2011年12月24日土曜日

vol.497 クリスマス・イブは甥っ子と一緒に

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 小学校が冬休みになって、甥っ子が拙宅へやって来たことから、今日は2人で小牧市にある温水プールへ遊びに行きました。以前にも書きましたが、僕には子どもがいないので、甥っ子と一緒に遊ぶことが人一倍楽しいのです。
 下の写真が小牧市温水プールで、約5ヶ月前の夏休みに足を運んだときは、朝一番から大勢の客で混雑していましたが、今日はのびのびと遊べて、嘘のように快適でした。
 甥っ子と温水プールで遊んだ後は、クリスマス・イブということで、一緒にクリスマスケーキを食べました。
 僕だけの感覚かもしれませんが、40歳過ぎのオジサンになると、クリスマス・イブは異性と過ごすよりも、子どもと過ごすほうが心が安らぎます。
 Merry Christmas!

2011年12月17日土曜日

vol.496 素組みのHGガンキャノン

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 HGガンキャノンを組み立てました。
 下の写真がそれなのですが、実をいうと、完成したのは、先月の中旬でした。
  先月は怒涛の勢いでブログを更新したことから、完成写真をアップする機会を逃しました。遅ればせながら、ということで。
 HGシリーズの記念すべき第1号なので、いつかは組み立ててみたい、という気持ちがありました。さらに、バイク仲間のO君からは、「HGガンキャンノンは格好良いです」と、ずいぶん前に聞かされていました。
 O君からは先日、「試験に合格しました」との嬉しい報告が届きました。改めて、おめでとうございます、と言わせてください。

 今日もバイクで走りましたが、風が冷たかったです。こんな寒い日は、と思いましたが、ライダーたちの姿を数多く目にしました。

 来週末からは、暮れも押し迫って、何かと慌しくなることから、少し早いですが、競馬は今日の重賞である阪神カップで締めくくることにします。ずっと応援し続けているスマイルジャックとクレバートウショウの2頭が揃って出走することから、今年最後の馬券勝負です。(付記 クレバートウショウは予後不良となってしまいました。どうか安らかに。)

2011年12月14日水曜日

vol.495 TW225Eの定期点検

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 昨日はいつもお世話になっているバイクショップを訪れて、TW225Eの定期点検を行いました。
 下の写真はバイクショップの店内で、とっても素敵なお店です。そして、何といっても、メカニックマンさんたちの腕前が最高です。
  オイルやオイルフィルタの交換は事前に加入していたサポートで行ったことから、費用は3360円で済みました。
 フロントフォークブーツの交換や前後タイヤの交換は、次回の点検の際に、ということで。
 ただいまの走行距離は22816キロで、この後、1000キロほど走ったら、チェーン調整で、またショップへ足を運ぶ予定です。

2011年12月8日木曜日

vol.494 荒子観音寺で仏像を彫る体験教室

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 今週末の10日(土曜)は荒子観音寺の円空仏拝観日です。

 荒子観音寺(円空仏公開)
  名古屋市中川区荒子町宮窓138
  TEL 052-361-1778
  拝観日 毎月第2土曜日
  拝観時間 13:00~16:00
  拝観料 500円
  駐車場 無料
  (公共交通機関を利用される場合は、あおなみ線「荒子」駅下車、徒歩7分)

 下の写真は円空仏が安置されている本坊(客殿)の入口です。
  円空仏の拝観日に併せて、荒子観音寺の境内では、「円空仏彫刻・木端の会」による円空彫りの体験教室(見学自由・無料)が開かれています。

2011年12月7日水曜日

vol.493 551蓬莱の味を名古屋で

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 僕は生まれこそ名古屋ですが、幼少時代を大阪で過ごしたことから、今でも関西の「うまいもん」が大好物。関西を代表するうまいもんといえば、何といっても、「551蓬莱」です。
 ということで、今日は松坂屋名古屋店の本館地下1階にある中央催事場で行なわれていた「551蓬莱期間限定販売」へ足を運びました。
 下の写真はカウンターにずらりと陳列されている箱詰めされた豚まんです。  

 豚まんの他にも、焼売(シュウマイ)と焼餃子も美味しくて、僕はついつい食べ過ぎてしまいます。関西で暮らしている人たちは、いつでも気軽にうまいもん食べられて、羨ましいですね。
 今は販売されなくなったユーチュー焼売の復活を切に希望しています。 

 今日もバイクに乗っていたのですが、朝は風が冷たく、足先などが冷えて、寒いですね。日中になると、まだそれほどでもないですが。夜、風呂に入って、足先などが温まると、ジンジンとした痺れさえ感じます。
 冬なんだから寒いのは当たり前だろ、という声が、どこからともなく聞こえてきそうですが、それでも、というか、やっぱり、というか、僕はバイクが大好きなんだと思います。

2011年12月6日火曜日

vol.492 BIKE TIME TOKAI の発売日

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 今日6日は「バイクタイム東海」1月号の発売日です。
 特集記事は、「加茂っていいカモ!?」と題して、美濃加茂市をはじめとする加茂郡町村のツーリングスポットが紹介されています。
 下の写真は「バイクタイム東海」1月号の目次です。
 
 誌面の連載記事は休載となっていますが、ブログはこのまま継続いたしますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

2011年11月29日火曜日

vol.490 大相撲 十一月(九州)場所の感想

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 九州場所があっという間に終わってしまい、ファンとしては寂しいかぎり。
 いつも書いていることですが、横綱以外の関取が優勝して、場所が大いに盛り上がることを期待していたのに、早々と優勝が決まってしまい、残念でした。が、しかし、千秋楽は把瑠都関に拍手喝采。
 今場所では僕が応援している力士さんたちの成績が微妙だったことから、とかく気が気でなかったです。幕内と十両では、北太樹関や栃乃洋関の8勝7敗がそれで、栃ノ心関や臥牙丸関は大きく負け越してしまい、とても心配です。
 幕下では、中村部屋の飛翔富士さんや白虎さんが3勝4敗と実に惜しい成績でした(稽古に精進して、来場所、頑張ってください。応援していますよ)。
 大関「稀勢の里関」の誕生は嬉しいニュースでした。場所前にも書きました(vol.480)が、今夏、故鳴戸親方(元横綱隆の里)が稀勢の里関をご指導されていたお姿を、僕は覚えていたことから、親方は本当に喜んでくださっているのではないかと思うと、大相撲ファンのひとりとして、感慨無量です。

2011年11月26日土曜日

vol.489 名古屋栄国寺キリシタン博物館の円空仏

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 いつもお世話になっている「円空仏彫刻・木端の会」のMさんに、「栄国寺の切支丹博物館に円空仏があるよ」と教わったことから、今日は名古屋市中区にある栄国寺へ足を運びました。
 下の写真が栄国寺で、境内に切支丹遺蹟博物館があります。
 
 上の写真が栄国寺の円空仏で、踏み絵などのキリシタンに関する史料と共に展示されていました(写真は栄国寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
 展示されている史料については、栄国寺のご住職さまから、丁寧な説明があり、その後、名古屋三大仏のひとつとされるご本尊さまに合掌。見学のお礼にと、僕が彫った2体の小さな円空仏(千面菩薩像、迦楼羅像)を感謝の気持ちを込めて、納めさせていただきました。
 
 栄国寺・切支丹遺蹟博物館
 愛知県名古屋市中区橘1丁目21-38
 TEL 052-321-5307
 開館時間 10:00~17:00
 入館料 100円
 休館日 日曜日

 栄国寺のご住職さまには、写真撮影の許可等、大変お世話になりました。この場を借りて、お礼申し上げます。
 
 以下は余談で、栄国寺のご住職さまから、切支丹遺蹟博物館のしおりと火伏せのお札を頂戴したのですが、大事にしまったはずのポケットの中にありません。どうやらバイクで走っているうちに無くしてしまったようです。こうした失敗の他にも、今日はあるべきものがなかったり、タイミングが悪かったりと、何ともちぐはぐな一日でした。

2011年11月21日月曜日

vol.488 名古屋市熱田区 白鳥庭園

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 昨日は施設が無料開放されるということで、白鳥庭園を訪れて、園内を逍遥しました。
 下の写真が白鳥庭園で、画面左の建物が庭園本館の清羽亭です。
  園内を歩いていると、中国人観光客が賑やかで、白鳥庭園は彼らのお決まりの見学コースになっているのでしょうか。
 僕は日本庭園が好きで、あちらこちらと見学していますが、庭を歩いたかぎり、率直な印象として、白鳥庭園の入園料は正直、高いなと思いました。
 おまけに、バイクも駐車場の使用料が150円と、ライダーには不親切な施設です。

 白鳥庭園
 名古屋市熱田区熱田西町2番5号
 TEL 052-681-8928
 開園時間 9:00~16:30
 休園日 毎週月曜日
 入園料 300円

 以下は余談で、旅行雑誌の『旅』が休刊になるとのこと。JTBが発行していた頃には、僕の紀行文が掲載されたこともあることから、非常に残念です。

2011年11月20日日曜日

vol.487 伊勢神宮のバイク駐車場

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 前回の更新(vol.486)からの続きで、中山寺で円空仏を拝観した後、6年ぶりに伊勢神宮を参拝しました。
 以前訪れた際には、門前のおはらい町は閑散としていたような記憶があったのですが、昨今のパワースポットブームだからなのか、平日だというのに、大した人出でした。
 内宮の入口近くには、バイク駐車可の無料駐輪場があります。
  上の写真は外宮です。
 中山寺と伊勢神宮はすぐ近くということで、円空さんもきっと訪れたに違いない、と思いながら、内外両宮の参道を歩きました。

 以下は余談。
 今日のマイルチャンピオンシップには、僕がずっと応援し続けているクレバートウショウとスマイルジャックが揃って出走しました。半ば諦めつつも、応援馬券を買っていたのですが、どちらも着外と、残念な結果に終わりました。2頭とも無事に完走できたことを喜ぶべきでしょうか。
 日本シリーズはホークスの楽勝と思いきや、ドラゴンズがここまで食い下がるとは正直、予想していませんでした。来季からオレ流采配が見られなくなると思うと寂しいかぎりです。

2011年11月19日土曜日

vol.486 伊勢市 中山寺の円空仏

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 昨日は三重県伊勢市へ行き、中山寺の円空仏に会ってきました。
 下の写真が中山寺の山門です。
  山門をくぐると、白寿観音祈願祭が行なわれており、境内は参拝に来た地元の人たちで賑わっていました。甘くて美味しいかぼちゃぜんざいが振舞われており、僕も地元の人たちに交じって、ご馳走になりました。
 中山寺のご本尊さまに合掌後、僕が自分で彫った4体の円空仏(護法神像、千面菩薩像)を感謝の気持ちで納めさせていただきました。
 下の写真は中山寺の円空仏で、護法神像です(写真は中山寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
  中山寺には4体の円空仏があるのですが、僕はお目当ての護法神像を前にして、幸せな気分になりました。伊勢まで足を運んだ甲斐がありました。
 荒子観音寺の護法神像といい、高田寺の護法神像といい、そして今回の中山寺で、円空仏の真骨頂は護法神像にあり、と再認識しました。

  中山寺
  三重県伊勢市勢田町411
  TEL 0596-28-6709
  (円空仏公開は年に1度の11月18日)

 円空仏拝観の際には、写真撮影の許可等、大変お世話になりました。特にお庫裏さまには、本当に親切にしていただきました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。

 以下は余談で、今回の中山寺で、僕の円空仏巡見は6県・45箇所目となりました。円空仏を通じて、知り合った人たちに今一度の感謝を記したいと思います。合掌。

2011年11月17日木曜日

vol.485 北名古屋市 院田薬師堂の円空仏

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 今日は北名古屋市(旧師勝町)にある院田薬師堂の円空仏に会ってきました。
 下の写真が院田薬師堂です。
 
 上の写真が院田薬師堂の円空仏で、木造秋葉神立像です(写真は院田薬師堂の管理者様から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。像高は約48センチで、円空初期の作品とされています。
 円空仏の写真集で何度も見ていましたが、実物を目の前にすると、お顔をといい、お姿といい、円空さんはこんな仏像も彫っていたのかと、改めて不思議な印象を受けて、秋葉神立像をつくづく眺め入りました。
 拝観の際には、僕が自分で彫った6体の円空仏(千面菩薩像、迦楼羅像)を感謝の気持ちを込めて、納めさせていただきました。

 院田薬師堂
 愛知県北名古屋市鹿田院田屋敷334

 円空仏を管理されている院田町内会の町会長様と、北名古屋市歴史民俗資料館・昭和日常博物館様には、大変お世話になりました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。

2011年11月13日日曜日

vol.484 埼玉円空展と円空仏に関する話題

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 現在、埼玉県立歴史と民俗の博物館で、円空展が開催されています。僕は残念ながら、足を運べそうもないのですが、昨日、荒子観音寺の円空仏公開日で、いつもお世話になっている「円空仏彫刻・木端の会」を通じて、埼玉円空展のパンフレットと図録を入手しました。
 下の写真が埼玉円空展のパンフレットです。
  図録には、僕がこの春に目にして、ブログでも紹介した正福寺の円空仏(vol.393)と蓮田市文化財展示館の円空仏(vol.394)が掲載されています。埼玉県へ足を運んだときを思い出すと、東武鉄道の間引き運行、正福寺の倒れた石灯篭、蓮田市文化財展示館における円空仏の展示方法の見直しなど、東日本大震災の影響がまだ色濃く残っていました。

 いとうせいこうさんとみうらじゅんさんの共著『見仏記』の最新刊(単行本)にざっと目を通しました。本書には、荒子観音寺(の円空仏)と、いつも作像をご指導いただいている木端の会のYさんが登場します。6月に名古屋市千種区にある鉈薬師堂の境内にて、木端の会のYさんを通じて、いとうさんとみうらさんのおふたりと握手させていただきましたが(vol.421)、もう本が出版されるのかと、その速さに少し驚いています。

 今日は南知多町にある慈光寺(vol.476)と如意輪寺(vol.477)で、円空学会の研究会が行なわれるとのこと。僕は事前にバイクで足を運んで、両寺院の円空仏を既に拝見させていただきました。幸いお天気にも恵まれたことから、絶好のツーリング日和で、知多半島を南下するライダーたちが大勢いるのでは、と思います。

2011年11月11日金曜日

vol.483 荒子観音寺の六角堂

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 明日12日(土曜)は月に1度の荒子観音寺の円空仏公開日です。

 荒子観音寺(円空仏公開)
  名古屋市中川区荒子町宮窓138
  TEL 052-361-1778
  拝観日 毎月第2土曜日
  拝観時間 13:00~16:00
  拝観料 500円
  駐車場 無料
  (公共交通機関を利用される場合は、あおなみ線「荒子」駅下車、徒歩7分)

 円空仏の公開日に併せて、境内では「円空仏彫刻・木端の会」による円空彫りの体験教室(見学自由・無料)が開かれています。

 下の写真は荒子観音寺の境内に建つ六角堂です。
 

2011年11月10日木曜日

vol.482 長谷川公茂著「東海の円空を歩く」(風媒社)を読んで

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  上の写真は長谷川公茂著「東海の円空を歩く」(風媒社)の表紙です。

 円空仏に関する本は、古書だったり、高価だったりと、最近では手に入りにくいので、円空仏ファンのひとりとして、こうした本が上梓されるのを心待ちにしていた。
 一読して、素晴らしい本であることは、改めて言うまでもないが、本書を読み終えて、以下に気になった点をいくつか挙げておきたい。

 巻頭に「拝観が可能な寺院・資料館」が掲載されているが、情報が過不足なく記されているかといえば、そうではない。代表的なリストという扱いで、20箇所が挙げられているが、その他にも常時、拝観可能な円空仏がある(例、小牧市歴史館など)。
 また、続きのページには、「おもな円空仏の所在分布」が記載されているが、こちらも情報が過不足なく記されているかといえば、そうではない。「おもな」とあっても、比較的自由に拝観が可能な寺院の名前が記されていない(例、南知多町の慈光寺など)。
 本文中においても、情報が過不足なく記されているかといえば、そうではない(例、揖斐川町にある一心寺所蔵の円空仏は現在、揖斐川歴史民俗資料館に寄託されているなど、明らかな間違いがある)。
 これらは風媒社の編集者が確認を怠ったことによるものだろう。

 本書を読んだ後には、「拝観が可能な寺院・資料館」よりも、さらに詳しく円空仏を目にしたいという人や、自宅近くの寺院が「円空仏の所在分布」に掲載されているが、そこは拝観可能なのかどうか、という疑問が残るだろう。

 このブログ(ラベル 円空仏の頁)では、そうした疑問に対して、自らの足で稼いだ情報を掲載しているので、参考になれば幸いである。
 「最近の円空仏ファンは拝観のマナーが悪く」と記されている(心を痛めている)が、円空仏が大好きな人に、悪い人間はいないと信じている。

 文末になりましたが、長谷川公茂先生の円空仏に対する永年の研究に対して、心から敬意を表します。

2011年11月8日火曜日

vol.481 ドストエフスキー著・原卓也訳『カラマーゾフの兄弟(下)』(新潮文庫)を再読して

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 ずいぶん時間が空いたことから、書いた本人も忘れかけていた、というのが、正直なところかもしれない。しかし、そうはならないところが、『カラマーゾフの兄弟』の凄いところで、ふとした瞬間に思い出すのだ。「カラマーゾフ万歳」と。
 下編のストーリーはイワンの悪夢を経て、ミーチャの公判後、感動のエピローグへと突入する。
 これまでにも書いてきたように(vol.402、vol.408)、カラマーゾフとは、いかなる困難にも立ち向かう「生きる力」を意味する言葉でもある。事実、主人公アリョーシャと少年たちの人生は、今まさに物語の結末から、真に始まろうとしている。

 「このイリューシャの石のそばで、僕たちは第一にイリューシャを、第二にお互いにみんなのことを、決して忘れないと約束しようじゃありませんか。これからの人生で僕たちの身に何が起ころうと、たとえ今後二十年も会えなかろうと、僕たちはやはり、一人のかわいそうな少年を葬ったことを、おぼえていましょう。」
 「いいですか、これからの人生にとって、何かすばらしい思い出、それも特に子供のころ、親の家にいるころに作られたすばらしい思い出以上に、尊く、力強く、健康で、ためになるものは何一つないのです。」
 「ああ、子供たち、ああ、愛すべき親友たち、人生を恐れてはいけません。何かしら正しい良いことをすれば、人生は実に素晴らしいのです。」

 まだまだ他にも引用すべき箇所がたくさんあるのだが、未読の読者のために、もう記さない。その代わりに、全編を通じて、僕が最も好きな箇所を最後に挙げておくことにする。未熟過ぎる僕の解説にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 「イリューシェチカの言いつけでしてね。イリューシェチカの」彼はすぐにアリョーシャに説明した。「夜中にあの子が寝ているわきに、わたしが坐っていましたら、だしぬけにこう申したんですよ。『パパ、僕のお墓に土をかけるとき、雀たちが飛んでくるように、お墓の上にパンの耳を撒いてやってね。雀がとんでくるのがきこえれば、お墓の中に一人で寝ているんじゃないことがわかって、僕、楽しいもの』って」

2011年11月7日月曜日

vol.480 大相撲平成23年十一月九州場所

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 いよいよ九州場所まで1週間を切りました。大相撲ファンのひとりとして、早く初日にならないかと心待ちにしています。
 既に番付が発表されており、いつも応援している中村部屋からは、番付表と部屋便りが届きました(いつもご送付いただき、ありがとうございます)。
 部屋便りでは、「新十両の飛翔富士は、残念ながらご期待には添えませんでしたが、他の力士達と共に、一年最後の九州場所で、新しい年に向けて良い足がかりが作れるように頑張りたい」とありましたので、日々、稽古に精進して、さらに一段成長して、再十両を、と信じて、応援しています。さらに、白虎さん、時桜さん、北櫻龍さん、富士寿さん、美登桜さん、甲斐力さん、と中村部屋の皆さまのご活躍をお祈りしています。
 今場所は横綱以外の関取が優勝して、大相撲を、福岡の街を、大いに盛り上げて欲しいと思っています。

 鳴戸親方(元横綱隆の里)が本日亡くなったとニュースで知り、大変ショックでした。
 今夏、朝稽古見学の際には、鳴戸親方の横に並んで座らせていただき、土俵間近で迫力の申し合いを拝見させていただきました(vol.430)。その際、鳴戸親方が稀勢の里関をはじめとする弟子たちに対して、自らの若かりし頃の苦労談を交えながら、ご指導をされていたお姿を、今でもはっきりと覚えています。
 謹んでお悔やみを申し上げます。
 残された鳴戸部屋の力士さん達が心配です。

2011年11月6日日曜日

vol.479 今日6日はバイクタイム東海の発売日

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 今日6日は新装刊第2号となる「バイクタイム東海」12月号の発売日です。また、中部日本自動車学校でキャッチインライダースが開催されました。
 下の写真は「バイクタイム東海」12月号の表紙です。
  「東海・旅の足跡」について、誌面の記事はいったん休載となっております。読者ライダーからは、「毎月楽しみに読んでいた」との声を多数お寄せいただき、大変嬉しく思っています。ブログはこのまま継続いたしますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

2011年11月5日土曜日

vol.478 帆船 日本丸・海王丸 名古屋港寄航

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 昨日は名古屋港のガーデンふ頭へ足を運んで、帆船の日本丸と海王丸を見てきました。
 下の写真が日本丸です。
 
 上の写真が海王丸です。
 どちらか1隻だけを目にする機会は、これまでにも何度かあったのですが、2隻同時の寄航を目にしたのは初めてで、いつもよりちょっと得したような気分になりました。
 名古屋港には、無料のバイク置き場(自転車と兼用の駐輪場)があり、ライダーにとって、優しい施設となっています。

2011年11月4日金曜日

vol.477 南知多町 如意輪寺の円空仏

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 前回の更新(vol.476)からの続きで、昨日は知多郡南知多町にある如意輪寺の円空仏に会ってきました。
 下の写真が如意輪寺の境内で、毎年旧暦の10月8日から12日までの5日間が、円空仏のご開帳日となっています。
 
 上の写真が円空仏の薬師如来像で、伝承によれば、富山の薬売りが背中に背負ってきたといわれています(写真の転載・再配布等を固く禁止します)。
 最晩年の作である薬師如来像は少し傾いており、仏高は約64センチですが、横から見ると(写真では分かりづらいですが)、その薄さに驚きました。

 如意輪寺
 愛知県知多郡南知多町内海中之郷12
 TEL 0569-62-0109

 拝観の際には、僕が自分で彫った2体の小さな円空仏(千面菩薩像、迦楼羅像)を感謝の気持ちを込めて、納めさせていただきました。その際、ご住職さまに喜んでいただけたことが、本当に嬉しかったです。そして、ご開帳記念の栞(しおり)と、お下がりのお茶を頂戴しました。この場を借りて、お礼申し上げます。
 如意輪寺では、ご開帳の最終日(7日)の夕方より、献灯祭が行なわれます。かくいう僕も、バイクに乗っていることから、交通安全を願意に、1灯を祈願させていただきました。

2011年11月3日木曜日

vol.476 南知多町 慈光寺の円空仏

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 今日は知多半島を走って、知多郡南知多町にある慈光寺の円空仏に会ってきました。
 下の写真が慈光寺の入口で、階段を上った右側に山門があり、その奥に本堂があります。
 
 上の写真が円空仏の弁財天像で、金色の蓮座に鎮座して、多くの眷属に囲まれていました(写真の転載・再配布等を固く禁止します)。
 円空仏の拝観には、先方に諸々の事情があり、それを考慮しなければなりませんが、慈光寺では比較的自由に拝観できるところが大変素晴らしいと思いました。
 慈光寺のご住職さまには、この場を借りて、お礼申し上げます。

 慈光寺
 愛知県知多郡南知多町内海南側63
 TEL 0569-62-0253

 拝観の際には、僕が自分で彫った2体の小さな円空仏(千面菩薩像、迦楼羅像)を感謝の気持ちを込めて、納めさせていただきました。
 次に同町の如意輪寺へ足を運びましたが、続きは次回の更新で。

2011年11月2日水曜日

vol.475 名古屋市蓬左文庫の古書市

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 今日は名古屋市東区にある蓬左文庫で催されていた古書市へ足を運びました。
 下の写真が蓬左文庫で、画面の右側が古書市の入口となっていました。
  肝心の掘り出し物はといえば、見つけることができませんでした。以前にも書いたように(vol.461)、古本は今やインターネットでの売買が主流でしょうから、仕方ありませんね。
 自分の蔵書、といっても、特に高価な本を持っているわけではありませんが、それらは時に僕を励ましたり、支えたり、助けてくれたりと、今や僕の血と肉になってくれたかけがえのない物。とりわけ絶版本に限っては、後生大事にしなくては、と再認識しました。

2011年11月1日火曜日

vol.474 稲沢市荻須記念美術館

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 日中、走っていると、11月とは思えない陽気で、バイク乗りには本当に助かります。
 今日は稲沢市にある稲沢市荻須記念美術館へ行き、「生誕110年記念 荻須高徳展 憧れのパリ、煌めきのベネチア」を見ました。
 下の写真は稲沢市荻須記念美術館です。
  展示内容は以前、このブログでも紹介した松坂屋美術館の荻須高徳展と同じでしたが(vol.418)、ひとつだけ違ったことがありました。
 地元の小学6年生の子どもたちが見学に来ており、館内は少しばかり賑やかでした。絵をじっくりと鑑賞する際に、周りが騒々しいのは嫌だけれど、子どもたちとなれば、話は別です。
 僕は大勢の子どもたちに囲まれながら、授業の一環とはいえ、子ども心に何か感じたり、残ったりすれば、地下の荻須画伯も喜ぶだろうと思いました。

  稲沢市荻須記念美術館
  愛知県稲沢市稲沢町前田365-8
  TEL 0587-23-3300
  休館日 月曜日、祝日の翌日
  開館時間 9:30~17:00

  「生誕110年記念 荻須高徳展」
  入館料 800円
  (荻須画伯の生誕日である今月30日は無料)

2011年10月29日土曜日

vol.473 中京競馬場新スタンド愛称を募集中

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 今日は豊明市にあるJRAの中京競馬場へ立ち寄りました。
 中京競馬場では現在、来年3月のグランドオープンに向けて、スタンドの改築と馬場の改修工事が行なわれています。下の写真がそれで、明日30日まで、新スタンドの愛称を募集中です。
  今日行なわれた重賞のスワンS(GⅡ)には、マイスターホースに選んだクレバートウショウ号が出走しました。結果は残念ながら、9着。この秋はきっと大活躍してくれると、僕は半年前から期待していたのですが(vol.413、vol.414)、レースでは速い決着タイムや大外枠が響いたのでしょうか。スタートも良かったことから、よし、と思ったのですが。大目標であるマイルチャンピオンシップの出走や、如何に。

 以下は余談。
 競馬と同じくスポーツの秋に関する話題ということで、プロ野球選手の田口壮さんは僕と同じ年の生まれということもあって、以前からずっと応援し続けています(vol.189、vol.233)。もちろん、田口壮オフィシャルサイトとブログも、忘れずに目を通しています。田口選手が今後、どうするのか、大変気になっています。

2011年10月23日日曜日

vol.472 平成23年度(2011)中川区区民まつり

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 今日は名古屋市中川区の富田公園で行われていた区民まつりに足を運んで、いつもお世話になっている「円空仏彫刻・木端の会」のお手伝いをさせていただきました。
 下の写真がその様子で、円空仏彫刻・木端の会のブースでは、体験彫刻と切り絵が行なわれていたのですが、椅子が足りなくなるほどの大盛況でした。
  僕が中川区の区民まつりに顔を出すのは、昨年に続いて(vol.330)、3度目となりました。

 以下は余談で、区民まつりの他にも、航空自衛隊小牧基地航空祭や名古屋古書会館の古本市へ立ち寄りました。
 話題は変わって、菊花賞は最後の直線、見事なくらいの強さを見せつけたオルフェーヴルが堂々の三冠馬となりました。肝心の馬券はというと、穴党の僕は、昨年は的中したのですが、今年は残念ながら、ハズレました。

2011年10月20日木曜日

vol.471 円空仏の台座を奉納しました

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 今日は東海市にある妙乗院を再訪して(vol.468)、円空仏の台座を奉納させていただきました。
 下の写真の黒いそれが台座です。
  台座は縦が5.5センチ、横が12センチ、高さが4.5センチで、材料はヒノキを使用しており、表面を墨で彩色しています。上面の窪みは円空仏の底面の形となっています。 

 妙乗院御住職様には、善行を積む機会を授けていただき、ありがとうございました。また、台座の作製にあたっては、「円空仏彫刻・木端の会」のTさん、Mさん、Yさんのご助力を得ました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。

2011年10月18日火曜日

vol.470 尾張旭市 庄中観音堂の円空仏

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 今日は爽やかな秋晴れの下、尾張旭市にある庄中観音堂の円空仏に会ってきました。
 下の写真が庄中観音堂で、僕が足を運んだときは、いつも閉じているお堂の前扉が開かれており、お坊さまが読経の最中でした。
 
 庄中観音堂には全部で5体の円空仏があり、上の写真はお堂の奥に安置されているために、少し暗いですが、画面手前から毘沙門天像、不動明王像、聖観音像です。3体とも表情が何とも言えず素晴らしくて、円空さんは凄いな、こんなふうに彫れたなら、どんなにか、と思いました。

  庄中観音堂
  愛知県尾張旭市庄中町南島1443
  開帳日 毎月18日

 拝観の際には、庄中観音堂の管理人様から、お茶とお菓子をご馳走になりました。ありがとうございました。
 (写真は庄中観音堂の管理人様から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。

2011年10月17日月曜日

vol.469 名古屋まつりとランの館

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 昨日は名古屋まつりが行われていたことから、郷土英傑行列が始まる前に、信長役の人を乗せる馬の八千代号の顔を、昨年(vol.327)と同様に今年も撫でて来ました。
 その後、無料開放日ということで、ランの館を見学。庭園ではハロウィーンの飾り付けがされて、イベントが行なわれていました。
 下の写真はアトリウムで展示されていた見事なファレノプシス(胡蝶蘭)です。
 

2011年10月10日月曜日

vol.468 東海市 妙乗院の円空仏

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 今日は東海市にある妙乗院の円空仏に会ってきました。
 下の写真は妙乗院の円空仏で、像高が45センチの観音像です(写真は妙乗院の許諾を得て掲載しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
  円空さんらしく、曲がった木をそのまま使用して、彫られています。
 柔和な表情はもちろんのこと、立ち姿も見事なまでの絶妙なバランスに、しばし時を忘れて、酔い痴れました。

 妙乗院
 愛知県東海市養父町里中51-1
 TEL 0562-32-1029
 (円空仏拝観は要予約)

 拝観の際には、僕が自分で彫った4体の小さな円空仏(千面菩薩像、迦楼羅像)を、感謝の気持ちを込めて、納めさせていただきました。
 妙乗院さまには、急な申し出だったにもかかわらず、写真撮影の許可等、大変お世話になりました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。

2011年10月9日日曜日

vol.467 愛西市鵜多須 薬師堂の円空仏

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 昨日は愛西市(旧八開村)鵜多須町にある薬師堂の円空仏に会ってきました。
 下の写真が薬師堂の円空仏で、薬師如来坐像です(写真は円空仏の管理者様から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
  今の時期は日暮れが早いことから、薬師堂の円空仏を管理されている町内の人たちにお願いして、本来よりも少し早い時間にご開帳していただき、見学させていただきました。そのお礼にと、僕が彫った4体の小さな円空仏を納めさせていただきました。
 薬師如来坐像は佐屋川の洪水で流されて来たと言われています。本で読んだところ、材料は桜の木で出来ているとありました。薬師如来坐像を間近で目にすると、なるほど桜の木らしく、あの独特な茶色をしていました。

 薬師堂の円空仏
 愛西市鵜多須町上中山 
 開帳日 10月8日、9日
 開帳時間 18時30分頃から

 長老様をはじめとして、薬師堂の円空仏を管理されている町内の皆様には、大変お世話になりました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。

 以下は余談で、今回の鵜多須町薬師堂で、僕の円空仏巡見は40箇所目となりました。円空仏を通じて知り合ったすべての人たちに今一度の感謝と合掌。

2011年10月7日金曜日

vol.466 荒子観音寺の多宝塔

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 明日の8日(土曜)は月に1度の荒子観音寺の円空仏公開日です。

 荒子観音寺(円空仏公開)
  名古屋市中川区荒子町宮窓138
  TEL 052-361-1778
  拝観日 毎月第2土曜日
  拝観時間 13:00~16:00
  拝観料 500円
  駐車場 無料
  (公共交通機関を利用される場合は、あおなみ線「荒子」駅下車、徒歩7分)

 円空仏の公開日に併せて、境内では「円空仏彫刻・木端の会」による円空彫りの体験教室(見学自由・無料)が開かれています。
  上の写真は荒子観音寺の多宝塔です。
 名古屋市内に現存する最古の建物で、重要文化財に指定されています。この多宝塔から昭和47年に1000体を超す円空仏の千面菩薩が発見されました。

2011年10月6日木曜日

vol.465 丹羽郡扶桑町高雄福塚の円空仏

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 昨日は愛知県丹羽郡扶桑町高雄福塚にある円空仏に会ってきました。
 下の写真が福塚地区の円空仏で、聖観音菩薩坐像です(写真は円空仏を所有・管理されている高雄福塚自治会の許諾を得て掲載しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
 像高は71センチで、端正なお顔立ちに、僕は思わず感嘆の声を上げました。
 同じ扶桑町内の円空仏としては、斬新な造形をした正覚寺の十二神将像が広く知られていますが、上の写真を見ても一目瞭然、福塚地区の聖観音菩薩坐像もそれに引けを取らない素晴らしい円空仏です。
 円空仏拝観に際して、扶桑町教育委員会生涯学習課のK様と高雄福塚自治会長のO様には、大変お世話になりました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。

2011年10月5日水曜日

vol.464 新装刊 「バイクタイム東海 (BIKE TIME TOKAI)」が明日発売

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 明日6日は新装刊となった「バイクタイム東海」が発売されます。
 下の写真が表紙で、どど~んとあげちゃう!特大読者プレゼントに、巻頭ツーリング特集は大垣・関ヶ原を走ります。「飛騨荘川温泉 桜香の湯」と「バイクのふるさと浜松2011」で開催されたキャッチインライダースZも掲載されています。  

 おことわり
 大勢の皆さまからご心配をいただきました「東海・旅の足跡」について、誌面の記事はいったん休載となっております。ブログはこのまま継続いたしますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

2011年10月3日月曜日

vol.463 小牧市市之久田 八幡神社の円空仏

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 今日は愛知県小牧市市之久田にある八幡神社の円空仏に会ってきました。
 下の写真が八幡神社です。
  八幡神社の円空仏を所有している市之久田地区の区長様をはじめ、区民の皆様には大変親切にしていただきました(この場を借りて改めてお礼申し上げます)。
 円空さんもきっと今日の僕と同じように、市之久田地区の人たちにお世話になって、そのお礼にと、仏像を彫ったのではないかと思いました。
 下の写真は八幡神社の円空仏です。
  神像(合掌像)だけあって、合掌している両手部分の見事な出来映えに感心しました。
 現在は小牧市歴史館に寄託されて、展示しています(写真は八幡神社と小牧市教育委員会文化振興課並びに小牧市歴史館の許諾を得て掲載しています)。

 八幡神社
 愛知県小牧市市之久田1丁目351番地

 小牧市歴史館
 愛知県小牧市堀の内1丁目-1
 TEL 0568-72-0712
 開館時間 9:00~16:30
 休館日 毎週木曜日・年末年始 
 入館料 100円

2011年10月1日土曜日

vol.462 カップガンプラ 1/200 シャア専用ザク

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 昨日で円空仏の強化月間が終了したことから、久しぶりにガンプラの話題を。
 今日は日清カップヌードルの「カップガンプラ 1/200 シャア専用ザクⅡ」を組み立てました。正確な商品名は、「カップヌードル発売40周年記念 カップガンプラ&カップヌードル」となっていました。
 下の写真がそれで、素組みの状態です。添付のシールは、まだ貼っていません。武器はヒートホークが付属します。スミ入れをして、モノアイレールと腕の関節部分にだけ、少し色を塗りました。
  近所のスーパーで、780円で購入。組み立てた感想としては、プロポーションがすっきりとした痩せ型という印象を受けました。
 以下は余談で、少し前からバイクのバッテリーが弱っていたので(vol.446)、今日はバイクのバッテリー(YB7C-A)を交換しました。15309円でした。TW225Eは、セルとキックの併用ということで、ずいぶんと助かりました。

2011年9月30日金曜日

vol.461 名古屋古書会館の古本市

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 今日は名古屋市中区にある名古屋古書会館で催されていた古本市へ立ち寄りました。
 下の写真が会場の様子です。
  密かに期待していた、お目当て、というか、掘り出し物は、見つけることが出来ませんでした。古本は今やインターネットでの売買が主流でしょうから、仕方ありませんね。
 以下は余談で、以前にも書きましたが、僕の本棚には、個人全集、稀覯本、絶版本、辞書、地図帳、旅行ガイド、対談集、論文集、月刊誌、新聞の切抜きなどが雑然と並んでおり、ジャンルも古典文学から大衆紙の連載コラムまで、まとまりがなく、一言でいえば、雑駁な本棚となっています。最近では、円空仏に関する資料がいくつか加わりました。

2011年9月28日水曜日

vol.460 えびせんべいの里 工場見学

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 昨日からの更新の続きで、食いしん坊の僕は、いつも知多半島へ足を運んだら、迷わず「えびせんべいの里 美浜本店」に立ち寄り、製造工場を見学した後、えびせんべいを試食させていただきます。
 もちろん、昨日も忘れずに「げその唐揚げ」や「わさび小花」などを美味しくいただきました。

 えびせんべいの里 美浜本店
 愛知県知多郡美浜町大字北方字吉田流52-1
 TEL 0569-83-0120
 営業時間 8:00~17:00(年中無休)

 上の写真はえびせんべいの里にある工場内の様子です。
 えびせんべいの里さん、いつも美味しいえびせんべいをごちそうさまです。

2011年9月27日火曜日

vol.459 南知多町 成願寺の円空仏

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 前々回の更新で宣言したとおり、今月は円空仏の強化月間となっていることから、今日は海からの潮風を肌に感じながら、知多半島の先端まで走って、知多郡南知多町にある成願寺の円空仏に会ってきました。
 下の写真が神光山成願寺です。
 
 上の写真は成願寺の円空仏で、善女龍王像です。
 ご本尊様をお参りした後、円空仏拝観の際には、僕が自分で彫った2体の小さな円空仏(観音菩薩座像、迦楼羅像)を、感謝の気持ちを込めて、納めさせていただきました。

 成願寺
 愛知県知多郡南知多町片名字稗田9
 TEL 0569-63-0402
 (円空仏拝観は要予約)
 拝観料 要志納金

 成願寺さまには、急な申し出だったにもかかわらず、写真撮影の許可等、大変お世話になりましたこと、深くお礼申し上げます。拝観の際には、お菓子とコーヒーをご馳走さまでした。
 同じく南知多町にある如意輪寺の円空仏は、11月3日から7日までがご開帳日となっていることから、ぜひとも足を運ぶつもりです。

2011年9月25日日曜日

vol.458 foto-n 2nd EXHIBITIONの江頭2:50さん

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 今日はバイクで名古屋・栄へ行くと、大津通(矢場町~栄交差点)が歩行者天国となっていました。下の写真が歩行者天国の様子です。
  歩行者天国を歩いた後、愛知芸術文化センターの地下2階にあるアートスペースXで催されていた「foto-n 2nd EXHIBITION」を見学。会場では、総勢20名のクリエーターたちによる写真と映像の展示が行なわれていました。
 下の写真は会場の様子で、作品は画面左から、秦義之さんの「LUKKY PUNCH!」、岡本浩次郎さんの「Wild Fancies」、ゲストアーチストの秦淳司さんの「取って、入れて、出す」となっています。
  「取って、入れて、出す」のモデルになっている江頭2:50さんは、以前にもこのブログで話題に取り上げたことがあり(vol.399)、僕は彼の大ファンなのです。
 会期は今月14日からの11日間でしたが、最終日のお昼までに訪れたのは952人とのことで、少ないのかな、と思いました。せっかくの素晴らしい写真ばかりだったのに、季節柄か、はたまたPR不足だったのかもしれませんね。
 最後に、今日、作品を拝見させていただいたクリエーターの皆さんのご活躍を期待しています。

 以下は余談で、スポーツの秋ということから、そうした話題をいくつかチョイスして。
 中央競馬は神戸新聞杯のオルフェーヴルの強さに圧倒されました。さすが二冠馬といったところでしょうか。プロ野球は応援している阪神タイガースのBクラスが濃厚な気配。九月場所は先場所のように、横綱以外の関取が優勝して、大相撲をもっと盛り上げてほしかったです。

2011年9月24日土曜日

vol.457 関市円空館の円空仏を見学しました

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 今日は気持ちの良い秋晴れということで、ツーリングがてら、岐阜県関市にある関市円空館へ行き、円空仏に会ってきました。
 下の写真が関市円空館の館内です(写真は関市円空館の許諾を得て掲載しています)。
 円空さんのお墓や入定塚が関市円空館の近くにあることから、関市円空館を訪れるのは、これが3度目になります。
 関市円空館で常設展示されている円空仏は全部で23体と、関市洞戸円空記念館や美並にある円空ふるさと館と比較すると、いつ来ても、正直物足りないというか、少し寂しい気がします。

  関市円空館
  岐阜県関市池尻185
  TEL 0575-24-225
  開館時間 9:30~16:30
  休館日 毎週月曜日・祝日の翌日・年末年始
  入館料 200円

 以下は余談で、このところブログでは、円空仏の話題が続いていますが、僕の心の中で、今月は円空仏の強化月間となっているのです。大相撲九月場所の話題はどうした、というお叱りの声が、どこからともなく聞こえてきそうですが。
 今夜の夕食は近くのスーパーで催されていた駅弁大会にて購入した明石名物のひっぱりだこ飯を美味しくいただきました。関西育ちの僕は、「うまいもん(織田作之助「夫婦善哉」より)」に目がないのです。

2011年9月22日木曜日

vol.456 円空仏の神像(荒子観音寺の山王神)を彫る

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 昨日は21日ということで、鉈薬師の円空仏を見に行きたかったのですが、荒天でバイクは難しかったです。その代わりと言っては変ですが、円空仏の神像(荒子観音寺の山王神)を彫っています。
 下の写真にある1番左奥がそれです。ちなみに画面の1番右端は試しにと既に彫った手本で、真ん中は作業手順を確認するために事前に彫っているミニチュアです。
  神像(山王神)の像高は約25センチで、円空さんならば、小1時間程度で彫り上げてしまうのでしょう。僕の場合は、何日かかることになるのやら。自分で言うのもおかしな話ですが、僕は何事につけても(生き方さえも)、恥ずかしくなるくらい不器用ですから。せめて来月8日(荒子観音寺の円空仏拝観日)までには、完成させたいと思うのですが。前々回に紹介した「円空仏彫刻・木端の会」のYさんの言葉にもあったように、これも日々修行と思い、彫り上げたいと思います。
 ところで、以前、「円空仏はなぜ微笑んでいるのか」という質問を受けたことがあり、上手に答えられなかったことがありました。学術的なことはさておき、僕が思うには、円空さんが真に厳しい修行を経て得た悟りの境地を表しているのではないか。円空仏は何も言わないけれど、穏やかな微笑みが、笑って生きることの素晴らしさを、静かに語りかけてくれているような気がします。

2011年9月21日水曜日

vol.455 台風15号

 ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 連日、大相撲九月場所の勝敗をホームページ等でチェックしています。本来ならば、国技館へ足を運んで、贔屓の力士さんたちの応援をしたいのですが…。陰ながら、ということで。
 昨夜は大相撲の朝稽古見学を通じて、この夏に知り合った東京都江戸川区在住のKさんから、「台風は大丈夫ですか」とメールをいただきました。Kさんの心温かいお気遣いに感謝。
 Kさんからのメールには、「大ファンの稀勢の里関が2敗目です。まだまだ!これから!頑張れ!」とありました。

 今日はバイク仲間のO君からも、「被害や危険はなかったでしょうか」とメールが届きました。
 全然、無事でした。ご心配いただき、本当にありがとう。西の空を見上げたら、きれいな夕焼けを目にしました。
 情報によると、台風15号は静岡県浜松市付近に上陸したとのことで、むしろO君の暮らす浜松市のほうが心配かな、と思っていたくらいなのです。
 O君、フォークリフトの免許取得、おめでとうございます。次は危険物取扱ということで、フレー、フレー、ガンバレ!

 追記 
 文章だけではなく、庄内川の堤防を越えて浸水した名古屋市守山区下志段味地区の写真を加えておきます。
 約30メートルにわたって補修された庄内川左岸の堤防(1枚目)。流れ込んだ木の枝などが道路脇に集められており、浸水被害の爪痕が残る(2枚目)。