2018年6月14日木曜日

vol.1661 笠井恵二著『ブルトマン』(清水書院)を読みました

 ブログ「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 前回の更新(vol.1660)からの続きで、R・ブルトマンその人を知りたいと思い、インターネット上の情報では当てにならないことから、笠井恵二著『ブルトマン』(清水書院)に目を通しました。
 

 「はじめに」と題して、著者の言葉が記されている。その文末を引用すると、「(中略)信徒の中にはブルトマンというと、不信仰の権化であるかのように非難する人もいた。しかしほとんどそのような人々は『非神話化』という言葉以外にブルトマンについては何も知らずに彼を非難していたのである。この小著が、そのような人々にも、ブルトマンが生涯をかけて追求したものが、本当はどのようなものであったのかを伝えることができたなら幸いである」と記されていた。
 

 本書を読んで、ブルトマンの研究とその人柄を知ることができた。とりわけ項目を挙げるとすれば、「弁証法神学運動への参加」と「画期的な『イエス』」、「ブルトマンの歴史観」について、勉強になり、大いに参考になった。

 以下は余談。
 こんな時間(午前3時過ぎ)に寝ずに起きて、一銭にもならないことをしている自分が、実に僕らしいな、と。

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