ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。
昨日は岐阜県下呂市にある温泉寺で行われた円空学会の総会に出席しました。
例によって、バイクを走らせて、とはならず、それでも参加したのは、いくつかの理由があってこそ。
今回は円空仏だけでなく、木喰仏も拝観できるということで、大いに楽しみにしていました。
下の写真が温泉寺の木喰仏です(写真は温泉寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
僕が木喰仏とじっくり対面するのは、これで3度目となりました。
拝観後には、いつもの伝で、温泉寺のご住職さまに僕が彫った模刻を手渡して、奉納しました。
昼食後、下呂温泉合掌村へ移動。円空館を再訪しました。
館内では、円空仏を目の前にして、長谷川公茂先生の背後に位置した僕は、こんなチャンスは滅多にないと、ここぞとばかりに質問攻め。この機会に、以前から僕が気になっていた長谷川先生の説く「根本」に対して、一つの疑問をぶつけてみたところ、僕の年齢では、まだまだ七転八倒が足りない、とのことでした。
山田匠琳先生からは、円空彫りに関するアドバイスを頂戴したり、帰り際には、身に余るお言葉をいただき、本当に嬉しいかぎり。また、先生のお許しを得たことから、木遊会のホームページをリンクに加えました。
昨日は頭のてっぺんからつま先まで、大好きな円空さんのことだけを考えて過ごしたことから、僕はとても幸せでした。
文末になってしまいましたが、総会でお世話になった皆さまに対して、この場を借りて、お礼申し上げます。