2018年9月9日日曜日

vol.1707 お礼を言わない子どもたち

 ブログ「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 今日の午前中、某所の集会にて、小学生の女の子たちなのだか、お菓子(今回はチョコレート)をあげても、お礼を言わない。僕には子どもがいないので、うかつなことは言えないけれど、今どきの子どもたちは皆、そうなのかと思ってしまう。
 先に書いておくと、僕としては、子どもたちが笑顔になってくれたら、それでいいと思っているだけで、お礼を言って欲しいわけじゃないし、強要するつもりもない。
 お菓子は子どもたちへ無理にあげている(受け取らせている)わけではないことから、本人も親も欲しくないなら、「いらない」「結構です」と言ってくれたら、それでいいのに、それも言わない。
 子どもたちは無表情で、ただ黙って受け取るだけ。実に寂しい。僕はニコニコと笑顔で、チョコレートを配っていたけれど、惨めな気持ちにさえなった。
 お礼を言わない子どもたちについて書いたけれど、子どものいない僕には発言権はないのかもしれない。もしそうであるなら、日本社会は少子化により社会全体で子育てを、と叫ばれているけれど、僕には何の係わりもないことだ。
 最後に忘れずに書いておくと、お礼を言わない子どもたちについては、子どもは大人を映す鏡だから、原因は僕も含めて、大人たちにあるのだろう。だから僕は、お礼を言わない子どもたちを責めるつもりはない。

 以下は余談。
 このブログでたびたび登場する甥っ子が小学生だった頃、いつも外出先で、お礼の「ありがとう」を、あまりに大きな声で言うことから、隣にいた僕は驚いたことが何度もあったけれど、今から思えば、あれが正しかったのだ。

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