ブログ「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。
前々回の更新(vol.1625)からの続きで、『ヨハネによる福音書』第二〇~二一章について。
『ヨハネによる福音書』の話題については、これまでに計10回に分けて書いてきましたが、とうとう最後になりました。
第二〇章
三〇 イエスは、この書に書かれていないしるしを、ほかにも多く、弟子(でし)たちの前で行われた。
三一 しかし、これらのことを書いたのは、あなたがたがイエスは神の子キリストであると信じるためであり、また、そう信じて、イエスの名によって命を得るためである。
第二一章
一八 よくよくあなたに言っておく。あなたが若かった時には、自分で帯をしめて、思いのままに歩きまわっていた。しかし年をとってからは、自分の手をのばすことになろう。そして、ほかの人があなたに帯を結びつけ、行きたくない所へ連れて行くであろう」。
二〇 ペテロはふり返ると、イエスの愛しておられた弟子がついて来るのを見た。この弟子は、あの夕食のときイエスの胸近くに寄りかかって、「主よ、あなたを裏切る者は、だれなのですか」と尋ねた人である。
二四 これらの事についてあかしをし、またこれらの事を書いたのは、この弟子である。そして彼のあかしが真実であることを、わたしたちは知っている。
二五 イエスのなさったことは、このほかにまだ数多くある。もしいちいち書きつけるならば、世界もその書かれた文書を収めきれないであろうと思う。
イエスの愛しておられた弟子が自分自身のことを書いている。なるほどイエスの言葉はイエスの愛しておられた弟子の言葉であった。そして、僕も筆者であるイエスの愛しておられた弟子のように自分の胸の奥に残ったものについて、知らず知らずのうちに書いていたことになる。
イエスの愛しておられた弟子は最後に「(イエスが行ったしるしについて)世界もその書かれた文書を収めきれないであろうと思う」と締めくくっている。僕は収めきれない文章をもっと読んでみたいと思う。「アァメン」。
以下は余談。
今、これを書いているのは午前5時だ。寝坊して、午前4時に名前を呼ばれ、目が覚めた。
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