ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。
昨日のことになりますが、中区錦にある名古屋市教育館にて、「ガンダーラの会」と「なごや文化史研究会」の皆さんと一緒に、小島梯次先生が講師を務める「四国堂の木喰仏」講座に参加しました。
下の写真が会場で、開始時間よりも30分ほど早く到着しました。
講座では、木喰上人が記した『四国堂心願鏡』と小島先生の作成した「木喰年譜」を用いて、木喰上人の生涯や人となりについて、大変わかりやすく解説していただきました。
柳宗悦の木喰研究に始まり、「十三人講中」のエピソードや木喰上人の詠んだ歌である「みな人の 心をまるく まん丸に どこもかしこも まるくまん丸」が取り上げられたのは言うまでもありません。
木喰上人のことをよく知らない僕にとっては、これ以上ないほど打って付けの「木喰入門編」といった講義で、僕の心の中で、木喰上人に対する親しみを感じることができました。
以下は余談。
同じく昨日、バイクで走っていたら、巡回中のパトカーやネズミ捕りの白バイ、駐車取り締まりの警察官を目にした。以前、警察官の人手が足りないと聞いたことがあるが、にわかに信じがたい。
たとえば、ストーカーの対応策とか、不祥事の再発防止とか、他に優先すべきことが、いくらでもあるような気がする。
いざ、事件が起きても、警察官の対応は、どこか他人事だ。正義の味方には程遠い。
信頼や尊敬に値せず、警察官くらい呑気で、暇な人たちはいないのではないか、とさえ思う。