2014年9月27日土曜日

vol.926 安土城考古博物館の秋季特別展「造形衝動の一万年」

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 今日は近江八幡市にある滋賀県立安土城考古博物館へ行き、秋季特別展「造形衝動の一万年~縄文の宇宙/円空の衝撃/アール・ブリュットの情熱」を見てきました。
 下の写真が滋賀県立安土城考古博物館です。
 

 秋季特別展「造形衝動の一万年」には、いつもお世話になっている荒子観音寺の円空仏が展示されています。
 下の写真がそれで、円空仏の千面菩薩像です(写真は安土城考古博物館から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
 

 展示されていた縄文時代の造形物、木偶や木彫像、現代のアール・ブリュット作品からは、それぞれが持つ生き生きとした力強い感動が伝わってきました。さらには僕の好きな岡本太郎と関係のある展示内容だったことから、展示作品を目にしているうちに、元気が湧いてくるようでした。
 (夏以降、不愉快なことが続いており、数日前に、この世は地獄で、すべてが修行だと思えば、幾らか心が軽くなるといった開き直りの境地に至ったことに関係しているのかもしれません。)
 滋賀県立安土城考古博物館の関係者の皆さまには、大変親切にしていただきました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。
 滋賀県立安土城考古博物館を見学後、少し走って、教林坊と老蘇の森へ足を運びました。
 下の写真が教林坊の入口で、白洲正子著『かくれ里』に記されています。



 上の写真が老蘇の森で、古くから和歌に詠まれています。

 以下は余談。
 御嶽山噴火のニュースに驚きました。先月末にツーリングで七合目まで訪れて(vol.916)、また足を運びたいな、と思っていた矢先でした。

2014年9月20日土曜日

vol.925 梅原邸(梅原猛の本家)と名鉄歩いて巡拝知多四国

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 今日は南知多町へツーリングに行きました。
 南知多町内海にある梅原邸(梅原猛氏が幼少から青少年期まで住んでいた本家)を見学。
 下の写真がそれで、黒壁の建物は土蔵です。
 

 いつもは閉まっていることから見学できませんでしたが、今日は建物内部を初めて目にしました。
 下の写真が主屋の内部で、別室には梅原氏が使っていた机や将棋盤などが置かれていました。
 

 次に少し走って、如意輪寺へ向かいました。
 下の写真が如意輪寺の境内で、本堂の周囲は名鉄の「歩いて巡拝知多四国」の参拝者たちで溢れていました。
 

 如意輪寺のご住職さまとお庫裏さまに挨拶をして、ご本尊さまや円空仏、弘法さんに手を合わせました。
 いつもは静謐なお寺の境内が賑やかで、歩いて巡拝知多四国の参拝者は2500人になるかもと聞いて、ビックリ。
 下の写真は歩いて巡拝知多四国の参拝者に配布されたコース地図と霊場イラストカードです。
 

 知多半島へ足を運んだことから、いつものように美浜町にあるえびせんべいの里や常滑市にあるめんたいパークとこなめへ立ち寄りました。また、INAXライブミュージアムの窯のある広場・資料館で文化遺産カードをゲット。

 以下は余談。
 このところ不愉快なことが続いていますが、過日(18日)は嬉しいことが重なりました。長谷川公茂先生への感謝と円空さんの御用を勤めることに精進するぞ、と。

2014年9月15日月曜日

vol.924 大津市 三井寺(園城寺)の円空仏

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 今日は大津市を再訪して、三井寺(園城寺)の円空仏に会ってきました。
 下の写真は三井寺(園城寺)の境内で、画面手前のお堂が一切経蔵です。
 

 長谷川公茂著『円空 微笑みの謎』には、「『円空歌集』の中に三井寺を詠む歌が十首ほどあったので、その内容を推測して、同寺を探すと、果たせるかな、一切経蔵の上から見つかった」と記されています。

 前回のツーリング(vol.923)とは違って、往路は水口から国道1号線を走ったことで、栗東や草津へ立ち寄りました。
 大津市に入ると、下の写真にあるように浜大津(大津港)で琵琶湖汽船の外輪船ミシガンを目にしました。
 

 続けて、京阪電車の石山坂本線の併用軌道沿いを走ったり、琵琶湖疏水を眺めました。
 三井寺(園城寺)の参拝後には、近江大橋を渡り、市内で所用(こちらが足を運んだ本来の目的)を済ませ、昼食。そして、帰途に。
 参考までに記すと、例によって、オール下道で、所要時間は10時間半、走行距離は290キロでした。

2014年9月12日金曜日

vol.923 瀬田川洗堰の堰カードツーリング

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 今日は大津市へ行き、瀬田川洗堰を見てきました。
 下の写真の画面奥にある横に並んで見えるのがそれです。
 

 水のめぐみ館アクア琵琶とウォーターステーション琵琶、琵琶湖河川事務所にて、瀬田川洗堰の堰カードとパンフレットをゲット。
 今回のツーリングはダムカードではなく、堰カードで、僕が水のめぐみ館アクア琵琶を訪れた際、受付嬢が不在だったことから、琵琶湖河川事務所の女性職員さんが事務所まで親切に案内してくださいました。この場を借りて、お礼申し上げます。
 水口や信楽、瀬田といった場所は10年ぶりくらいに訪れたことで、胸の中に懐かしさを覚えました。
 信楽を走っていたら、これでもかと言わんばかりの数の狸の置物を目にします。
 下の写真は信楽高原鐵道の信楽駅前にある巨大な狸をあしらった公衆電話です。
 

 道路脇に設置された温度計を見ると、往路の最低気温が14度で、バイクで走っていると、季節はすっかり秋です。
 帰途は蔵王ダムと日野川ダムを再訪して、ダムカードをゲット。
 いつものようにオール下道で、所要時間が8時間半、走行距離が300キロちょっと。

 以下は余談。
 笑って暮らせれたら、一番幸せだと分かっていますが、なかなか難しいですね、現実は。

2014年9月11日木曜日

vol.922 アウトライダー2014年10月号(68号)

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 今日は隔月刊誌であるツーリングマガジン「アウトライダー」2014年10月号(68号)の発売日です。
 下の写真が表紙で、本誌102ページに僕の書いた記事が掲載されています。
 

 取材先である青塚古墳ガイダンス施設のスタッフの皆さまには、大変お世話になりました。この場を借りて、お礼申し上げます。
 下の写真は青塚古墳ガイダンス施設で販売されているグッズのひとつで、古墳消しゴムです。
 

2014年9月9日火曜日

vol.921 一宮円空会に出席しました

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 今日は恒例の一宮円空会に出席しました。
 講義の前に、思いも寄らず、生徒のご婦人方3人から、今月の社会見学先であった養老町のお土産を頂戴しました。
 下の写真はお土産の包装紙で、中身は柿羊羹と鮎甘露煮です。
 

 僕は社会見学に参加できなかったのですが、こうして気に掛けていただけたことが心の底から嬉しいです。
 連日、不愉快な出来事が続く中、僕にとって、手渡されたお土産は、例えるならば「捨てる神あれば拾う神あり」で、ことわざの意味にもあるように「世間は広くて、世の中は様々だから、くよくよすることはない」と感じた出来事でした。
 ご婦人方3人がブログに目を通されることはないと知りつつも、感謝の言葉を記さずにはいられません。

 以下は余談。
 今夜も月がきれいです。
 「月影の いたらぬ里は なけれども ながむる人の 心にぞすむ」(法然上人)
 学生時代、何度も唱和しました。

2014年9月8日月曜日

vol.920 第44回円空学会総会に出席しました

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 前夜の雨が降り止んだことから、昨日は美濃市へ行き、第44回円空学会総会に出席しました。
 下の写真が総会の会場となった善応寺の山門です。
 

 下の写真が善応寺の本堂で、総会に続き、長谷川先生と小島先生による講演、円空仏拝観、昼食となりました。
 

 午後からは同市内にある某所、来昌寺、願念寺の円空仏を拝観しました。
 来昌寺の円空仏は2年前の秋に拝観済み(vol.602)で、お庫裏さまが僕のことを覚えていてくださり、とても嬉しかったです。
 下の写真は願念寺の山門です。
 

 下の写真は願念寺の円空仏で、観音立像です。
 

 今回、初めて参拝した善応寺と願念寺では、例によって、僕が彫った仏像の模刻を奉納しました。
 実を言うと、美濃市へはバイクで足を運ぶことに決めていたことから、雨降りだった場合、遅刻か、いっそのこと、欠席するつもりでした。しかしながら、空が晴れたことで、円空さんが会いに来なさいと呼んでいるかのようでした。
 このところ、というか、昨夜も不愉快な出来事(近隣の騒音)があったことから、こうして円空仏の微笑みを拝んだり、会員の皆さまと楽しい時間を過ごすことができて、僕は慰められました。
 文末になってしまいましたが、総会では多数に亘る関係者の皆さまに大変お世話になりました。この場を借りて、お礼申し上げます。

 以下は余談。
 先週末はいつもお世話になっているバイクショップS-Fourさんにて、TW225Eのタイヤとバッテリの交換等をお願いしました。費用は58757円。一流の整備士であるSさんのおかげで、これからも安心してバイクライフを送ることができます。

2014年9月2日火曜日

vol.919 白川郷合掌造り集落と境川ダムのダムカードツーリング

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 今日は午前中、岐阜県大野郡白川村と富山県南砺市へツーリングに行きました。
 夜明け前、朝霧(朝靄)に包まれながら、国道156号線を北上。
 はじめに白川村にある萩町合掌造り集落を訪れました。
 下の写真がそれで、荻町城跡展望台から合掌造り集落を眺めました。
 

 さらに国道156号線の飛越峡合掌ラインを走って、境川ダムのダム湖である桂湖へ向かいました。
 富山県に入り、打越トンネルを抜けると、下の写真にあるように、境川ダムが目に飛び込んできました。
 

 桂湖沿いを少し走って、ダムカードの配布場所である桂湖ビジターセンターに到着。
 下の写真がそれで、境川ダムのダムカードとパンフレットをゲット。
 

 実を言うと、僕がバイク(TW225E)で富山県を訪れたのは初めてのこと。これまでのダムカードツーリングで足を運んだ場所は愛知、岐阜、三重、滋賀、静岡、福井、石川、長野に続いて、9県目となりました。
 岐阜県へ戻って、司馬遼太郎著『街道をゆく』「郡上・白川街道」で取り上げられている旧遠山家民俗館や御母衣ダムのダムカードを再ゲットすべくMIBOROダムサイドパーク、宗祇水に立ち寄りました。
 下の写真は旧遠山家民俗館です。
 

 例によって、道路脇に設置された温度計を見ると、往路の最低気温は14度で、復路の最高気温が32度でした。
 今回のダムカードツーリングもオール下道で、走行距離が335キロ、所要時間が7時間半でした。

 以下は余談。
 毎日のように不愉快なことが起こるけれど、こうしてバイクを走らせていると、幾らか気分が紛れます。