2018年6月26日火曜日

vol.1673 千面菩薩の薬師如来像を彫りました

 ブログ「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 連日、更新している『聖書』とブルトマンの著作に関する話題が不評である。それはもちろん、僕の筆の力不足が原因だ。けれども、いつぞやの更新(vol.1557)でも書いたように、もう誰も読んでくれなくてもいい。自分が書きたいことを書くだけだから、清々しい気分、この上なし。僕の言葉が届くべき人には、ちゃんと届いているはずだからと、そう確信している。
 唯一の心残りとしては、別のところにも書いたように、「(今現在、そして、きっと未来においても)読んだ感想を誰とも話し合えないのが、何とも寂しい。学生時代ならば、恩師のK先生と、そうした会話が弾んだはずなのに」ということ。ことブルトマンの記述に関しては、かなり高度で、高級なこと(大学の講義内容程度)を書いているつもりだけれども、どうにも伝わっていないらしく、冒頭にも書いたように、僕の筆の力不足が原因だ。
 前置きがいささか長くなってしまった。さて、本題に入ろう。
 今日の午前中は千面菩薩の薬師如来像を彫りました。
 下の写真がそれで、母親が病気の我が子を看病して、慈しむ心を、像の(顔の)表情に託して、彫りました。
 

 画像をクリックした後、ダウンロードして、像の(顔の)表情をアップでご覧いただければ、微笑んでいるのが手に取るように分かるはずです。
 薬師如来像の他にも、以前の更新(vol.1663)で触れた迦楼羅像は既に発送済みで、さらにその続きです。
 

 以下は余談。
 昨日の午後は長谷川公茂先生に随行して、円空仏の写真撮影のお手伝いをしました。
 その後、下の写真にあるように喫茶店にて、楽しい円空談義で、幸せな時間を過ごしました。
 

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