2010年6月25日金曜日

vol.266 前田寛治とジュール・パスキン

 ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 昨日、参議院選挙が公示されました。道路を掘り返して、税金を埋めるような政党には、絶対に投票したくないですね。参院選愛知選挙区では、「減税日本」に投票しようと密かに思っていたのですが…。僕は投票には必ず行きます。

 今日は小牧市にあるメナード美術館で、「パスキンとパリを愛した画家たち」を見てきました。
 荻須高徳や佐伯祐三といった僕の好きな画家の名前があったことから、足を運んだのですが、最も印象に残ったのは、前田寛治の「黒い静物」でした。画面の上半分が真っ黒に塗りつぶされて何もない、といった絵なのですが、不思議と僕の目を引きつけて、離しませんでした。
 ジュール・パスキンについては、正直、よく知りませんでした。パスキンの描いた油絵は、人物画の構図に彼のオリジナルがあるように感じました。若き日に描いた鉛筆画などは、ひと目見て、上手いと感心させられました。最後は自殺したと知り、彼の人生は幸福だったのか、そうでなかったのか、どちらだろうかと考えさせられました。

 「東海・旅の足跡」は東海地区で発売されている月刊誌『バイクガイド』に連載中のツーリング・レポートです。ご一読いただき、ご感想をお寄せいただければ幸いです。

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