2010年10月25日月曜日

vol.330 中川区 区民まつり 円空仏の体験彫刻

 ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 いつもお世話になっている「円空仏彫刻・木端の会」が今年も中川区の区民まつりに出展するということで、昨日は区民まつりの会場となった露橋公園へ足を運びました。
 中川区の区民まつりに顔を出すのは、これで2度目となりました。

 上の写真は「円空仏彫刻・木端の会」のブースで、円空仏の体験彫刻が行われました。

 以下は余談で、区民まつりの後は、場外馬券場へ足を運んで、菊花賞の馬券を買いに行きました。予想が的中して、少しだけお小遣いが増えました。

 「東海・旅の足跡」は東海地区で発売されている月刊誌『バイクガイド』に連載中のツーリング・レポートです。ご一読いただき、ご感想をお寄せいただければ幸いです。

2010年10月20日水曜日

vol.329 日本人の死生観について

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 志賀直哉の『城の崎にて』を再読した。
 「山の手線の電車に跳ね飛ばされて」一命を取り留めた作者が、城崎温泉で養生する3週間の出来事を綴った私小説だ。ストーリーはあまりに有名なことから、説明には及ばないであろう。作中では、蜂の死骸、逃げ廻る鼠、イモリの不意な死が取り上げられている。作者はそれらを「静かさ」「運命」「生き物の淋しさ」と表現している。
 そして文末には、作者が次のように自問自答しながら、生と死について読者に問い掛ける。
 「自分は偶然に死ななかった。イモリは偶然に死んだ。自分は淋しい気持ちになって、漸(ようや)く足元の見える路を温泉宿の方に帰って来た。遠く町端れの灯が見え出した。死んだ蜂はどうなったのか。その後の雨でもう土の下に入ってしまったろう。あの鼠はどうしたろう。海へ流されて、今頃はその水ぶくれのした体を塵芥と一緒に海岸へでも打ちあげられていることだろう。そして死ななかった自分は今こうして歩いている。そう思った。自分はそれに対し、感謝しなければ済まぬような気もした。しかし実際喜びの感じは湧き上がっては来なかった。生きていることと死んでしまっていることと、それは両極ではなかった。それほどに差はないような気がした。…」
 生と死が両極でなく、差はないと感じる作者の心情に対して、読者が呼応するとき、両者の間に橋が架けられて、私小説であるところの『城の崎にて』が成立するのである。

 志賀直哉は最晩年に、「ナイルの水の一滴」と題する小文で、人間の存在について、次のように記している。
 「人間が出来て、何千万年になるか知らないが、その間に数え切れない人間が生れ、生き、死んで行った。私もその一人として生れ、今生きているのだが、例えていえば悠々流れるナイルの水の一滴のようなもので、その一滴は後にも前にもこの私だけで、何万年遡っても私はいず、何万年経っても、再び生れては来ないのだ。しかもなおその私は依然として大河の水の一滴に過ぎない。それで差し支えないのだ。」
 人間(の存在)は誰しも皆、大河の水の一滴だ、と老大家が断言する。
 僕は悠々流れるナイル川をこの目にしたことはない。けれども20歳過ぎに、同じ大河である長江(揚子江)の流れを見たことがある。フェリーの甲板からは、陸(対岸)が見えず、まるで海と同じで、その雄大さに圧倒された。もちろん、それ以前にも、外国を訪れたことはあったけれど、人生でカルチャーショックを受けたのは、後にも先にも、そのときだけだ。
 僕もまた、あの雄大な長江(揚子江)の水の一滴だ、そう考える日が、いずれやって来るのかもしれない。

 取り留めなく書き連ねてしまい、長文、失礼致しました。

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2010年10月19日火曜日

vol.328 ガンプラ SDガンダム Ver.G30th

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 ガンプラ BB戦士 SD RX-78-2 ガンダム バージョンジーサーティース リアルグレード 1/1 ガンダムプロジェクトを組み立てました(名称が長すぎる…)。下の写真がそれです。

 先日、静岡へ等身大ガンダムを見に行った際に、記念にと購入したお土産です。SDガンダムのガンプラを組み立てたのは、これが初めてなのですが、上手にデフォルメされているなぁ、と感じました。

 以下は余談で、ドライブやツーリングには絶好の季節柄だというのに、天気予報を見ると、今日のような、ぱっとしない曇り空が続くらしい。新聞の片隅には、ここのところバイク事故の記事が小さく載っているのを目にします。くれぐれも安全運転で、気をつけたいと思います。

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2010年10月18日月曜日

vol.327 名古屋まつり 郷土英傑行列

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 先週末は所用で名古屋市内へ行き、途中、名古屋まつりを少しだけ見物してきました。
 名古屋まつりの当日は、名古屋城、東山スカイタワー、東山動植物園、ランの館、名古屋市科学館、名古屋市博物館、名古屋市美術館などの施設が無料開放されるので、来年こそは見学したいと思っています。

 上の写真は今年の郷土英傑行列で織田信長役の人を乗せて活躍した馬で、名前は八千代と言います。カメラを向けると、お利口な馬で、じっとポーズをとってくれました。写真では分かりづらいですが、つぶらな瞳がとっても可愛らしかったです。

 以下は余談で、秋華賞のアパパネは強かったですね。阪神タイガースがCSで負けて、今年のプロ野球観戦が終わりました。
 今朝は午前4時過ぎに近所の騒音で目が覚めて、そのまま眠れず横になっていたら、午前5時半に左足が攣(つ)り、痛みで飛び起きました。2時間ほど経ったのですが、ふくらはぎにまだ痛みが残っています。ムカデに咬まれたり、内出血したりと、まだ災難が続いています…。

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2010年10月16日土曜日

vol.326 蒲郡 竹島と海辺の文学記念館

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 今日は6年ぶりに蒲郡市にある竹島へ行ってきました。以前、蒲郡市を訪れた際に、見学できなかった海辺の文学記念館にも足を運ぶことができました。

 上の写真は三河湾に浮かぶ竹島です。
 拙宅から蒲郡までは、走行距離が往復で150キロ以上あることから、TWの硬いシートに座り続けていると、お尻が痛くなってきます。 

 以下は余談で、昨日、このブログを開設してから、一周年を迎えることになり、レイアウトを変更しました。僕は何事もシンプル イズ ベストだと考えているのですが、以前のデザインがあまりにあっさり過ぎるために、少しばかり工夫を凝らしました。

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2010年10月12日火曜日

vol.325 尾張旭市スカイワードあさひ ふるさとの文化財展

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 いつもお世話になっている「円空仏彫刻・木端の会」で勧められて、庄中観音堂の円空仏を見ようと、尾張旭市にあるスカイワードあさひで開催されている「尾張旭市40周年記念事業 ふるさとの文化財展 おわりあさひ歴史探訪」へ足を運んだ。
 庄中観音堂の円空仏は、先日開催された一宮博物館の円空展で既に目にしているので、再会ということになるのだろうか。
 スカイワードあさひ 3階の歴史民俗フロアに見学者は僕ひとりだけで、がらんとしていた。
 いざ、再会と思いきや、円空仏などの展示物の写真撮影は禁止などと、煩わしいほどの貼り紙と注意事項がある。
 えっ、一体、どういうこと?
 ごあいさつと記された文章には、「この機会に市民の皆様に広く知っていただき…」といった主旨が記載されている。だが、実際はごあいさつの言葉の空々しいこと、この上ない。要するに、この機会に市内の文化財を掻き集めた、ということなのだと、ようやく合点した。ただ見せるというだけで、わざわざ税金を使って展示している意味が果たしてあるのだろうか。それならば、円空仏は庄中観音堂で毎月の拝観日に普通に見ればいいことだ。
 僕の経験上から言えば、今回の尾張旭市のような展示姿勢に限って、仮に天下のNHKさんが取材を申し込んだら、禁止事項など、手のひらを返したように対応するのだろう。
 聞けば、会場に展示されている円空仏の写真を撮影したいと市民が何人もやって来ているのに、そのつど、断っているという。そうした市民が何人もやって来ているのなら、何とかしようと工夫や改善もしないで、円空仏のパンフレットを渡しているだけというお粗末ぶり(民間では今や常識であるニーズや顧客満足はどこへやら…)。最近では珍しくなった残念なお役所仕事を尾張旭市役所に見た気がした。

 以下は余談で、今夜はきれいな三日月が出ています。僕はお月見を楽しむような満月よりも、欠けた三日月が好きなのです。

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2010年10月11日月曜日

vol.324 西尾市浄名寺の円空仏

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 今日は西尾市徳永町にある浄名寺の円空仏に会いに行きました。

 像の高さは2メートル70センチと大きく、笑顔を見ていると、全体的にふくよかな観音菩薩様といった印象で、それだけにありがたみが増すというものです。
 浄名寺は浄土宗寺院ということで、南無阿弥陀仏と、お十念を唱えてきました。

 以下は余談で、僕には残念ながら子どもがいませんが、幼い子どもの笑顔と円空仏の微笑みはまさに純粋で、本当に素晴らしいと思います。

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2010年10月9日土曜日

vol.323 続 ガンプラ素組みのHGズゴックE

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 HGズゴックEが完成しました。下の写真がそれで、付属のホイルシールは貼っていません。

 ずいぶん前にハイゴック( vol.140 )を組み立てたことから、これでサイクロプス隊の出来上がりです。

 以下は余談で、パソコンにウイルス対策ソフトは必需品ですが、それにしてもノートンは重いです。

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2010年10月8日金曜日

vol.322 円空仏の彫り方

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 明日の9日(土曜)は月に1度の荒子観音寺の円空仏拝観日です。

 荒子観音寺(円空仏拝観)
  名古屋市中川区荒子町宮窓138
  TEL 052-361-1778
  拝観日 毎月第2土曜日
  拝観時間 13:00~16:00
  拝観料 500円
  駐車場 無料

 毎月第2土曜日の円空仏拝観日には、荒子観音寺の境内で仏像を彫る体験教室(無料)が開かれています。上の写真は体験教室で僕が彫った円空仏の護法神です。

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2010年10月6日水曜日

vol.321 BIKE GUIDE (月刊バイクガイド)11月号の発売日

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 今日6日発売のバイクガイド11月号では、長野県木曽郡南木曽町にある等覚寺の円空仏を見に行きました。

 …岐阜県と長野県の県境を越えた。南木曽町に入り、桃介橋をくぐって、福沢桃介記念館へ向かう。近年、再び福沢桃介の知名度が上がったことにより、前方を大型の観光バスが連なって走行している。「こりゃじっくりと見学するのは無理かな」という気がして、今回は諦めることにした。来た道を戻って、本来の目的地である等覚寺へ足を運んだ。(VOL.310より抜粋。続きは本誌にて)。

 上の写真は近代化遺産として復元された桃介橋です。

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2010年10月5日火曜日

vol.320 等身大ガンダムと静岡ホビーミュージアム

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 遅ればせながら、東静岡へ等身大ガンダムを見に行ってきました。
 
 遠目から初めて垣間見たときには、感激しました。近づいて目にすると、アニメの迫力とは少し違っていて、想像していたよりも、何だか小さく感じました。

 静岡ホビーミュージアムも忘れずに見学してきました。

 会場にはバイクのプラモデルも多数展示されていました。

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2010年10月4日月曜日

vol.319 ガンプラ素組みのHGズゴックE

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 エコプラHGグフに続いて、HGズゴックEを組み立て中。3ヶ月ほど前に購入したもので、昨日、押入れから引っ張り出してきました。

 上の写真は組み立て途中のズゴックEです。コクピットハッチ等の赤い部分は、ガンプラマーカーのレッドで塗装しています。僕はどういうわけか、水中用のMSが好きなのです。

 以下は余談。
 月曜日の朝から雨が降っている。たいていの人は、嫌な天気だと思うのだろう。だが、僕は他人とは少し違っていて、月曜日の朝に雨が降っていると、しっとりと落ち着いた気分になれて、嬉しい。

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2010年10月3日日曜日

vol.318 岡崎公園とカクキュー(八丁味噌の郷)

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 昨日は岡崎市へ足を運びました。岡崎公園は名鉄ハイキングの人たちで、ごった返していました。

 上の写真は途中で立ち寄った八丁味噌カクキューの建物です。カクキュー(八丁味噌の郷)は09年5月号の誌面で既に紹介済みです。

 以下は余談で、前回の更新時に、「40歳になってからというもの、どういうわけか、災難続きで」と書きましたが、今朝は右手の薬指を内出血して、触ると火傷したようにヒリヒリと痛いです。今は保冷剤で患部を冷やしています。

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2010年10月2日土曜日

vol.317 JRA中京競馬場のバイク駐輪場

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 いよいよ秋のGⅠ競馬がスタート。明日はスプリンターズSということで、出先(岡崎市)からの帰りに、国道1号線を走って、中京競馬場へ馬券を買いに行きました。

 上の写真は中京競馬場のバイク駐輪場(無料)です。

 以下は余談で、今晩、ムカデに左足の親指と人差し指の間をチクッと咬まれて、針で刺したような痛みがあります。左足のつま先はバイクのシフトチェンジ(ギヤチェンジ)を操作するので、大事に至らなければと思います。40歳になってからというもの、どういうわけか、災難続きで…。

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2010年10月1日金曜日

vol.316 歯医者での麻酔 中日ドラゴンズのリーグ優勝

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 先月から歯科に通っているのですが、はじめて歯の治療で麻酔注射を打ちました。帰宅後、鏡を見たら、治療箇所(左の上唇あたり)が少し腫れて、口を閉じるとゆがんだようになり、その部分が熱を持っていて、痺れています。何だか吐き気がして気持ちが悪く、唾液を吐くと、いつまでも血が混じったまま…。こんなありさまですから、麻酔が切れるまで、バイクの運転はできません(4時間半が過ぎて、ようやく元通りになりました)。
 以下は余談。中日ドラゴンズのリーグ優勝おめでとうございます。ちなみに僕は阪神タイガースのファンです。

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