2018年6月5日火曜日

vol.1654 ブルトマン著『ヨハネの福音書』を読んで

 ブログ「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。
 

 別のところでも書いたのだが、先月末から『箴言』と並行して、ブルトマン著・杉原助訳『ヨハネの福音書』(日本キリスト教団出版局)を読んでいる。
 まだ読んでいる最中ながら(ようやく半分まで読み終えた)、感想としては、少し可笑しな表現だけれども、背筋がぞくぞくするほどの知的な興奮を覚える。
 学生(大学院)時代、机にかじりついて、ミハイル・バフチンやルネ・ジラールの著作を読んでいた頃を思い出している。恩師であるK先生の研究室で、そうした著作を読んだ感想を話し合ったりした、楽しい時間が懐かしい。
 今となっては、誰かと話したくても、僕の周囲で、そうしたことを話し合うことのできる人がいない。皆無だ。そのことを寂しく、とても残念に思う。
 もっともこれに関しては、僕がそうしたことも勉強していたのを他人に一切話したことがないのだから、仕方のないことなのだけれども。
 僕の孤独な読書はそれでも続く。

 以下は余談。
 話題はまだ続くのですが、長文になることから、今回と次回の更新に分けたいと思います。

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