2012年10月28日日曜日

vol.612 平成24年度 中川区区民まつり


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 今日は時折、小雨の降る中、名古屋市中川区の区民まつりが開催されました。
 中川区区民まつりには、いつもお世話になっている「円空仏彫刻・木端の会」のブースが出ることから、僕もお手伝いをさせていただきました。
 下の写真が「円空仏彫刻・木端の会」のブースで、区民まつりにお越しになられた人たちが円空彫りを体験されています。


 本年度の区民まつりの会場は荒子公園で、前田利家ゆかりの地にて戦国時代をテーマに、火縄銃演武などのプログラムが行われました。

2012年10月25日木曜日

vol.611 関市 宝泉寺(庚申堂)の円空仏


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 今日は岐阜県関市にある宝泉寺の円空仏に会ってきました。
 下の写真が宝泉寺です。



 上の写真が宝泉寺の円空仏で、毘沙門天像です(写真は宝泉寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
 宝泉寺は毘沙門天像の他にも、不動明王像と十一面観音菩薩像の円空仏を所蔵しており、3体は元々、宝泉寺から少し離れた場所に建つ庚申堂に祀られていた、とお庫裏さまから教えていただきました。それを聞いて、僕は拝観後、すぐさまバイクを走らせて、庚申堂へ向かいました。
 下の写真が庚申堂で、円空さんはこの場所で、3体の仏像を彫ったのだろうと思うと、庚申堂も忘れずにお参りしました。


 宝泉寺
 岐阜県関市小野1051
 TEL 0575-29-0521
 (円空仏拝観は要予約)

 円空仏拝観の際には、写真撮影の許可等、大変お世話になりました。とりわけお庫裏さまには、親切にしていただきました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。

2012年10月24日水曜日

vol.610 円空彫り千体仏 2500体達成


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 円空彫り千体仏は今日、年内の目標として掲げた2500体を無事に彫り終えました(彫り始めてから、193日目でした)。
 下の写真がそれで、先の話題(vol.606)で取り上げて以降、新たに彫った千面菩薩像です。


 円空さんは5回以上、千体仏を彫っていることから、ようやく半分となりました。
 いつもご指導いただいているYさんをはじめとして、お世話になっている「円空仏彫刻・木端の会」のメンバー、そして、僕を温かく見守ってくださっている円空さんに関係する皆さまに、感謝申し上げます。
 文末に、2500体を彫り終えた感想を記すとしたら、まだまだ精進せねばという更なる決意と、今日の雲ひとつない秋晴れの青空を、この先忘れることはないだろうと思いました。

2012年10月22日月曜日

vol.609 知多郡阿久比町 宝安寺の円空仏

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 今日は知多郡阿久比町にある宝安寺の円空仏に会ってきました。
 下の写真が宝安寺です。

 
 本来ならば、来月末に宝安寺の円空仏を拝観させていただく予定でした。しかし、僕はどうしても都合が悪くて、それでも諦めきれずにいたところ、今日、宝安寺にて法要が行われたことから、特別に円空仏を拝観させていただく機会に恵まれました。
 下の写真が宝安寺の円空仏です(写真は宝安寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。

 
 拝観の際は、いつも円空彫りをご指導いただいている「円空仏彫刻・木端の会」のYさんと一緒でした。円空仏の拝観後は、宝安寺の関係者の皆さまから、お茶とお菓子をご馳走になり、お下がりを頂戴しました。
 天候にもすごぶる恵まれて、僕にはまるで円空さんがふたりに会いに来いとさせたとしか思えませんでした。

 宝安寺
 愛知県知多郡阿久比町白沢東中根23
 (円空仏は寺の行事が行われる際に公開)

 宝安寺の関係者の皆さまには、とても親切にしていただき、また、写真撮影等で大変お世話になりました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。

2012年10月21日日曜日

vol.608 関市 天徳寺の円空仏

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 今日は岐阜県関市にある天徳寺の円空仏に会ってきました。
 下の写真が天徳寺の本堂です。

 
 
 上の写真が天徳寺の円空仏で、釈迦如来像です(写真は天徳寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。円空さんが彫ったお釈迦さまを拝むのは、これで2度目ですが、螺髪は初めて目にしました
 天徳寺の円空仏は釈迦如来像だけと思っていたのですが、もうひとつ、実に可愛らしいお姿をした円空仏があり、計2体の円空仏を拝観させていただきました。下の写真がそれで、天徳寺の円空仏はどちらも一と目見て、その特徴(蓮座の左右の出っ張りと高い台座)から、極初期に彫られた仏像だと分かります。

 
 拝観のお礼にと、いつものように僕が彫った千面菩薩像をご住職さまに手渡して、奉納しました。

 天徳寺
 岐阜県関市天徳町1丁目3-48
 0575-22-2810
 (円空仏拝観は要予約)

 天徳寺のご住職さまには、写真撮影等、大変お世話になりました。この場を借りて、お礼申し上げます。

2012年10月19日金曜日

vol.607 551蓬莱の中華ポテト

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 前回の更新で書いたように、美味しいものを食べて、元気を出そう、ということで、今日は栄にある名古屋三越へ行き、恒例の催事である日本全国味紀行にて、551蓬莱の豚まん、餃子、焼売を購入。551蓬莱の話題はブロクで何回も取り上げるほど、僕が大好きな味です。
 以前、話題に取り上げた際は、販売員のお嬢さんから声を掛けていただいた、と嬉しい報告を書きました(vol.596)。今日も販売員のお嬢さんおふたりから、「お越しになるのをお待ちしていました」「いつもお買い上げいただき、ありがとうございます」と笑顔で声を掛けられて、またもや僕は嬉しいやら、恥ずかしいやら。
 僕は愛知県で暮らすようになってからも、こうした機会があるたびに、自分がつくづく大阪育ちの人間だな、と感じます。


 上の写真は実演販売されている中華ポテトで、作りたてを口に頬張ると、外は甘くてパリパリ、中はふっくらホクホクで、とっても美味しかったです。

2012年10月17日水曜日

vol.606 円空彫り千体仏 半年で2400体

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 昨日はいつもお世話になっている「円空仏彫刻・木端の会」の教室へ顔を出しました。
 通常の稽古日とは違っていたのですが、午前中から軽い昼食を挟み夕方まで、いつもご指導いただいているYさんやHさんが円空彫りに熱心に取り組む姿勢を横で目にしながら、身の引き締まる思いで、僕も千体仏を彫りました。
 下の写真がそれで、奇しくもこの日は僕が千体仏を彫り始めて、ちょうど半年となり、夕方には2400体目を彫り終えました。

 
 以下は余談で、円空彫りとは一切関係のないこと。
 僕は自分が見たことや聞いたこと、感じたことを言葉にする(表現する)仕事をさせていただく機会がある。そんな僕が常日頃から考えているのは、言葉とは誰かを守ったり、誰かを楽しませたりするためにある、ということ。
 話題がどうもしんきくさくなってしまった。明日は美味しいものを食べて、元気を出そう、と思う。

2012年10月15日月曜日

vol.605 碧南市藤井達吉現代美術館の岡本太郎展

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 昨日からの更新の続きで、碧南市哲学たいけん村無我苑を見学後、バイクで少し走って、碧南市藤井達吉現代美術館へ。碧南市藤井達吉現代美術館では、川崎市岡本太郎美術館所蔵作品による岡本太郎展が開催されていました。
 下の写真が碧南市藤井達吉現代美術館です。


 僕が岡本太郎展を目にするのは、昨年9月以来、これが2度目です(vol.449)。
 このブログでは、「若い太陽の塔」をはじめとして、岡本太郎の話題に何度か触れていることから、以下は繰り返しになりますが、僕は少年時代に「太陽の塔」を見て育ったことから、岡本太郎の芸術作品に親近感を抱いているのです。
 話題が少しそれますが、先週、心が憂鬱になる出来事がありました。
 今回の岡本太郎展には、「エネルギー充填(チャージ)! 我らに伴走する」という副題が付いており、その言葉どおり、岡本太郎の芸術作品から、元気を貰ったような気がします。

 碧南市藤井達吉現代美術館
 愛知県碧南市音羽町一丁目1番地
 TEL 0566-48-6602
 「エネルギー充填!我らに伴走する岡本太郎展」
 10月10日~11月25日(日)
 観覧時間 10:00~18:00
 休館日 月曜日
 観覧料 600円

2012年10月14日日曜日

vol.604 碧南市哲学たいけん村無我苑「歓喜する円空」展

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 今日は碧南市にある碧南市哲学たいけん村無我苑へ行き、梅原猛著『歓喜する円空』に関する展示を見学してきました。
 下の写真が碧南市哲学たいけん村無我苑の瞑想回廊で、実を言うと、この夏に円空学会理事長の長谷川公茂先生から、展示に関するお話をお聞きしていたのですが、ようやくこうして足を運ぶことが出来ました。

 
 瞑想回廊の2階にある常設展示には、碧南市哲学たいけん村無我苑の名誉村長である梅原猛氏の著書『歓喜する円空』に関する資料と、碧南市の個人が所蔵する円空仏の弁財天像が展示されていました。
 弁財天像は像高が約30センチて、いかにも女性らしい、ふくよかなお顔をして、優しい笑みを浮かべていました。
 個人蔵の円空仏を拝見することが、なかなか難しくなってしまった昨今、このような円空仏の展示は大変嬉しく、ありがたいもので、今回の機会を逃すと、もう二度と目にすることができないかもしれないことから、足を運んだ甲斐がありました。
 文末に、忘れずに記しておくと、『歓喜する円空』についての展示は、10月31日までとなっています。

 碧南市哲学たいけん村無我苑
 愛知県碧南市坂口町3丁目100番地
 TEL 0566-41-8522
 開苑時間  9:00~21:00
  (瞑想回廊は17:00まで)
 休苑日 月曜日
 入苑料 無料

2012年10月11日木曜日

vol.603 荒子観音寺の円空仏 仁王像

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 あさって13日(土曜)は荒子観音寺の円空仏拝観日です。

 荒子観音寺(円空仏公開)
  名古屋市中川区荒子町宮窓138
  TEL 052-361-1778
  拝観日 毎月第2土曜日
  拝観時間 13:00~16:00
  拝観料 500円
  駐車場 無料
  (公共交通機関を利用される場合は、あおなみ線「荒子」駅下車、徒歩7分)

 円空仏の拝観日に併せて、荒子観音寺の境内では、「円空仏彫刻・木端の会」による円空彫りの体験教室(見学自由・無料)が開かれています。
 下の写真は荒子観音寺の山門に安置されている仁王像(吽像)のお顔です。


 「…山門の中に3メートル余の仁王像の一対が安置されている。あまりにも大きいので、ついつい見ないで通り過ぎてしまう人が多い。どうかゆっくりと拝観されることを望む。」(長谷川公茂著『東海の円空を歩く』22頁より抜粋)。

 以下は余談で、ブログにアップした写真の総数が500枚になりました。その中には普段、撮影することのできない円空仏をはじめとする貴重な写真も含まれていることから、写真撮影に際してお世話になりました関係者の皆さまに、今一度深くお礼申し上げます。
 

2012年10月8日月曜日

vol.602 美濃市 来昌寺の円空仏

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 今日は美濃市にある来昌寺の円空仏に会ってきました。
 下の写真が来昌寺です。

 
 来昌寺は浄土宗寺院ということで、円空仏拝観の前には、ご本尊さまに対して、お十念を唱えさせていただきました。
 下の写真が来昌寺の円空仏で、聖観音坐像です(写真は来昌寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。

 
 どうしたら、こんなに素晴らしい像が彫れるのか、というのが第一印象で、以前にも書きましたが、特徴的な頭部が大変ありがたいお姿に感じられて、僕が大好きなタイプの円空仏です。言わずもがな、円空仏は本来、見る(鑑賞する)のではなくて、拝む対象ですから。
 今日の拝観のお礼にと、僕が彫った小さな観音坐像をお庫裏さまに手渡して、奉納させていただきました。

 来昌寺
 岐阜県美濃市吉川町1824
 TEL 0575-33-0708
 (円空仏拝観は要予約)

 円空仏拝観の際には、写真撮影の許可等、大変お世話になりました。特にお庫裏さまには、本当に親切にしていただきました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。

 以下は余談で、僕の円空仏巡拝はこれで6県60箇所となりました。

2012年10月7日日曜日

vol.601 郡上市美並町根村の神明神社

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 円空さんに関する本を読んだり、円空さんの年表に必ずと言っていいほど、出てくる場所があります。それは円空さんが初めて仏像を彫った場所で、その証拠となる場所です。
 そこで僕としては、ずいぶん遅まきながら、果たしてどんなところだろう、というのが、訪れるきっかけとなりました。この目で一度、確かめてみなくては、とも思い、昨日、林広院にて円空仏を拝観した後、足を運びました。
 下の写真がその場所で、集落の最も奥まった場所に位置することから、おそらく地元の人しか参拝しないだろうとおぼしき、緑に囲まれて、境内のこぢんまりとした神社でした。


 「…現在知られている円空の足どりで一番古いのは、寛文3(1663)年、円空32歳の時に郡上市美並町根村の神明神社で天照太神像など3体の像を造顕したことである。同社に遺る棟札に記されていたことからわかる。…」(長谷川公茂著『東海の円空を歩く』130頁より抜粋)。

 月並みなことを書くようですが、円空さんは32歳のときに、僕はいま42歳で、こうして二人が約350年の歳月を経て、同じ神社の境内に立っているのかと思うと、感慨深いものがありました。

 以下は余談。
 二千体仏を超えた千面菩薩像ですが、さらに彫り続けて、現在、2250体となっており、年内の目標としている2500体まで、残り250体となりました。

2012年10月6日土曜日

vol.600 郡上市美並町 林広院の円空仏

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 今日は岐阜県郡上市美並町にある林広院の円空仏に会ってきました。
 下の写真が林広院です。


  
 上の写真が林広院の円空仏で、使われている材もさることながら、僕は何とも言えないほどの素敵な笑顔に嬉しくなって、思わず見とれてしまいました(写真は林広院から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
 さらに嬉しかったのは、林広院のご住職様から、とても親切にしていただき、上の写真の他にも、3体の円空仏をじっくり拝観させていただきました。
 下の写真がそれで、2体の円空仏の背面には、円空さん直筆の見事な梵字が見てとれます。


 林広院
 岐阜県郡上市美並町白山808−1
 TEL 0575-79-2059
 円空仏拝観は要予約

 いつものように僕が彫った千面菩薩像を、今日の拝観の感謝の気持ちを込めて、林広院のご住職様に手渡して、奉納させていただきました。
 円空仏拝観にあたっては、写真撮影等、林広院のご住職様に大変お世話になりました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。

 以下は余談。
 記念すべき600回目の更新の余話として、今日は林広院の円空仏拝観の際に、同じ美並町にある長良川鉄道越美南線のみなみ子宝温泉駅に併設されている「日本まん真ん中温泉子宝の湯」で入浴してきました。久しぶりに浸かった露天風呂から見上げた空は、あいにくの曇り空でしたが、とても気持ち良かったです。

2012年10月5日金曜日

vol.599 徳島県那賀町 相生森林美術館の円空展

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 明日6日から徳島県那賀郡那賀町にある相生森林美術館にて、秋の企画展「祈りのかたち円空展」が開催されます。

 相生森林美術館 
 秋の企画展「祈りのかたち円空展」
 会期 10月6日(土)~11月25日(日)
 開館時間 9:30~16:30
 休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
 入館料 500円

 円空学会理事長である長谷川公茂氏の監修で、音楽寺の十二神将像や荒神像をはじめとして、約50体の円空仏が展示されます。
 企画展の会期中、10月14日(日)の午前10時からは、木彫作家の黒蕨壮氏による木彫実技講座「円空仏を彫る」と、11月3日(土・祝)の午後2時からは、長谷川公茂氏による記念講演会「円空の生涯」が行われる予定です。

2012年10月2日火曜日

vol.598 三重県菰野町 明福寺の円空仏

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 昨日からの更新の続きで、パラミタミュージアムの企画展にて円空仏を見学したことから、同じく菰野町内にある明福寺の円空仏を拝観しました。
 下の写真が明福寺で、浄土真宗のお寺です。



 上の写真が明福寺の円空仏で、阿弥陀如来と薬師如来の両面仏となっており、写真は阿弥陀如来像のお顔です(写真は明福寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
 僕は間近で阿弥陀さまの大きなお顔を拝みながら、手を合わせて、「南無阿弥陀仏」と唱えました。
 昭和30年代後半から起こった円空ブームの際は、全国から美術研究家や大学教授などが明福寺へ大勢押し寄せて、両面仏は海を渡り、ベルギーまで行ったと、お庫裏さまから教えていただきました。
 三重県にあるお寺の円空仏を巡拝するのは、ずいぶん久しぶり(昨年11月以来)のことでした。僕の彫った千面菩薩像をお庫裏さまに手渡して、いつものように奉納しました。

 明福寺
 三重県三重郡菰野町菰野792−1
 TEL 059-393-2610
 円空仏拝観は要予約

 明福寺のご住職さまとお庫裏さまには、写真撮影等、大変お世話になりました。この場を借りて、お礼申し上げます。

2012年10月1日月曜日

vol.597 パラミタミュージアム 南都大安寺と観音さま展

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 今日は三重県菰野町にあるパラミタミュージアムへ行きました。
 下の写真がパラミタミュージアムの外観です。

 
 パラミタミュージアムは故池田満寿夫さんの作品(「般若心経シリーズ」)が見られるということだけは知っていたのですが、実際に足を運んだのは、これが初めてでした。数年前に湯の山温泉へ行った際には、時間の都合で、素通りしてしまいました。
 それがどうして今日訪れることになったのかといえば、先月上旬、いつもお世話になっている「円空仏彫刻・木端の会」のメンバーで、桑名市に住むMさんから、「パラミタミュージアムの企画展に2体の円空仏が出ておりました」と教えていただいたことから、足を運びました。

 パラミタミュージアム
 南都大安寺と観音さま展
 会期 8月30日~10月10日
 開館時間 9:30~17:30
 入館料 1000円

 企画展では、真教寺(津市下弁財町)と名古屋市博物館所蔵の円空仏十一面観音像が展示されていました。本当ならば、もっと早い時期に足を運ぶ予定だったのですが、天候等の理由で、会期末近くになってしまいました。
 忘れずに記しておくと、池田満寿夫さんの般若心経シリーズは、なかなか見ごたえがあり、なかでも佛画陶板が素敵でした。
 文末になりましたが、ご教示いただきましたMさまに、この場を借りて、深くお礼申し上げます。