮窓138
  TEL 052-361-1778
  拝観日 毎月第2土曜日
  拝観時間 13:00~16:00
  拝観料 500円
  駐車場 無料
  (公共交通機関を利用される場合は、あおなみ線「荒子」駅下車、徒歩7分)

 円空仏の拝観日に併せて、荒子観音寺の境内では、「円空仏彫刻・木端の会」による円空彫りの体験教室(見学自由・無料)が開かれています。

 長谷川公茂著『カラーブックス558 円空仏』(保育社)には、円空仏の写真と解説が掲載されています。
 

2012年11月7日水曜日

vol.614 如意輪寺の円空仏ご開帳と献燈祭


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 今日は所用で知多半島へ行きました。
 下の写真は知多半島を走った際に立ち寄った如意輪寺の境内です。


 如意輪寺では、今月21日から25日まで、円空仏の薬師如来像がご開帳され、併せて献燈祭が行われます。

 如意輪寺
 愛知県知多郡南知多町内海中之郷12
 (2012年度の円空仏ご開帳日時は、11月21日から25日の午後8時まで)

 昨年と同様に(vol.477)、今年も僕が彫った千面菩薩像をご住職さまに手渡して、交通安全の願意の一燈を祈願させていただきました。

 以下は余談で、途中の常滑市内にて、チェーンがはずれるといったハプニングがありましたが、無事で何よりでした。

2012年11月1日木曜日

vol.613 稲沢市 国分寺の円空仏


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 今日は愛知県稲沢市にある国分寺の円空仏に会ってきました。
 下の写真が国分寺の山門です。



 国分寺の円空仏を拝観して、とりわけ見事だなと感心させられたのは、上の写真にあるように、不動明王像の肩から背中、両腕、台座に及ぶまで、背面全体に、円空さん直筆の凡字が書かれていました(写真は国分寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
 拝観のお礼にと、いつものように僕が彫った円空仏をお庫裏さまに手渡して、奉納しました。

 国分寺
 愛知県稲沢市矢合町2490
 0587-36-2824
 (円空仏拝観は要予約)

 円空仏拝観の際には、写真撮影の許可等、大変お世話になりました。特にお庫裏さまには、急な申し出だったにもかかわらず、本当に親切にしていただきました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。