2018年4月20日金曜日

vol.1612 『ヨハネによる福音書』第五章(自己解説)

 ブログ「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 前回の更新(vol.1611)からの続きで、『ヨハネによる福音書』第五章について。

 五 さて、そこに三十八年のあいだ、病気に悩んでいる人があった。

 いったい何の病気なのかは分からない。「盲人」なのか、「足なえ」なのか。
 単純に考えると、38歳以上の、現代ならば、中年男性ということになる。ならば、彼を自分自身と仮定して、次に続くエピソードを読み進めたならば、人の振り見て我が振り直せ、と諭されているような気がするのは、きっと僕だけではないはずだ。

 一四 そののち、イエスは宮でその人と出会ったので、彼に言われた。「ごらん、あなたはよくなった。もう罪を犯してはいけない。何かもっと悪いことが、あなたの身に起こるかもしれないから。」

 彼の未来はいったいどうなったのであろうか。

 三九  あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。
 

 『聖書』の中に答え(「永遠の命」)はない。イエスその人こそが答えであるから、と。仮に答えがあるとしたら、それは一人ひとりの人の中に、そして僕の中にもあるのだと、イエスは教えてくれている。なんとありがたいことだろう。

 以下は余談。
 昨年末の更新(vol.1546)で、今、読んでいるお気に入りの漫画について書きました。『別冊マーガレット』に連載中の安藤ゆき「町田くんの世界」(集英社)と『ベツコミ』に連載中の八寿子「こんな未来は聞いてない!!」(小学館)が最終回でした。両作品とも途中、ストーリーに凄く引き込まれて、楽しみに読んでいました。『ココハナ』に連載中の森本梢子「アシガール」(集英社)は果てしてどんな結末になるのか。

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