ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。
ふと思ったこと。
人間は支えたり、支えられたりして、生きている。僕はいろんな人に支えられて、生きている。そして、それを感謝している。では、僕は誰を支えているのだろうか。
芭蕉の俳句について。
僕も年齢を重ねたからなのか、芭蕉の詠んだ俳句が昔ほど嫌いでなくなってきた。しかしまだ、自分で俳句を作るほど、老け込んではいない。こんな言い草をしたら、俳句を趣味にしている人から(高齢者の方からも)、それは偏見だと怒られそうだ。断っておくと、この場合の老け込んだという意味は、達観した境地ということで、良い意味として使っている。
先週は前回書いた円空仏の護法神像を彫り進めて、残りは怒髪、顔、手(杖の上の部分)になりました。下の写真がそれで、こうして見ると、顔がのっぺらぼうで、不気味な感じがします。なぜ途中で止めてしまったのかといえば、実はここから先の手順(鑿の入れ方)が思い出せずに困っています。
「東海・旅の足跡」は東海地区で発売されている月刊誌『バイクガイド』に連載中のツーリング・レポートです。ご一読いただき、ご感想をお寄せいただければ幸いです。