ブログ「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。
前回の更新(vol.1616)からの続きて、昨日の午前中は長谷川公茂先生と楽しい円空談義でした。
会話の最中、「懐かしい」という言葉が出ました。
下の写真は僕が愛用している『ベネッセ表現読解国語辞典』で、「懐かしい」の項目です。
例文には、「学生時代が懐かしい」とあり、僕自身も、例えばブログの中において、そうした表現で、過去に何度も使っています。
しかしながら、長谷川先生の口から出た「ああ、懐かしいですね」は僕が生まれる以前(50年以上前)のことで、僕の口から出る「学生時代が懐かしい」は約25年前。同じ単語でありながら、その時間は四半世紀も違っていました。
至極当然のことながら、長谷川先生と僕とでは、いわゆる「言葉の重み」が違うということ。
以下は余談。
某寺蔵の円空仏について、僕は人一倍、詳しいと自負していたけれど、知らないことが出てきた。それについての悉皆調査をした資料や『円空研究』などを手当たり次第、読んでみたのだが、載っていない。調べてみても、一向に分からなかったので、長谷川先生にお聞きしたところ、やはりご存じであった。「逆立ちしても」というのは、こういうことを指すのだろうと。
初めまして!
返信削除以前からブログを拝見させて頂いてました!
各地の円空仏を拝見してお寺、神社、個人宅などその地域の方々が大切にお祀りされていることがわかりとても感動しました!
我が家も神棚と先祖が建立したお堂に円空仏が
祀られているんですが『改めて大事にお祀りしていこう』とブログを拝見して思いました^ ^
長文失礼しましたm(_ _)m
美濃の浪人さま
返信削除初めまして。
ブログをお読みいただき、また、心温まるコメントをありがとうございました。
円空さんの詠んだ和歌に「作りおく 神の御形の 円なる 浮世を照す 鏡み成けり」とあることから、ご先祖様から代々祀られている円空仏をどうぞ大切になさってください。
@shanghai