2010年2月27日土曜日

vol.209 眠れぬ夜を過ごして

 ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 今、これを書いているのは、午前5時45分。外はまだ暗いというのに、カラスの鳴き声がする。家の前を朝刊を配るバイクが走って行った。
 実を言うと、午前4時過ぎから、起きていた。嫌なことがあると(それを思い出したりすると)、いつもこうだ。眠れない。僕だけなのだろうか? いや、そんなことはないはずだ。僕の尊敬する恩師でさえ、腹の立つことがあると、一晩中、眠れないことがあると言っていたくらいだから。
 人は生まれてから死ぬまで、数万回の昼と夜を繰り返し過ごす。そうした中で、いくたびも眠れない夜を過ごすことがあり、それもまた人生……と、ここまで書いて、窓の外を見ると、空が明るくなってきている。鳥たちのさえずる声が聞こえてきた。まもなく日の出の時刻だ。

 「東海・旅の足跡」は東海地区で発売されている月刊誌『バイクガイド』に連載中のツーリング・レポートです。ご一読いただき、ご感想をお寄せいただければ幸いです。

2010年2月26日金曜日

vol.208 ガンプラを飾る自作のディスプレイケース

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 以前にも書きましたが、ガンプラを組み立てると、飾っておきたいと思うのが人の常。箱に入れて保管するのは忍びない。しかしながら、棚の上などに飾っておくとホコリを被るし、掃除の邪魔になります。最悪の場合、落として壊したり、と。
 完成したガンプラの置き場所に困ってしまい、いろいろと調べてみると、ガンプラに限らず、プラモデル用のディスプレイケースはどれも値段が高い…。
 そこで、ガンプラを飾るディスプレイケースを自作することにしました。100パーセント自作となると、手間と時間が掛かってしまうことから、古くなったリビングボード(キャビネット)を再生活用して、ディスプレイケースを作ります。
 リビングボードはリサイクルショップなどに足を運ぶと、安い値段で売られています。ガンプラを飾る際に有名なファーストレネックスは4万円もするそうですから、それに比べたら、全然安い。
 リビングボードは前面がガラス扉で覆われているタイプをチョイス。家にある大工道具を用いて、リビングボードを部屋のスペースに合うように作り変えたら、あとは中にガンプラを飾るだけ。これでガンプラがホコリを被る心配もありません。
 もしもガンプラに飽きてしまった場合、本来の用途である家具として使えるので、安心です。
 
 上の写真は静岡県にある大洋株式会社のリビングボードを使用しています。

 以前に紹介した「ガンプラを飾る激安のコレクションケース」については こちら をクリックすると、ページにジャンプします。

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2010年2月24日水曜日

vol.207 最近読んだ本は

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 今日は2月下旬とは思えない陽気で、バイクで走っていると、数多くのライダーの姿を目にしました。

 最近読んだ本は、若一光司著『大阪 地名の由来を歩く』(ベスト新書)と、池上彰著『知らないと恥をかく世界の大問題』(角川SSC新書)です。
 若一光司氏の著作は以前読んだ『大阪 地名の謎と歴史を訪ねて』(ベスト新書)が大変良かったこともあり、再び手に取りました。
 池上彰氏の著作を読むのは、『わかりやすく〈伝える〉技術』(講談社現代新書)に続いて、これで2度目。今日の朝日新聞の朝刊を読んでいたら、思いがけず『知らないと恥をかく世界の大問題』の広告が出ていて、何という偶然だろうかと、ちょっと驚きました。

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2010年2月22日月曜日

vol.206 未来のことは誰にもわからない

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 今日は平成22年2月22日で、2並びの日。
 平成11年11月11日の1並びの日は、どうしていたのだろうと、考えてみた。自分のことなのに、さっぱり思い出せない。確かにその日はあったはずなのに。ひょっとしたら、当時の日記がどこかに残っているかもしれない。
 11年後の今日は何をしているだろうと考えてみた。が、想像がつかなかった。それでいいのだ。未来のことがわかってしまったら、それは決して幸福なことではないだろうから。

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2010年2月17日水曜日

vol.205 原稿依頼、嬉しかったこと

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 昨日からの続き。
 現在連載中のレポーター記事をはじめとして、コラムや紀行文など、僕の書いた文章が掲載された雑誌は、機関誌などを含めると、ざっと数えただけでも、50種類以上ある。それらの大半は一般の月刊誌であるが、なかには既に休刊になってしまった雑誌もいくつかある。たとえば、『月刊しにか』(大修館書店)や『旅』(JTB)などで、巷でいわれるように、出版文化を取り巻く状況は厳しいと容易に察せられる。
 ところで、僕の書いた原稿がはじめて採用されたのは学生時代で、個人旅行者のための旅行ガイドブックだった。現地で本を手に携えている人を目にしたときは、お役に立っているのだと思い、とても嬉しかったことを覚えている。
 実をいうと、僕はライター養成講座といった類の勉強をしたことはほとんどない。が、しかし、僕の書いた文章は大変読みやすいと好評で、ぽつぽつと原稿の依頼が来る。また、そうした原稿を、どこかで誰かが読んでくれているのだと思えば、大いに励みになるのだった。

 上の写真は僕の書いた原稿がはじめて採用された『フリーダム 3 中国自遊自在』(JTB)で、発行年が92(平成4)年となっている。

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2010年2月16日火曜日

vol.204 雑誌「外交フォーラム」が事業仕分けで休刊に

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 今日配信された毎日新聞のニュースを読んでいたら、民主党が昨年に行った事業仕分けで、廃止と判定されたことにより、外務省の買い上げが無くなって、外交専門の月刊誌「外交フォーラム」(都市出版)が休刊することになった、とあった。
 少し乱暴な言い方かもしれないが、国費で雑誌を買い上げて、無料で配布するというやり方は、理にかなっておらず、ましてや今の時代にはそぐわないし、たとえ優れた内容であっても、休刊が当然だと思う。
 しかしながら、2001年6月号(No.155)で、僕の書いたエッセイを掲載してくれたことから、一読者としては、正直、残念でならないという気持ちもある。
 後日、掲載誌と共に、編集鈴木順子と署名入りで、謝礼が送られてきたのだった。
 かくして先ほどより、僕の部屋にある古い本棚から、「外交フォーラム」を引っ張り出して、再読中である。

 上の写真は僕の書いたエッセイが掲載された「外交フォーラム」2001年6月号。

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2010年2月15日月曜日

vol.203 もち観菓子舗、名古屋よしだ麺(吉田麺業)

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 荒子観音で、先月と今月の円空仏拝観の際に、お餅をお配りしました。


 上の写真がそれで、節分のお下がりの紅白のお餅です。
 僕もいくつかお餅をいただいて、美味しく食べました。
 荒子観音の近くにある「もち観菓子舗」で作られたお餅とのこと。
 以前、「円空仏彫刻・木端の会」のメンバーから、お礼にと、もち観菓子舗の名物である「円空大黒天もなか」をいただき、美味しく食べたことを思い出しました。
 また、荒子観音の近くには、創業明治23年の名古屋よしだ麺(吉田麺業)があります。
 僕は円空仏拝観の前に立ち寄って、先月は手造りうどんを、今月は手造りそばを買って、美味しく食べました。

 もち観菓子舗
  名古屋市中川区荒子町宮窓12
  052-361-0595
  営業時間 8:00~20:00
  定休日 木曜日

 名古屋よしだ麺(吉田麺業)
  名古屋市中川区荒子5丁目36-1
  052-361-2875
  営業時間 9:00~17:00
  定休日 日曜日・祝日

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2010年2月14日日曜日

vol.202 大学の講演会、峠の釜めし

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 昨日は円空仏を見るために、多くの人たちが拝観に訪れた。
 その中には、このブログを読んで、足を運んでくださった方もいたようだ。
 どうもありがとうございました。

 最近読んだ本は、車谷長吉著『飆風(ひょうふう)』(文春文庫)です。
 巻末に収録された上智大学での講演「私の小説論」は、西行の歌や夏目漱石の諸作品、深沢七郎著『楢山節考』などを題材に、筆者が自らの人生と重ね合わせながら、人の生きる意味とは何かについて、深く掘り下げた内容となっている。
 学生時代、大学の主催する講演会に何度か足を運んだことがある。大学での講演会は学生のみならず、一般の人も参加できることがある。そして、講演の内容は、学生よりも、むしろ社会人が聴いたほうが、ずっとためになるといった内容が多いように思うのだ。

 今日の昼食はおぎのやの峠の釜めしです。

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2010年2月11日木曜日

vol.201 荒子観音で模刻、円空彫りのすすめ

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 あさって13日、第2土曜日の午後は月に1度の荒子観音の円空仏拝観日です。

 荒子観音(本坊・円空仏拝観)
  名古屋市中川区荒子町宮窓138
  TEL  052-361-1778
  拝観日 毎月第2土曜日
  拝観時間 13:00~16:00
  拝観料 500円

 円空仏の拝観日に合わせて、お寺の境内では円空仏を彫る体験教室が開かれています。
 体験教室への参加は無料。
 「円空仏彫刻・木端の会」のメンバーが親切・丁寧な指導を行いますので、初心者でも大丈夫。
 興味のある方は、この機会に一度、仏像を彫ってみませんか。
 上の写真は円空仏の模刻で、左から千面菩薩、迦楼羅、護法神です。こうした仏像を体験教室へお越しいただいた皆さまに差し上げています。
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2010年2月10日水曜日

vol.200 バイクのオイル交換記録、整備費用

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 今回の更新は、「TW225(TW200)の中古バイクの選び方についてのアドバイス」の番外編。
 ブログの200回目更新と僕の愛車だったTW200を掛けて、何かふさわしい話題はないかと考えた末、TW200のオイル交換の記録です。
 こんなものでも何かの参考になればと思い、載せることにしました。

 回数  (平成)年月日  走行距離(キロ)
 1  9.8.25  1115
 2  9.11.27 3953
 3  10.4.20  6984
 4  10.6.22  9549
 5  10.10.22  13201
 6  10.12.25  14748
 7  11.7.31  17030
 8  12.5.8  20335
 9  12.8.22  22830
 10  13.1.30  26248
 11  13.8.22  31593
 12  14.2.18  35661
 13  14.7.3  39166
 14  15.1.11  42754
 15  15.6.21  45889
 16  15.9.22  47475
 17  16.4.26  51209
 18  16.6.19  52329
 19  16.11.4  55260
 20  17.5.27  58458
 21  18.1.17  62470
 22  18.8.10  65415
 23  19.1.5  68169
 24  19.6.20  71199
 
 オイル交換の際、2回に1回はフィルタも交換しました。
 1回の交換費用が仮に2,500円だとしたら、上記のとおり、10年間で60,000円になります。

 上の写真は少し分かりづらいですが、5万キロほど走ったときに行った整備の際の領収証です。合計54,732円也。
 バイクも車と同様に、維持費の金額は決して安いものではありません。この他にも、タイヤやスプロケット、バッテリなどの消耗品を交換すれば、そのつど万単位の出費となります。

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2010年2月9日火曜日

vol.199 TW225(TW200)の中古バイクの選び方についてのアドバイス その2

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 「TW225(TW200)の中古バイクの選び方についてのアドバイス その1」からの続きです。

   4、スカチューン・カスタム車について

 TW225(TW200)といえば、やっぱりスカチューンですね。格好良いですが、中古車として、自分が購入するとなれば、話は別です。なるべくノーマルなものを選んでください。極端に改造された車は、正直、お勧めできません。
 カスタム車の場合、多くはメーターが交換されており、購入の際の目安となる正しい走行距離がわかりません。
 また、バイクも車と同様に、維持費が掛かります(維持費については、次回、番外編として、取り上げたいと思っています)。ひょっとしたら、限られた予算の場合、派手な外見とは裏腹に、たとえば前のオーナーが適正な整備を行っていないとなれば、エンジンまわりにガタが来ているとも限りません。購入の際には、中古車の保証をしっかりと確認してください。
 意外に思うかもしれませんが、普通に使用していれば、TWは長く乗り続けられて、経済的にも充分に元が取れるバイクです。
 僕の場合はTW200に10年間で7万キロ以上乗りました(下記画像参照)。その間、バイクショップの整備士さんのアドバイスを受けて、正しいメンテナンスを行っていたおかげで、これといった大きな故障はありませんでした。
 「無事これ名馬」の言葉はバイクにも当てはまるのかもしれません。

 上の写真は少し分かりづらいですが、僕の愛車だったTW200の走行距離が7万キロを超えたときのオドメーターです。

 続きは次回更新の予定です。

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2010年2月6日土曜日

vol.198 月刊 バイクガイド 3月号 お詫びと訂正

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 本日発売の『バイクガイド』3月号に掲載の「東海・旅の足跡」において、キャプション(写真の説明文)の配置に間違いがありました。
 本稿をお読みいただいた皆さまには、ご迷惑をお掛けしてしまい、誠に申し訳ございません。
 写真とキャプションの正しい組み合わせは、以下のとおりです。

 上の写真は中之院。境内には浅野祥雲の制作したコンクリートでできた軍人像がある。

 上の写真は知多四国第43番霊場で、尾張高野山宗の総本山である岩屋寺の本堂。

 上の写真は尾州廻船内海船船主内田佐七家。町指定文化財で、毎月第3日曜日に公開。

 以上、訂正して、お詫びいたします。

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2010年2月5日金曜日

vol.197 明日は月刊バイクガイド 3月号の発売日

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 明日発売の「バイクガイド」3月号では、冬の定番ツーリングルートである知多半島を巡りました。

 …内海の海岸でバイクを降りて、潮風に吹かれながら、しばらくの間、海を眺めていた。海が荒れているのか、沖を見ても、船の姿は見えない。時折、海からの風が強く吹いた。次々と寄せては返す波の音が岸辺に響いていた。再び海沿いの道を走って、美浜町の小野浦地区へやって来た。「岩吉久吉乙吉頌徳記念碑」と刻まれ石碑があった。現存する最古の日本語訳聖書であるギュツラフ訳『約翰(ヨハネ)福音之傳』の翻訳に協力した岩吉、久吉、乙吉(音吉)の業績をたたえたものだ。彼ら3人は「三吉」と呼ばれて、その生涯はいくつかの文学作品に描かれており、再来年にはハリウッド映画になるとのこと。(VOL.302より抜粋。続きは本誌にて)。

 写真は美浜町の小野浦地区にある岩吉久吉乙吉頌徳記念碑。

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2010年2月4日木曜日

vol.196 TW225(TW200)の中古バイクの選び方についてのアドバイス その1

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 「TW225(TW200)の中古バイクの選び方についてのアドバイス」 

 まずはじめに、TW225(TW200)については、新車を購入することが、ほぼ不可能。なので、わざわざ中古と書く必要はないのですが、バイクに詳しくない人や免許を取得したばかりの人が、これを読んでも大丈夫なようにと、前置き代わりに記しました。

 1、ユーザーからの視点でアドバイス

 さて、この春、TW225の購入を考えている人に対して、ちょっとしたアドバイスができれば、というのが、今回の更新の趣旨(目的)です。
 僕はTW200とTW225を乗り継いで、12年間、約9万キロを走行しています。TW225(とTW200)については、少しばかり詳しいと自負しています。ここでは整備士さんたちのプロの視点ではなくて、ユーザーとしての視点でアドバイスしたいと思います。
 このユーザーからの視点でアドバイスは、とっても大事。それは、なぜか? バイクは乗っている者にしか分からないことが、たくさんあります。ましてや中古車ですから、個々の車のコンディション(整備の状態)については、購入を考えているバイクショップの店員さんや整備士さんに、しっかりと確認してください。
 中古バイクの購入は、あなたが信頼のおけるバイクショップで購入する、それが基本です。


 2、中古バイク購入時のチェックポイント

 インターネットを検索すると、「中古バイクの選び方を教えて欲しい」との質問が多数見受けられます。中古バイク購入時のチェックポイントは、『バイクガイド』の「バイク購入マニュアル」にも詳しく記載されています。以下に引用すると、「外装」「ハンドルストッパー」「フロントフォーク」「走行距離」「タイヤ」「エンジンまわり」などです。
 しかし、実際のところ、ユーザーの多くは、実物を見てもよくわからないというのが、本当のところではないでしょうか。『バイクガイド』には、簡潔な文章とアイコンで、ひと目でわかるように、中古バイクの情報が記載されています。
 いくつものバイクショップを梯子(はしご)する前に、書店で一度『バイクガイド』を手にとって、見比べてください。あなたにぴったりのTW225(TW200)が見つかるかもしれません。


 3、バイクショップ選びで大切なこと

 いざ、バイクショップへ。
 前述したように、中古バイクの購入に際して、あなたが信頼のおけるバイクショップで購入する、それが基本です。バイクショップの大小は関係ありません。自宅から近いに越したことはありませんが…。
 バイクショップ選びは店員さん選びと、お考えください。むしろ、価格は二の次。特に中古バイクに関しては、保証やメンテナンスなど、購入店の整備士さんに、これからも何かとお世話になります。少し大げさな言い方をすれば、購入店の整備士さんに自分の命を預けるといっても過言ではありません。
 繰り返しになりますが、あなたが購入しようとしているTW225(TW200)のコンディションについては、購入店の整備士さんが誰よりも詳しいのです。わからないことがあれば、どんなことでも恥ずかしがらずに、とことん質問すべし。

 つい長々と説明しました。中古のTW225(TW200)といえども、決して安い買い物ではありません。これを読んでくれたあなたが購入後に後悔のないように、という老婆心からで、どうかご容赦ください。
 続きは近日更新の予定です。

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2010年2月3日水曜日

vol.195 節分 荒子観音と大須観音

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 今日は節分。
 時折、雪が舞い散る中、バイクで荒子観音と大須観音に足を運びました。
 どちらも大勢の参拝客で、賑わっていました。

 写真は荒子観音の多宝塔です。
 帰宅後、豆まきをして、夕食に恵方巻きを食べました。

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2010年2月1日月曜日

vol.194 TW225(TW200)のツーリングといえば

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 「どうしてTW225に乗っているのですか」という質問をされます。
 以前にTW200に乗っていたから、では答えになっていませんね。
 僕がTW200を選んだ理由は、デザインもさることながら、他のバイクと比較して、価格が安かったということ。
 TW225も同じ理由。
 同じヤマハのバイクと比較して、価格が安かった。
 身も蓋もない答えですが、本当のことだから、仕方ない。
 ただし、TW200(10年間で7万キロ以上を走行した)を廃車にして、買い替えの際に、ちょうど 20th Anniversary Special Edition が販売された。
 僕にはそれが偶然だとは思えませんでした。


 以前、「ツーリングの行き先はどうやって選んでいるのですか」との質問もありました。
 ツーリングの行き先選びは、08年8月号にも書いたとおり、「特に目的地を決めず、行き当たりばったり」です。
 ただし、半分は行き当たりばったりのツーリングの楽しさを味わいつつ、後の半分は動物園の動物にたとえるとしたら(ずいぶん変なたとえですが)、ゾウやキリンやライオンといった子どもたちに大人気の動物よりも、サイのような真の動物好きに好まれる動物を見て楽しみたい、そんな心意気で選んでいます。
 それが僕の読者レポーターとしての役割だと考えています。

 実際のところ、TW225でのツーリングは街乗りの延長といった感じです。
 4時間以上、シートに座っていたら、お尻が少し痛くなってきます。
 今まで誌面で紹介した名所旧跡は、東は御前崎から西は琵琶湖までと、150ヶ所を超えました(詳しくはこちらの その1その2その3 を参照のこと)。
 なかには他ではあまり取り上げられることのない穴場も多数紹介しています。
 「TW225のツーリングといえば東海・旅の足跡」と言ってもらえるように、これからも精進したいと思います。

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